ブレサリアンとはブレス、つまり呼吸だけで生きる人という意味です。
しかし「ブレサリアンって本当にいるの?」と疑いたくなってしまいますよね。
今回は、
以上のような、ブレサリアンについて気になる内容を詳しく解説するので、最後までぜひチェックしてください。
ブレサリアン(気食主義者)とは?
ブレサリアンとはブレス、つまり呼吸だけで生きる人、という意味です。
断食は3日間など、ある一定期間水分だけで過ごすことをいいますが、ブレサリアンの場合は数日単位ではなく、年単位で固形物を一切とりません。
海外ではインドのブラウド・ジャニという人が、70年間も一切飲食せずに生きているといいます。
2003年、その真相を確かめるために、インドのスターリング病院でジャニさんを対象にした科学実験が行われました。
実験は30人もの医療チームがいる中行われ、ジャニさんは24時間体制で厳重にモニターによって監視されました。
しかし、ジャニさんは驚いたことに飲み食いしないばかりか、排泄行為も一切なかったのです。
通常の人間が同じような状態だと、脱水症状や血圧の上昇により3〜4日で体が危険な状態になりますが、ジャニさんの健康状態は10日間安定していました。
また、2010年に行われた2度めの実験でも同じ結果になり、ジャニさんは医師や科学者を驚愕させています。(参考:The man who says he hasn’t eaten or drunk for 70 years: Why are eminent doctors taking him seriously? | Daily Mail Online)
人は食べないと死んでしまうというのが通常の概念です。
食べないと栄養失調になるし、究極は餓死に至りますよね。
しかし、ブレサリアンの人達は、食べるという固定概念から自由になっています。
そのためか、ブレサリアンは飢えや空腹感も感じず、常に穏やかな気持ちでいられるのも大きな特徴です。
ブレサリアンはどんな生活をしているの?
ブレサリアンは基本的に何も口にしません。
食べないし飲まないので、排出もせず、睡眠時間も少なくてすみます。
アメリカ・カリフォルニア州に住むアカヒ・リカルドとカミラ・カステロ夫妻は、9年以上ほとんど空気だけで生きています。
妻のカミラさんは、妊娠・出産後もほとんど何も食べませんでしたが、母子ともに健康だというから驚きです。
彼らは「不食は精神安定のために良いだけでなく、経済的にも節約できるので、旅行などを楽しんでいる」と自らのFacebookで公開しています(アカヒ・リカルドさんFacebookより)。
ただし、こうしたブレサリアンの人達は、年に何回かの割合くらいで、つき合いで食べることはあります。
彼らは、全く何も食べられないというわけでもなく、「絶対に食べない」という決まりを持っているわけでもないんですね。
つまり、ブレサリアンは食べないことにこだわっているのではなく、「食べる必要がない」のです。
ブレサリアンとリキッダリアンの違い
ブレサリアンとリキッダリアンの違いは、「水分をとるかとらないか」の差です。
ブレサリアンは固形物も水分も摂らないのに対し、リキッダリアンは液体のみを摂取して生活しています。
リキッダリアンは正確には、果汁などの液体から栄養分を摂っていますが、ブレサリアンは宇宙から直接エネルギーを補給しています。
たとえばリキッダリアンで有名なのは、1日青汁1杯だけで20年以上生きている森美智代さんです。
彼女の場合、固形物は摂りませんが、野菜を液体化したものから栄養を摂取しています。
それに対し、先ほど例に挙げたアカヒ・リカルドとカミラ・カステロ夫妻は、科学的に「栄養がある」とされている一切の食物を摂取していません。
つまり、液体化した食物から栄養を摂っているのがリキッダリアンで、そもそも私たちが思っている「栄養源」からは栄養を摂らず、宇宙からのエネルギーだけで生きているのがブレサリアンなのです。
ブレサリアンが実在するのは嘘か本当か?
結論から言うと、ブレサリアンは実在します。
世界的に有名なブレサリアンは、オーストラリアのジャスムヒーンさんで、著書も何冊か出版されています。
著作は後ほどご紹介させていただきますね。
彼女は宇宙の生命プラーナだけで生きているのですが、そもそもプラーナという言葉自体、初耳という人も多いでしょう。
プラーナとは、サンスクリット語で呼吸や息吹の意味で、生き物(息物)そのものという意味もあります。
プラーナとは宇宙の生命エネルギーであり、ブレサリアンは、「生き物は呼吸からプラーナを取り入れることができる」という考え方にもとづいて生きています。
日本では、実在するブレサリアンとして秋山佳胤(よしたね)さんが有名ですね。
彼は、弁護士で認定ホメオパスでもあり、コーヒー豆の焙煎卸業者でもありと、様々な活動をされていて、ネットで検索すると、たくさんのインタビューがヒットします。
ちなみに、秋山さんもジャスムヒーンさんのワークを受けてブレサリアンになった人です。
その他有名な人では、30日間の不食をFacebookで投稿した俳優の榎木孝明さんがいます。
ジャスムヒーンや秋山氏、その他のブレサリアンの数々のインタビューを読んでみると、まったく食べないというわけではなく、基本的には食べないけれど、つき合いなどの場では食べることもあるとあります。
いや、食べないほうが基本的に楽だけど、食べる食べないにこだわらずに生きている、といった方が近いでしょうか。
つまり、何が何でも食べないということではなく、「原則的には食べなくても生きられるけれど、人を不快にしてまでは貫かない」といった姿勢が垣間見られます。
ブレサリアンの人は精神的に穏やかで優しいという特徴があり、「人を不快にしない」という点でも、そういった人への思いやりが垣間見られますね。
ご紹介したジャスムヒーンさんや秋山さん、約1ヶ月間の不食を成功させた榎木さんなど、現代にもブレサリアンは確かに実在するのです。
ブレサリアンになる方法はある?
ブレサリアンになる方法はありますが、大切なのは必ず専門家の指導のもとに行うということです。
今は有名になっている秋山佳胤さんも、ジャスムヒーンさんの21日間のワークに期間を置いて2回ほど参加して、現在のようなブレサリアンになっています。
また、ジャスムヒーンさんの著作を読んで実行する人もいますが、これは非常に危険なので、本があっても一人では行わないようにしましょう。
事実、世界各国にはジャスムヒーンさんの支持者がおり、本を元に不食に挑戦していますが、自分で実践して亡くなっている方も4人います。
読むだけなら問題ありませんが、専門家の指導なしに実践はしてはいけません。
それでも詳しく知りたい! という人のために、何冊か本をご紹介しますね。
リヴィング・オン・ライト―あなたもプラーナで生きられる ジャスムヒーン:著、植原由美:翻訳
ジャスムヒーンさんの代表的著書です。
ブレサリアンの理論と実践が書かれています。
神々の食べ物―聖なる栄養とは何か ジャスムヒーン:著、鈴木里美:翻訳
ジャスムヒーンさんの18冊目の著書で、ベースになる考え方を知識として持っていない人にはやや難解です。
ブレサリアンについて、より詳しく学びたい方向けの本ですね。
日本で有名なブレサリアン、秋山佳胤さんの著作ですね。
不食という生き方や考え方が、優しく分かりやすく書かれています。
【まとめ】ブレサリアンの実態
ブレサリアンは食べ物も飲み物も摂らずに生きている人のことですが、飲食を拒んでいるのではなく、「必要ないので摂らない」人達です。
エネルギーの供給源はプラーナ、すなわち宇宙エネルギーなので、ブレス(息)だけで生きています。
日本で有名なのは秋山佳胤さんで、弁護士の傍らホメオパシーのセラピーもされています。
ブレサリアンになるには専門家の指導が必要です。
今のところ、オーストラリアのジャスムヒーンさんが指導をおこなっています。
どうしてもブレサリアンになりたいなら、彼女の21日間ワークを受けましょう。
ジャスムヒーンさんの著書は数冊ありますが、本を元に独自でブレサリアンになることに挑戦する人もいます。
しかし、普通に考えても数日間の断食でも専門家がつくくらい慎重に行わなければならないので、独自でやるのはとても危険です。
絶対に独学で行わないようにしましょう。
ただ、「ブレサリアンになる」ということ以外にも、あなたの理想を叶える方法があるということも知っておいてください。
ブレサリアンに限らず、「理想の自分になりたい」というあなたの願いを叶えるためには、「引き寄せの法則」の実践が何よりもおすすめです。
たとえば、
- ブレサリアンのように、食べ物に執着しない人になりたい
- ブレサリアンのように、穏やかで優しい気持ちで過ごせるようになりたい
あなたがこのような理想を持っているのなら、ぜひ引き寄せの法則を実践してほしいです。
ブレサリアンになるには、オーストラリアまでジャスムヒーンさんを訪ね、21日間のワークを受けさせてもらわなければなりません。
ですが、引き寄せの法則なら今すぐにでも実践できます。
こちらの記事で、引き寄せのやり方まで詳しく説明しているので、ぜひチェックしてくださいね。
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