今回は、目標達成ができるようになる方法についてお話をしていきます。
世の中には、「目標を立てたら達成して当たり前」という人と、「目標を立てても達成できることの方が稀である」という人がいます。どちらも同じように決意表明し、目標を掲げているのに片方は毎回達成し、片方は毎回未達で終わるのです。
これだけを聞くと、「目標が達成できなかった人の努力が足りなかったからだ」と思ってしまうかもしれませんね。
しかし、それは違います。決して、毎回未達の人は努力が足りない、というわけではないのです。にもかかわらず、仕事にしろ恋愛にしろダイエットにしろ、片方の人だけが毎回挫折してしまいます。
「では、できる人とできない人は何が違うの?」と思いますよね?実はこの両者では、目標達成に向けた努力のやり方が違うのです。
今回の記事では、できる人がどのようにして目標を達成しているのかが分かるようになります。
つまり、あなたも目標達成ができる人になれるということです。
ぜひあなたもできる人になって、欲しいものを手に入れられる人生を歩んでいきましょう!
目標達成のためにもっとも効果的な方法
ここからは、目標達成できる人がやっている効果的な方法をお伝えしていきます。
目標の達成率が高い人は、目標を達成するさいに下記のような2つのことを実践しているのです。
- 目標は細分化して1つずつ達成していく
- 達成したい目標を周りに宣言する
これらは、目標達成を大きく近づけてくれる方法です。
実践すれば、あなたも目標達成率を大幅に上げることができます。
脳科学的にも実証されている方法ですので、ぜひ詳細を確認してください。
理解すれば、あなたにとってとても大きな力となりますよ。
目標達成の方法1.目標は細分化して1つずつ達成していく
大きな目標を達成するコツとして、目標を細分化するというものがあります。
たとえば、あなたが東大合格という大きな目標を達成しようとしていたとしましょう。
その場合、まず、どうすればその目標が達成できるかを考えます。
仮に、東大に合格するためにあなたに必要なことが、下記のようなものだったとしましょう。
- 苦手な数学の模試でB判定をとる
- 得意な英語の成績をさらに上げる
- 1日10時間以上勉強をする
これが、目標の細分化です。
そして、ここからさらに目標を細分化していきます。
上記3つを達成するために何が必要かを考えるということですね。
- 数学の問題集を1週間に1冊終わらせる
- 数学の中でも苦手な図形問題を克服する
- 数学で計算ミスをしないように落ち着いて問題を解けるようになる
- 英語の成績をさらに上げるためにヒアリング力を強化する
- 英語の成績をさらに上げるために1日1時間は英語の勉強をする
- 1日10時間の勉強時間を確保するためにスケジュール表を作る
- 1日10時間の勉強時間を確保するために質の良い睡眠を心がける
- 1日10時間の睡眠時間を確保するために健康に気を使う
……ここからさらに細分化していくこともできますが、今回はここで止めておきましょう。
いかがでしょうか?
「東大合格」という大きな目標だけだと、まず何からやれば良いのか悩んでしまいますが、「数学の問題集を1週間に1冊終わらせる」という目標なら、とても分かりやすいですし、達成も簡単にできますよね。
これが、目標の細分化の効果です。
この目標の細分化は、脳科学的にも達成への近道になると言われています。
目標を細分かすると、こちらの2つのような効果が期待できるのです。
- 計画の見直しが簡単にできる(PDCAが回りやすくなる)
- 小さな達成を積み重ねるので自信につながる
大きな目標を達成する上で、この2つはとても重要な要素となります。
まずは計画の見直しについてです。
目標を細分化するということは、「問題点の見える化」にも繋がります。
小さな目標を立てると、達成できているところとできていないところを、分かりやすく区別することができるのです。
そして、その情報を基に計画の見直しをすることができるというわけですね。
大きな目標を達成する上で、これはとても重要です。
自分自身のマネジメントができるようになれば、課題が見え、それに合わせて戦略を立てることができます。
目標達成ができる人たちはみんな、そうやって戦略を立てたり修正したりして、大きな目標を達成しているのです。
ちなみに、この計画の見直しを行うためのサイクルをPDCAといいます。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)という頭文字をとってPDCAです。
PDCAの流れを簡単に説明すると、まずは「計画」を立てて、それを「実行」します。
次に実行した結果を「評価」して、そこから見えてきた問題点を「改善」し、再度「計画」を立て、「実行」に移す。
この繰り返しがPDCAです。
目標を細分化しておくと問題点が分かりやすくなりますので、このPDCAサイクルが回しやすくなるわけですね。
そして次に小さな達成の積み重ねです。
こちらは、自信とモチベーションに大きく関わってきます。
大きな目標だけを見据えていると、途方もなくて、なかなか前に進んでいる実感を得ることができません。
しかし、目標を細分化していれば、細分化した分だけ、達成するチャンスが生まれます。
そして、小さな目標を達成することで、確かに一歩前に進んだという実感を抱くことができるのです。
1つ目標を達成できるたびに、自分に向けて小さなご褒美を用意すると、よりいっそうモチベーションが上がるかもしれませんね。
さらに、達成経験を重ねることで、劣等感を取り除くことができたり、自信を持ったりできるようになります。
達成感が増すと、1つ1つの努力を楽しくできるようになれるのです。
そのあたり、努力を無理なく行う方法については、下記の記事でも詳しく説明していますので、併せてご確認ください。
⇒努力できない人間は病気?勉強や仕事でがんばれない悩みを解決する方法
目標達成の方法2.達成したい目標を周りに宣言する
達成したい目標を周りの人に宣言することも、目標達成に向けて大きな効果があります。
達成したい目標を周りに宣言すると、下記のようなことが起こるからです。
- 周りに宣言することで努力を継続できるようになる
- 周りから助けてもらえる
目標を周りに宣言すると、モチベーションが下がったときに踏ん張ることができるようになります。
周りに宣言してしまっているわけなので、手を抜いてしまうと、周りの目が気になってしまうからです。
人間は弱い生き物なので、ときにはどうしてもやる気が出ないときもあります。
そういったときに、自分1人だけでやっていると、ついつい怠けてしまいますし、最悪、努力を辞めてしまうことだってあり得るのです。
そういった場合でも、周りに目標を話し、決意表明しておくことで、怠けにくく、辞めにくい環境を作り上げることができます。
習字などで目標を書いて壁に掛けておくのも、周りへアピールする手段としてとても効果的ですね。
さらに、周りに目標を話しておくと、思わぬ手助けがもらえる場合もあります。
たとえば東大に合格したいと周りに話していた場合、知り合いの東大生を紹介してもらえたり、問題集を譲ってくれたりするかもしれませんね。
これは、誰にも目標を話さず、1人黙々と努力をしているだけではあり得ないことです。
こういった手助けがもらえることも、目標達成に向けて大きな力となるわけですね。
もし何か助けてもらえたときには、一言お礼を言っておきましょう。
その言葉が、さらなる手助けを呼んだり、仲間を作ったりするきっかけになりますよ。
このように、目標を当たり前に達成する人たちは、目標を周りに宣言することで、大きなメリットを手に入れています。
あなたも、意気込みを周りの人に話せば、目標達成がグッと近づいてくるでしょう。
目標達成に役立つツール3つを紹介【アプリ、シートなどを使って目標達成】
ここからは、目標達成に役立つツールをご紹介していきます。
これら3つのツールをうまく活用すれば、目標の細分化に役立てることができるのです。
- 目標達成アプリ
- 目標達成シート
- 目標達成ノート
それでは1つずつ、説明していきましょう。
役立つツール1.目標達成アプリ
今はスマホが当たり前の時代ですので、目標達成アプリの使用がおすすめです。
とくにおすすめなのが、「自分ルール:目標達成、目標管理、習慣化アプリ」というアプリですね。
こちらは、習慣化したい行動や細分化した行動をポイント制で管理するアプリです。
目標達成に向けて努力をし、できた分だけポイントが手に入るという仕組みになっています。
そして、ポイントが一定数に達したら、自分ご褒美を用意する、という使い方ですね。
ゲーム感覚で、無理なく努力を続けることができます。
口コミを見てみても、
- シンプルで使いやすい
- 自分の目標が可視化できて生活にハリができた
- 楽しく目標達成ができた
- 無理なくダイエットできた
など、良い評価が数多く投稿されています。
達成したい目標があるけれど、堅苦しいのは苦手、という場合には、ぜひ使ってみてください。
android、iphone、共にストアからダウンロードできます。
役立つツール2.目標達成シート
プロ野球の大谷翔平選手が高校時代に使っていたということで有名な目標達成シートも、使いこなせば大きな効果を発揮します。
目標達成シートは、目標を細分化するときに使用します。
作成する手順は、3ステップです。
- 達成したい大目標を1つ立てる
- 大目標を達成するために必要な中目標を8個立てる
- 中目標を達成するために必要な小目標を8個ずつ立てる(8×8=64個)
これを、下記のようにシートに書き込みながら行ってください。
これで、目標の細分化を分かりやすく行うことができます。
紙に線を引いて手書きしても良いですし、エクセルを使って作成しても大丈夫です。
目標を達成するには、個人にしろ企業単位にしろ、結果だけを見ていてはだめで、そこにいたるためのプロセスを管理することが重要だと言われています。
いわゆる、プロセスマネジメントと呼ばれるものです。
(参考:売れる仕組み作りプロセスマネジメント講座~目標達成をしている企業が実践していること~)
このプロセスマネジメントを行うにも、目標達成シートはとても効果的なツールなのです。
ぜひ目標達成シートを作成して、目標を細分化して管理することに役立ててください。
役立つツール3.目標達成ノート
目標達成のために必要なさまざまな管理ができる目標達成ノートという書籍があります。
Amazonでも売っていますので、入手は簡単にできます。
原田隆史(著)
こちらの書籍には、目標達成シートを始め、スケジュール表や振り返りの日誌など、目標達成に役立つさまざまなテンプレートが記載されています。
もちろん書き方も説明されていますので、この本を1冊持っておけば、目標達成に向けて、かなり本格的に取り組むことができるでしょう。
目標を達成するには、自己管理がとても重要です。
そして目標管理ノートは、自己管理をする上でとても優秀なツールなのです。
本気で達成したい目標があるなら、ぜひ活用してみてください。
【おすすめ】引き寄せの法則で目標達成する
ここからは、目標達成のための裏技をお伝えします。
目標を達成するためにかなり大きな効果を発する裏技、それが「引き寄せの法則」です。
引き寄せの法則とは、簡単に言えば願望を叶えるための手法、つまり目標を達成するための手法です。
詳しく説明すると、引き寄せの法則は「波動共鳴」という現象を利用します。
この世に存在するものは、物質から思考や魂にいたるまで、すべてのものが「波動」という固有の周波数を帯びています。
そして波動には、似た波動を引き寄せたり強めたりする、波動共鳴という法則があるのです。
たとえば、「私は東大に合格した」という思考を本心からしていたとします。
すると、「東大に合格した」という思考が発する波動が、似た波動を帯びたもの、つまり東大に合格するために必要なものを引き寄せてくれるのです。
さらに、最終的には「東大に合格している自分」を引き寄せてもくれます。
つまり、目標が達成できるわけですね。
これが、引き寄せの法則です。
ただ、引き寄せの法則には問題もあります。
それが、実践することの難しさです。
引き寄せの法則を実践するには、自分の本心を書き換えなければいけません。
つまり、心の底から「自分は〇〇ができている」と思わなければいけないのです。
表層の意識を書き換えることは簡単でも、本心を書き換えるのは、自分だけではそうそううまくはできません。
しかし、引き寄せの法則は目標達成のための手段としてかなり効果的です。
それこそ、高額なセミナーやコーチングなどのトレーニングに勝るとも劣らない効果があります。
ですので、できるならぜひとも実践したいところですよね。
そこで、確実に引き寄せの法則を成功させるために有効な手段が、プロの手を借りるという方法です。
本心を書き換えるのは、自分1人だけではとても難しいことですが、プロの力を借りれば比較的簡単に、かつ確実に行うことができます。
とくに、未知リッチを共同運営している西澤さんは、引き寄せの法則に特化した個別セッションを行っている、プロ中のプロです。
引き寄せの法則において頼るなら、まず間違いありません。
引き寄せの法則の個別セッションは、下記の記事で紹介しています。
どうしても達成したい目標があるのなら、ぜひ確認してみてください。
⇒引き寄せの法則がうまくいかない!そんなときこそ専門家に相談
【まとめ】目標は着実に1歩ずつ達成していこう
今回は、あなたが目標達成できる人間になるためのお話をさせていただきました。
目標達成ができる人とできない人には、2つの差があるということでしたね。
- 目標は細分化して1つずつ達成していく
- 達成したい目標を周りに宣言する
目標達成できる人は、できない人に比べてこれらを実践しているのです。
そして、目標を細分化して管理するさいに便利なツールについてもご紹介をしました。
- 目標達成アプリ
- 目標達成シート
- 目標達成ノート
これらを使えば、目標達成がグッと近くなります。
本当に便利ですので、ぜひもう1度読み返してみてください。
そして今回はもう1つ、目標達成に絶大な効果を発揮する裏技をお伝えしました。
それが、引き寄せの法則です。
引き寄せの法則はありとあらゆる願望を叶えるための手法です。
これをうまく使えれば、「目標を達成する」ことはもちろん、「目標を達成できる自分になる」ということも叶えることができます。
本当に効果的な手法ですので、ぜひもう1度読み返しておいてください。
目標は、正しい形で努力をすれば、達成に大きく近づきます。
工夫しながら行動を継続することで、できる人間に変化していくことができるのです。
あなたも経験を積んで、目標達成ができる人間になりましょう。
コメント