アバンダンス(Abundance)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
アバンダンスとは豊穣、大量、多量、豊富、
あり余るなどを意味する言葉で、
Abund(満ちあふれている)という動詞の派生語です。
これから、
について、アバンダンスを活用して幸せになる方法を具体的にご説明していきます。
アバンダンスとは?誤解されがちなアバンダンスの本当の意味
アバンダンスとはお金だけに特化した意味ではなく、
全ての豊かさ、人生の豊かさを意味します。
人生の豊かさと聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
預金が沢山あること?
豪華で大きな家?
海外旅行に頻繁に行く事?
よく引き寄せで、「お金を引き寄せたい」という人がいますが、
本当にお金が欲しいのでしょうか?
お金は物質と交換するものですが、「お金が欲しい」人は、
お金自体が欲しいわけではなく、お金と変えたい目的のもの・・・
家だったり車だったり豪華な食事だったりが欲しいのですね。
つまり、お金そのものが欲しいわけではないのです。
実はお金の先にある、豊かさが欲しいのです。
アバンダンスとは全ての豊かさと言いましたが、
では全ての豊かさとはいったい何でしょう?
物質が沢山あれば、もちろん豊かには違いありません。
しかし物質以外でも、豊かさを感じることは沢山あります。
例えば家庭での一家団欒。家族そろって食卓を囲み、
食卓には決して贅沢ではないけれど、
お母さんの心のこもった、美味しそうな料理が並んでいます。
家族それぞれが今日あったことを話し、
楽しく笑いながら和やかに食事をしている時、
何とも言えない幸せを感じませんか?
アバンダンスとはまさにそういった豊かさのことなのです。
他にも、山へハイキングに行って長時間歩いた後、ついに頂上に立ち、
清々しい空気を肺いっぱいに吸い込み達成感を味わうとき。
この達成感もひとつのアバンダンスですね。
自分の可愛いペットと無心になって遊ぶとき。
楽しさもアバンダンスです。
コーラスで大勢のメンバーの声がぴったりと合い、一つのハーモニーになるとき。
一体感による幸せ、充実感もアバンダンスです。
感動するヒューマンドラマを見て涙を流したとき。
感動も、もちろんアバンダンスですね。
私たちは嬉しいことや楽しいことを経験し、
心から感動したり感情を突き動かされたりすることにこそ、
豊かだという価値を見出します。
アバンダンスとはそういった内的な経験という豊かさの総称です。
お金は内的な経験を実行するための手段であり、
行動するためのエネルギーとも言えます。
お金をいくら稼いだら、自分の好きなことをしよう、
お金がたまったら会社を辞めて自分の好きなことを仕事にしよう、
という人はよくいますし、実行している人も沢山います。
自分の好きなことをするために一生懸命我慢し、努力する。
それってなんだかおかしいと思いませんか?
本当のアバンダンスとは、苦痛や苦労を伴いません。
苦痛や苦労もある意味ではアバンダンス・・・豊かさといえなくもありませんが、
それは嬉々としてする場合のみです。
嫌々することはアバンダンスとは程遠いですよね?
引き寄せを使うと、アバンダンスをより早く願望を実現できます。
お金がたまったら行動するのではなく、
行動するからお金がついてくる。
まるで逆の発想ですが、それがアバンダンスの流れに乗るということなのです。
もしお金がたまる前に願望が実現できたら、いいと思いませんか?
では、アバンダンスの流れに乗る仕組みを、これからお教えしますね。
アバンダンスの流れに乗るためにすべき4つのこと
あなたが本当の豊かさであるアバンダンスの流れに乗るために
やるべきことは次の4つだけです。
1.執着を手放す
2.スペースが出来る
3.行動する
4.アバンダンスが流れ込んでくる
具体的にどういうことか、ご説明します。
「引き寄せの法則に失敗する人=執着を手放すことができない人、の法則」
の記事でも少し触れましたが、
執着を手放すと、執着で埋められていた自分の中にある心のスペースが空きます。
執着にしがみついているときは心が狭くなり苦しいですが、
執着がなくなると気持ちがリラックスし、
本当に自分の欲しいものが見えてきます。
自分の好きなこと、考えただけでワクワクするような事柄です。
それは人によってさまざまです。
動物と接することが何より好きな人や、
サーフィンをすることが三度の飯より好きな人もいるでしょう。
そして自分の願望をかなえるための行動をすると、
心の空いたスペースにアバンダンスが流れ込んでくるのです。
繰り返しますが、アバンダンスとはお金や経験など全体の豊かさです。
以下に具体例をあげましょう。
これはアバンダンスプログラムというワークを実行した人の例です。
彼女はもともと高級ブランドバッグが欲しかったのですが、
プログラムを始めて早い段階で、周りと合わせるためや見栄のために
バッグが欲しかったのだと気づきました。
プログラムを初めて数日後、
何故バッグが必要なのかという疑問が沸いてきたのです。
そしてバッグを買う代わりに旅行に行き、
心ゆくまで贅沢な時間を楽しみました。
自分の内側を潤す、心を豊かにするという
アバンダンスが流れ込んできたのです。
「”見栄”という執着を手放す→アバンダンスが流れ込む」
という流れが、なんとなく分かりますか?
彼女は次に自分のしたいことは、「音楽」だと気づき、
自分で曲を作ってネットで流したのです。
その後仕事を辞めると、急に音感が良くなったそうです。
(手放してスペースを作り、アバンダンスが流れ込んでくる仕組みが
出来上がっていますね。
そして次から次へとやりたいことが沸き起こり、
躊躇せずに自分の感情に逆らわずに行動しています。)
ある日、彼女の憧れである大物アーティストから、
突然Eメールが届くという奇跡が起きます。
あなたの曲はとても良いからCDを作ったらどうかと、アドバイスをもらうのです。
アドバイスの通り、CDを出すためにさらに曲を作ります。
CDジャケットを作るのに、ダメもとで大好きな画家に曲を送ってお願いすると
なんと数日後、その画家から曲のイメージの場所があるので
そこに行ってみるという連絡を受けたのです!
彼女の例は本当に極端なシンデレラストーリーですが、
順を追ってよく見てみると、
まさにどんどん引き寄せを起こしていることに気づきませんか?
では、どんなアバンダンスが流れ込んできたのか、
整理して見てみましょう。
・周りと合わせる必要がないという気づき、
・他人軸ではなく自分軸で生き始めた為生まれた気持ちの余裕、
・旅行を楽しんで心に栄養を与えるという、自分に対する愛情、
・音楽という自分のしたいことをする喜び、
・仕事を辞めて音感(耳)が良くなったという健康、
・そしてCDの流れでは、新たな交流関係とお金。
自分の心に正直に生きる=アバンダンスで満たされた人生
アバンダンスに重要なのは、自分の本心に忠実になるということです。
本当に自分の心の底から望んでいるものは何か。
やっていて苦にならず、むしろ楽しくて
時間も忘れてしまうようなことは何かを考えてみてください。
もうひとつ、重要なことがあります。
それは自然とついてくるものですが、
自分の好きなこと、やりたいことをして人にも還元するということです。
自分が楽しいばかりではなく、
人の役に立ったり喜んだりしてもらうことも重要なのです。
なぜなら、エネルギーは循環してこそ、うまく働くからです。
アバンダンスとは自分の豊かさであり、
他人の豊かさでもあるのです。
アバンダンスとは自分が幸せで豊かになることで
周りのアバンダンスも引き上げるという作用があります。
CDの彼女の例なら、CDを買った人を幸せにしますし、
動物が好きでトリマーになった人は、動物とその飼い主を幸せにします。
サーファーになった人は自分がサーフィンをし続けるために
海や自然を大事にするでしょう。
アバンダンスとは自分の感情を認め、
自分を愛することから始まります。
自分の人生を、他人の評価や思惑からでなく
自分軸で生きるということです。
そして喜びや情熱が愛を根拠にし、愛を循環するものなら、
アバンダンスの流れはどんどん流れ込んでくるのです。
自分の本心(やりたいこと・やっていてたのしいこと)に気づき、
本心に素直に従って生き始めると宇宙からのアバンダンスはやってきます。
人生の目的は様々な経験をすることであり、
宇宙は経験させてくれるからです。
今回はアバンダンスについて、色々とご説明しました。
あなたがアバンダンスの流れに乗るには、
まずは「執着を手放す」ところから始めてみてください。
そして、もしもアバンダンスが流れ込んで来たら、
その幸せな気持ちを、周りの人にも分けてあげてくださいね^^
未知リッチ
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