チャネラーとは、高次の霊的存在や宇宙人などと交信をする人のことです。
20世紀後半に生まれた宗教的な思想であるニューエイジ運動の中でチャネリング(高次的な存在と交信)という言葉が生まれ、そのチャネリングを行う人をチャネラーと呼びます。
チャネリングによる交信相手は、宗教や思想によってさまざまです。
たとえば神秘を追い求める神智学では、交信する相手のことをマハトマと呼んでいます。
もしくは、天啓という形で神の言葉を受け取り、フランスを救ったことで有名な聖女ジャンヌ・ダルクなどの偉人も、チャネラーであると言えるかもしれません。
また、日本では一般的にチャネラーのことを霊媒師、霊能者のようなものだと捉えていますね。
霊媒師と聞くと、普通の人には見聞きできない霊的な存在からのメッセージを受信する、またはコミュニケーションをする、というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
いわゆる見えない存在とコミュニケーションを取るための特殊な力をもった人、またはスキルを持った人ですね。
そう考えると民俗学で言うシャーマン(シャーマニズム)もチャネラーと呼べるでしょう。
シャーマンは、死者や神と交信をする存在です。
このように、チャネラーという存在は、世界各地に色々な形で存在しています。
しかし一方で、なんの能力も持たないのにチャネラーを語る詐欺師や、低次元の存在としか交信できない偽物も蔓延しているのです。
そこで今回は、そんなチャネラーについて、スピリチュアル方面から色々とお話をしていきます。
スピリチュアルとチャネラーは切っても切り離せない関係です。
ぜひ読み進めていただき、本物のチャネラーがどのような存在なのかを知ってください。
波動とインチキなチャネラーのお話し
ちょっと話が変わりますが、この世には色々な波動があります。
高次の波動、低次の波動と言う言葉を聞いたことがあると思います。
チャネラーはこの波動と同調してメッセージを受けたりするのですが、低次元の波動と仲良しになっている人もいるので注意が必要です。
波動をキャッチするのは、ラジオと似ています。
ラジオは、聞きたい番組の周波数に合わせることでその番組の情報をキャッチできますよね。
チャネラーと呼ばれる人も、周波数を合わせることで情報を取り入れることが出来ます。
このように意識的にチャネリングが出来る状態の人ことをチャネラーと呼びます。
高次の周波数から情報を得て、人に伝えます。
ただし、宗教的な指導者や、英知の持ち主として自分を売り込むような人は、個人としての責任を自分以外に委ねて放棄し、権威に依存するような人を引きつけます。
注意しなければならないのは、こういった人が、集まってきた人達をコントロールすることで自己顕示欲や権力を誇示する虜になってしまうということです。
自分はチャネラーだと言っている人達の中にはこういうインチキな人もいるので気を付けなければなりません。
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占い師は詐欺師なのか?インチキ占いのトリック暴露
2つのタイプの(本物の)チャネラー
チャネラーには2つのタイプがあると言われています。
1.コンシャス・チャネリング
コンシャス・チャネリングとは、意識を持った状態で行われるチャネリングのことです。
チャネリング中に何があったのか、チャネラー自身も知ることが出来ます。
彼らコンシャス・チャネリングを行うチャネラーの中でも、チャネリングのやり方はさまざまです。
- 自動書記を行う
- 直接高次元の存在の声を聴く(声のチャネル)
- 脳内に明確な映像が送られてくる(ヴィジョンのチャネル)
このように、さまざまな形でメッセージを受け取り、私たちに分かるように伝えてくれるのがコンシャス・チャネリングを行う本物のチャネラーなのです。
2.アンコンシャス・チャネリング
アンコンシャス・チャネリングとは、いわゆるトランス状態に入って行うチャネリングのことです。
そのため、チャネラー自身はチャネリング中に何が起こっているのかを覚えていません。
日本ではイタコや霊媒師などが、このタイプに当たります。
そのため、チャネリングを信じていない人達からは、「宇宙イタコ」とバカにされてしまうこともあったようです。
しかし、実際にアンコンシャス・チャネリングによって人々の助けになった人物もいます。
エドガー・ケイシーという名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、彼もトランス状態時にアカシックレコードとつながり、以来チャネリングによって治療をしていた診断家でした。
※アカシックレコードについての詳細は
「誰でもできる!天才ダリに学ぶアカシックリーディングの意味と方法論」
の記事を読んでみてください。
ケイシーは保険のセールスマン時代に咽頭を壊し、声が出なくなりました。
その治療のために行われた催眠療法中に別の人格が現れ、治療法を教わります。
この治療法を実践すると症状が消えたのです。
このチャネリング方法で他者への疾患の治療法も答えることが出来ました。
世界的に有名な本物のチャネラー
世界には、有名なチャネラーがたくさんいます。
- ジェーン・ロバーツ
- ジュディス・ゼブラ・ナイト(ゼブラは自分でつけ足したあだ名です)
- ケビン・ライアーソン
- ジャック・パーセル
- ダリル・アンカ
中でも「ダリル・アンカ氏」は、日本のスピリチュアル業界でもかなり有名なチャネラーです。
彼は、オリオン座近くの惑星エササニに住むバシャールという高次元生命体とコンタクトをとり、その言葉を私たちに伝えてくれます。
バシャールの言葉は、今の私たちにとってとても重要なことを教えてくれるものです。
バシャールについては、別の記事でまとめていますので、どんな言葉を伝えてくれているのか、1度確認してみてください。
⇒バシャールとは?高次元的存在からのメッセージを解説【名言まとめ】
このように、人類全体に向けて本当に大切なことを伝えてくれるチャネラーもいます。
とくに高次元な存在と交信できるチャネラーは、私たちにとって必要な存在なのです。
実はあなた自身もチャネラーです
チャネリングすることによって、ガイド(ここでは高次の自分、ハイヤーセルフやアカシックレコードの総称として使います)とつながり、情報を得るのがチャネラーですが、実は本来誰もがチャネラーなのです。
例えば、あなたの体の右手と左手を想像してみてください。
右手があなた、左手がガイドです。
右手であるあなたは、全てを知っている存在である左手(ガイド)から情報を得たいと思い、チャネリングをします。
右手(あなた)は左(ガイド)に質問をし、左手は右手にいろんなことを教えてくれました。
右手であるあなたは、チャネリングによって自分が右手だったことを知り、左手がガイドであることを知ります。
そして、右手も左手も、同じ体だということも思い出します。
つまり、あなたはガイドであり、ガイドは大いなる存在、魂の源であり、あなたが質問しているのは高次のあなた自身であり魂の源、アカシックレコードなのです。
※高次の自分については
「ハイヤーセルフとつながる4つのコツと3つの方法」
をご参照ください。
チャネリングの方法は『(チャネリング_方法)』を参照していただきたいのですが、日常のなかでも問いを投げかけ、アンテナを張っていることで答えをキャッチできるようになります。
正しい答えをキャッチするコツは、リラックスして不安や恐れを手放すことです。
エゴを抱えたままキャッチする答えは、正しくないかもしれません。
理屈で考えて受け取った答えをジャッジすると、あなたを間違えた方向に導いてしまうこともあるかもしれません。
大いなる存在はいつもあなたの味方で、あなたを愛し、守ってくれています。
だからあなたは安心して、自分の心の声を信じてください。
続いて、よりよい人生のためにこちらの記事もどうぞ↓
「引き寄せの法則に失敗する人=執着を手放すことができない人、の法則」
未知リッチ
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