「ホ・オポノポノの効果的なやり方が知りたい」と思っていませんか?
ホ・オポノポノは、ハワイに伝わるとても簡単なセルフクリーニング方法です。
ネイティブハワイアンの問題解決の知恵であり、現代ではその思想は世界的にも広く取り入れられています。
今回は、ホ・オポノポノとは何か? をはじめとし、以下5つのことを解説します。
最後までお付き合いいただくことで、ホ・オポノポノの教えを正しく理解することができ、とてもシンプルなやり方でセルフクリーニングを行うことができるようになりますよ。
動画の解説もありますので、ぜひご覧くださいね。
ホ・オポノポノとは
まずはじめに、ホ・オポノポノとは何か? について解説します。
ホ・オポノポノとは、ネイティブハワイアンの伝統的な解決法や考え方のことを意味します。
ホ・オポノポノの教えのベースは「今、目の前で起きている現実は100%自分の記憶(潜在意識)が現実化したものである」というものです。
1958年に発刊されたマリー・カウェナ・プクイによる著書が実践法の始まりと言われています。
その後、ハワイ伝統医療のスペシャリスト「モーナ・ナラマク・シメオナ女史」が、現代社会で活用できるようにアレンジした「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」を発表しました。
セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノとは、「ほんとうの自分を知る」という意味です。
モーナの没後は、弟子のイハレアカラ・ヒューレン博士によって継承されています。
ホ・オポノポノが世界で共有される最大の目的は、「この地球上に人間として生を受けたことの個人的な意味」をより豊かに理解し、さらなる気付きへと歩みを深めること。
現在では国連、UNESCO、WHO(世界保健機関)やハワイ州立大学をはじめ教育の場でも紹介されているのですよ。
ホ・オポノポノ最大の効果は「手放す」
ホ・オポノポノの最大の効果は「手放す」ということです。
人が抱える問題や悩みの原因の多くが潜在意識と関係しています。
セルフクリーニングや心の浄化方法として用いられるホ・オポノポノは、潜在意識にあるさまざまな情報や必要のない思考を手放すことにとても有効なのです。
ここからはホ・オポノポノの効果として「潜在意識によってもたらされる思考を手放す」ということについてご説明します。
手放す=クリーニング
ホ・オポノポノでは手放すことを「クリーニング」「消去」と言います。
ホ・オポノポノの4つの言葉(※後述する「正しいやり方と大切な4つの言葉」で説明しています)を言い続けることで、自動的に潜在意識の中の不要な記憶が消去することができるのです。
「消去しよう」「手放そう」と努力したり、意識したりする必要はありません。
ホ・オポノポノをやる上で一番大切なのは、色々な感情や思いを入れないことです。
心の中にはさまざまな感情がありますよね。
これまで経験してきた過去や傷ついた場面、相手……など、人それぞれさまざまな経験が潜在意識を作り上げています。
例えば、憎しみや恨みなどのマイナスな感情は執着を生み、心を縛り付けてしまいます。
とても傷ついた恋愛のトラウマがあれば、「忘れよう」としますよね。
しかし、忘れようとすればするほど、過去を思い出して悲しい気持ちになってしまいます。
執着は「手放す」とは反対の「固執する」ということですから、手放そうとして逆にギュッとつかみ続けている状態です。
それでは苦しみは消えません。
ホ・オポノポノは、「我」や「エゴ」を入れずに、ただ自動的に繰り返すだけで良いのです。
人は生まれた時はまだ人生経験がなく、本来ゼロの状態の潜在意識。
それが生きていくうえでのさまざまな経験によって、記憶が溜まっていき、なにかを考えたり判断するときの基準や材料になっていきます。
ホ・オポノポノはその潜在意識によってもたらされる思考を手放すことによって、本来のゼロに戻り、内なる智慧(ひらめきなど)を自分の中に素直に入れる方法なのです。
手放すとどうなるのか
潜在意識にある不要な情報や不要な思考を手放すことで、心に余裕が生まれます。
荷物がたくさん入ったクローゼットを思い浮かべてください。
不要なものを処分すると、新しいスペースができ、他のものを収納することができますよね。
私たち人間の心にも同じことが言えます。
不要な情報や不要な思考を手放して生まれた新たなスペースには、新しい経験や内なるひらめき、直感などが入ってきます。
ホ・オポノポノをやり続けることで、水槽の水を絶えずきれいにする浄化装置のように、絶えず入ってくる記憶をクリーニングし続けることができるのです。
人は生きている限り、無限に記憶が入り続けます。
不要な情報や不要な思考を手放し、クリーニングすることで、新たなものを吸収することができるようになるのですよ。
自分の記憶を手放せば周りもクリーニングできる
ホ・オポノポノの思想は「自分の周りで起こることは100%自分の責任」です。
つまり、すべての事柄、事象はつながっていて、自分の目に映るどんなことも、自分が招いたこと、自分が作りだしている世界ということです。
それなのに自分の記憶を手放すだけで、どうして周りも変わるのか? と疑問に思いますよね。
潜在意識下ではみんな繋がっている、ひとつである、という思想があります。
だから、自分の潜在意識をクリーニングすれば、周りも潜在意識から変わっていき、自分の目に映る人の顕在意識も変わっていく、という理論です。
ホ・オポノポノでは「自愛」を大切にしています。
自己中心的というのではなく、自分をまず愛するということです。
例えば、目の前に苦しんでいる人がいて、それを助けようとしてもうまくいかない……という場面があるとします。
ホ・オポノポノでは、そんな時でもまずは自分を愛することに集中することが大切だと言っています。
「他人を喜ばせるより、まず自分を第一に喜ばせる」
自分(の潜在意識)をまず愛し、クリーニングすることで、すべての問題も愛され許されて、自然に解決するという考え方です。
目の前で身動きが取れないほど困っている人や苦しんでいる人がいたら、まずは自分の潜在意識をクリーニングするのです。
そうすることで、自分の周りの世界が少しずつ変わり始め、目の前にいる苦しんでいる人も少しずつ変わっていきます。
「自分の潜在意識をクリーニングする=他人の潜在意識もクリーニングする」ということに繋がっているのですよ。
ホ・オポノポノは引き寄せの法則と似てる?
ホ・オポノポノとよく似ている考え方に「引き寄せの法則」がありますが、両者には明確な違いがあります。
ホ・オポノポノは、問題解決のための方法です。
一方引き寄せの法則は、願いをかなえるための方法です。
ホ・オポノポノとは自己の記憶だけでなく、この世に存在するありとあらゆる記憶をクリーニングすることで、今目の前に起こっている問題を解決する効果があります。
それに対し引き寄せの法則は、願いを思い続けることによって潜在意識の書き換えをし、願いを叶えるという効果があります。
ふたつのやり方に共通するのは「繰り返し行い潜在意識を動かしていくこと」ですが、目的によって使い分けることをオススメします。
ホ・オポノポノの正しいやり方と大切な4つの言葉
ホ・オポノポノは、「12のステップ」と言われる厳密な祈りの言葉があります。
しかし、ホ・オポノポノは繰り返し続けることが大切なので、ここではシンプルな4つの言葉を使用するやり方をご紹介します。
簡易的だからといって、効果がないわけではありません。
セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノで提唱されるホ・オポノポノのやり方では、4つの言葉を使用します。
【ホ・オポノポノで使用する4つの言葉】
- ありがとう
- ごめんなさい
- 許して下さい
- 愛しています
4つの言葉は、恋愛、仕事、人間関係、子育て、お金や健康など、様々なことを自分一人の力で癒していけるメソッドです。
この言葉を繰り返し言うことで、潜在意識(記憶)のクリーニング=消去を行います。
セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノは、何度でも自分の記憶を消去することで、問題を解決する方法です。
本当に、このシンプルすぎる4つの言葉だけで潜在意識がクリーニングされるのだろうか? と疑問に思いますよね。
しかし、この4つの言葉こそ、普遍的でシンプルなだけに奥が深く力があり、人生のどこかの時期で拗ねてしまった、自分の中の幼い自分―インナーチャイルドを癒す効果があると言います。
大切なのは繰り返し繰り返し、行うことです。
ちなみにホ・オポノポノでは、このインナーチャイルドのことを「ウニヒピリ(Unihipili)」と呼んでいます。
ウニヒピリとは、ハワイのシャーマンたちによって定義されている低位な自己のことです。
- 上位な自己、アウマクア(Aumakua)
- 中位な自己、ウハネ(Uhane)
- 低位な自己、ウニヒピリ(Unihipili)
このようにハワイのシャーマンたちは、潜在意識の中に眠る自己を3つの段階に分けています。
そして、ホ・オポノポノによってクリーニングするのは、低位な自己であるウニヒピリ(=インナーチャイルド)なのです。
ホ・オポノポノの効果を高めるクリーニングツール
ホ・オポノポノは、4つの言葉を唱えるだけですべてがうまくいくとされていますが、効果を高めるためのクリーニングツールが複数存在します。
4つの言葉とあわせてクリーニングツールを使用することで、より効果的にクリーニングすることができるので、試してみてくださいね。
クリーニングツール1.ブルーソーラーウォーター
ホ・オポノポノを実践するのなら、ブルーソーラーウォーターを飲むのがおすすめです。
ブルーソーラーウォーターはホ・オポノポノから生まれたもので、潜在意識をクリーニングする力を持っています。
そのためホ・オポノポノとは相性が抜群に良く、実際にハワイでも、ホ・オポノポノを実践する人が補助として飲むこともあるものです。
ちなみにブルーソーラーウォーターは、水道水、青いビン、プラスチックやコルクの蓋、の3つさえあれば、自分で簡単に作ることができます。
クリーニングツール2.アイスブルー
ホ・オポノポノのクリーニングツールで、女性に人気があるのがアイスブルーです。
アイスブルーとは、霊的・物理的・経済的・物質的な痛みの問題・痛ましい虐待に関する記憶をクリーニングするためのツール。
特に、肉体的・精神的に痛みを伴う経験を持った人におすすめです。
アイスブルーを用いるやり方はとても簡単です。
【アイスブルーのやり方】
「アイスブルー」と心の中で唱えてから植物に触れる
植物に触れることで、植物のエネルギーが嫌な記憶を消去してくれると言われています。
また、アイスブルーとは氷河の水の色のことを意味し、痛みを緩和したり、感情を鎮めてくれる効果があるとされています。
身近な人の心が傷ついている場合にも「アイスブルー」と唱えるだけでも効果があるので、ぜひ試してみてくださいね。
ホ・オポノポノでよくある好転反応5つ
ホ・オポノポノを実践すると、身体に好転反応が起こることがあります。
好転反応とは、あなたの潜在意識が良い方向に変わろうとするさいに起こる、小さな身体の異変です。
好転反応が起こることで、何か悪いことが起こっていると勘違いして、ホ・オポノポノを中断する人も多いですが、好転反応は悪いものではありません。
むしろ、良い変化が起こっているというサインなのです。
つまり、ホ・オポノポノで今まさにあなたが変わろうとしているところなのですから逆に中断してはいけないタイミングだということ。
ここからは、ホ・オポノポノでよくある5つの好転反応についてご紹介します。
- 体調不良
- 気分の落ち込み
- 突然の別れ
- 嫌なことが起こる
- つらい記憶が蘇る
好転反応が起こってきたら、うまくいっている証拠なので、ホ・オポノポノを続けてください。
そうすることで、ホ・オポノポノをうまく実践することができるはずです。
ただし、症状が重かったり、長期間に渡って続いたりする場合は、好転反応ではない可能性が高くなります。
その場合は、身体の調子を崩しているかもしれませんので、病院へ行くようにしてくださいね。
好転反応1.体調不良
ホ・オポノポノで一番みられる好転反応が、軽い眩暈や軽い頭痛、吐き気などといった一時的な体調不良です。
ぐるぐると回る感じがして眠れなくなる……という人もいます。
ホ・オポノポノを行い、クリーニングすることで、体の巡りも変化します。
デトックスを想像するとよくわかるかもしれません。
デトックスとは、身体にある悪いものを出すことを意味しますよね。
ホ・オポノポノで手放しやクリーニングをするということは「浄化」をするということ。
浄化の好転反応として、体調の変化が起きやすいのですよ。
好転反応2.気分の落ち込み
イライラしたり、気分が落ち込むことも、好転反応としてよくみられます。
体調不良の項目でも言いましたが、クリーニングすることによる心のデトックスだと考えれば、自然かもしれません。
さまざまな感情が表に出てくるということは、手放す準備ができているということです。
「不要なものを手放しているサインかな」と受け止め、ホ・オポノポノを続けていきましょう。
好転反応3.突然の別れ
ホ・オポノポノを行うことで、潜在意識がクリーニングされますよね。
これまで魅力的に思えた人や自分に必要だと思っていた人も、もちろん変化します。
その中で、親しい人との突然の別れを経験する人もいるかもしれません。
スピリチュアルでは、魂と魂の出会いには意味があり、その役目を終えると自然と離れると言われています。
もし、ホ・オポノポノで大切な人との別れを経験しても、「出会いの役目を終えたのかな」と受け入れてみてください。
あなたにとって必要な人は、呼び寄せなくても巡ってきます。
別れに執着しないように気をつけてくださいね。
好転反応4.嫌なことが起こる
スピリチュアルな好転反応には「嫌な出来事」は結構つきものです。
というのも、元々私たち人間は「大きな変化を嫌う」性質を持っているからです。
大きな変化をすると、安全を確保できないリスクがありますよね。
「今の状況で十分安全なはずなのに、どうして変化しようとしているんだ!」と、潜在意識がストップをかけているのです。
変化することへの危険性を伝えるために、嫌な出来事が起き、変化することを止めようとしてきます。
嫌な出来事が起こった時は、変わりはじめのサインと言ってもいいかもしれませんね。
好転反応5.つらい記憶が蘇る
ホ・オポノポノを実践しているとつらい記憶が蘇ることがあります。
長い間付き合ってきた潜在意識ですから、過去の記憶が蘇ってくることは別に不思議なことではありません。
つらい記憶はあなたが執着しているものと言ってもいいでしょう。
潜在意識から、そのつらい記憶が離れていく様子を想像してみましょう。
つらい記憶を手放す時がきたサインです。
想像しながら、ホ・オポノポノの4つの言葉を唱えてみてください。
ホ・オポノポノ実践者の体験談
ここからはホ・オポノポノを実践して、本当に起きた体験談をご紹介します。
実際の体験談を知ることで、ホ・オポノポノの「なぜクリーニングが必要なのか」「自分に起きているすべてのことは、自分自身に100%責任がある」という考え方も分かると思います。
ホ・オポノポノで交通事故の被害を回避したKさんの事例
高校生のお子さんが、自転車で車と軽い接触事故を起こしてしまったKさん。
お子さんの自転車のブレーキと、車のドアミラーが擦れた程度のことでしたが、相手は修理代を請求するから親に知らせるようにと言ってきたそうです。
困ったKさんは、知り合いの警察官に相談し事情を説明したら、自転車対車だし、車が100%悪いということが分かったそうです。
それで、後日警察に立ち会ってもらい、Kさんの奥さんと相手側のご夫婦とで現場検証をすることになったのですが、駆け付けた警察官はなぜか自転車の方が悪いとしたのだそう。
警察が帰った後も相手側から居丈高にののしられ、人間性まで否定するようなことを言われて、Kさんの奥さんは悔しいやらショックやらで、放心状態で笑顔も消えてしまったそうです。
Kさんは、奥さんを元気づけようと、奥さんにメールで、ホ・オポノポノのやり方を教え、実践するようにと言いました。
- ありがとう
- ごめんなさい
- 許して下さい
- 愛しています
の4つの言葉ですね。
すると、不思議なことにそれから3日経っても修理代の請求の連絡が来なかったとのこと。
奥さんがどうしたのかと、相手側に電話してみると、もうすぐ車検だし、自分たちで修理するということで、請求を取りやめたそうなのです。
つまり、請求は来ませんでした。
奥さんは、ホ・オポノポノを実践した時に、こんな風に思ったそうです。
「与えたものが帰ってくると思ったら、相手を憎んでいることが怖くなった。
そうしたら、許そうと自然に思えるようになった。」
人は嫌なことがあると、ついつい相手に腹を立てて相手を傷つけるようなことも平気で言ったりしてしまいますが、宇宙の法則には、与えたものが自分に返ってくるブーメランの法則や、同じ波動を引き寄せる引き寄せの法則があります。
奥さんは今回それを実感したというのです。
すべては自分と繋がっていて、それを学びと取って相手を許したり、謙虚な気持ちで受け取るか、憎しみや他人のせいにして悪い波動を出し、自分に引き寄せてしまうかで、人生も変わってしまうという教訓のようなお話でしたね。
依存症家族のネガティブな連鎖から素晴らしい世界になったFさんの事例
Fさんの家庭は、親戚や、父親の会社の住み込みの職人がひとつの屋根の下で暮らす大所帯。
父親はアルコール依存症で毎晩自分の親兄弟と乱闘を繰り広げ、母親は家族のために自己犠牲を払っているストレスから、Fさんを小さなころからひどく虐待していたそうです。
本来なら愛されて安心の基盤を作るはずの子ども時代を、お母さんから存在を否定され続けて成長したFさん。
そんなFさんは自分の感情をなくしてしまい、自分の存在を不必要なものとして育ってしまいました。
家庭に救いを求められないFさんは、思春期になると宗教にのめりこみ、成人してからは仕事にのめりこみます。
そして最終的にホ・オポノポノを実践する専門家に出会うのです。
そこでホ・オポノポノを学んで実践していくうちに、自分の必要のない記憶を消去し、自分を愛せるようになりました。
すると、不思議なことに周りも変わり始め、あれだけ虐待をしていたお母さんが自分の生きがいを見つけ、Fさんにいたわりの言葉さえかけるように。
また、酒乱だったお父さんや親族も、ただの仲良しの大酒飲みになり、仲の悪かった自分の夫とも良い関係が出来ているとのことです。
自分が変わると周りも変わる……不思議な現象ですが、本当にすべてはひとつで繋がっているのですね。
人間の行動はすべてが記憶の再生だから、消去しなければならない、という考えも、この事例で表されています。
ホ・オポノポノの継承者ヒューレン博士の事例
ホ・オポノポノの継承者、ヒューレン博士も、自身の著書で事例を挙げています。
私のところには病気による悩みを抱えた方も見えますが、私は相談者にクリーニングを勧めるだけではなく、私自身の潜在意識の中にある「この人は病気だ」という記憶もクリーニングを通して消去します。
なぜなら、その相談者は顕在意識の中では、病気の相談で私のもとを訪れたと思っていても、実際には私の潜在意識の中に自分の病気の原因となる記憶があることを知っていて、私にクリーニングする機会を与えてくれたのです。
―引用元:『たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え』イハレアカラ・ヒューレン著
少しわかりにくいのですが、ヒューレン博士は「相談者が病気なのは私のせいである」と言っています。
そして実際、ヒューレン博士が自分をクリーニングすると、患者さんが良くなったとのこと。
ホ・オポノポノでは、悪い記憶だけでなく、良い記憶も消す必要があるという考えで、良い記憶は執着心を生み出してしまうからだそうです。
確かに人は、いつまでも過去の成功にしがみついたりしますよね。
過去の成功にしがみつくと、自由でなくなるし、そこにい続けたくなり、更なる前進ができなくなるからかな、と思います。
ヒューレン博士の著書の中でも、特におすすめなのは『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』です。
「ホ・オポノポノについてもっと詳しく知りたい!」という人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
ーイハレアカラ・ヒューレン 著
【まとめ】ホ・オポノポノは言葉で自分の意識を変えていくもの
ホ・オポノポノの教えは「今、目の前で起きている現実は100%すべてが自分の記憶(潜在意識)が現実化したものである」というシンプルなものです。
そして、ホ・オポノポノのやり方は、「ごめんなさい」「ありがとう」「許してください」「愛しています」を繰り返し唱え続けるだけ。
特に感情を込める必要もなく、難しい理屈もいりません。
むしろ、溢れ出てくる感情への執着を手放すことを意識することが大切です。
ホ・オポノポノを続けることで、1秒間に100万個も立ち上がってくる記憶をクリーニング=消去し、潜在意識をゼロの状態に戻すことができます。
クリーニングによって潜在意識が変われば、自然と現実も変化します。
ホ・オポノポノは、シンプルながらも「自分の心を自分で癒していける真のメソッド」であることが分かります。
ちなみに、仏教の色即是空。
意味は「目に見えるどんなものにも色がついているが、目に見えない空気や時間などは色がついていない。実体のないものは常に変化しているもので、無ではない。すべてのエネルギーは刻々と姿を変えている」という意味です。
また、有名な斎藤一人さんの天国言葉「自分をゆるします(緩ます)」「もっと、そのままの自分を愛します」は、両方とも自分を緩ませて執着や「負の遺産」を手放し、どんな自分でも愛するという意味だそうです。
色即是空、天国言葉。
ホ・オポノポノも言葉は違っても、なにか共通するものがある気がしませんか?
刻々と姿を変えるエネルギーや負の遺産を手放してクリーニングすれば、より良い世の中になることは間違いないでしょう。
もし、ホ・オポノポノを実践してもなかなかうまくいかない……という場合は、潜在意識にある「変化に対するブロック」が強すぎるのかもしれません。
私たちは生きていく中でさまざまな経験を積み、さまざまな情報が潜在意識には積み重なっています。
その積み重なったブロックを一つずつ、外していく必要があるので、ホ・オポノポノも「繰り返し行う」ことが大切なのです。
潜在意識はクリーニングし、書き換えることができます。
現在未知リッチで無料配信中の「潜在意識で人生を書き換えるメール講座」では、3000人以上の潜在意識を書き換えてきたプロの心理セラピストである西澤さんが主催するメール講座で、潜在意識について学ぶことができます。
ホ・オポノポノに深く関係のある潜在意識について学んでみたい方は、ぜひ下この機会に登録してみてくださいね。
⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?
繰り返しになりますが、まず「自分を愛す」「自分が変わる」こと。
ホ・オポノポノを実践することで、見えてくる世界が少しずつ変化するはずですよ。
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