今回のテーマは、「地獄にはどんな種類があるのか」についてです。
地獄と一言で言っても、宗教によって考え方が違っていたり、仏教の八大地獄のように、同じ宗派でも罪の重さによって行き先が違っていたり、たくさんの種類があります。
そこで今回は、
についてお話していきます。
どんな罪を犯せばどんな地獄に堕とされてしまうのか、そもそも地獄行きを回避するにはどうすれば良いのか、など見ていきましょう。
地獄とはどのような場所なのか
地獄とは、死んだあとで、生きていたときに罪を犯した者の魂が送られ、その罪を償わさせられるとされている場所です。
学校の美術の教科書なんかを思い出してもらえばわかるのですが、地獄の世界観は、絵描きの手によって、とてもおそろしく表現されてきました。
そんな地獄ですが、実は各宗派において、多くの共通点があります。
- 肉体的な苦痛を与えるための場所である
- 罪人はすでに死んでいるため、どんなにバラバラにされても瞬時によみがえる
- 多くの場合、炎や氷に覆われている
- 罪人を痛めつける看守がいる(鬼や悪魔)
- 異様に長い刑期があるか、そもそも永遠に逃れることができない
- 宗教を信じることで回避できる可能性がある
この中でもとくに注目すべきは、宗教を信じ、修行をすれば、地獄行きを回避できる、そうでなければ地獄に堕ちる、としている宗教がほとんどであるということです。
もちろん、宗教は無数にありますので、必ずしもとは言いませんが、それでも大きな宗教であればあるほど、「神や仏を信じれば救ってもらえるが、不信者や異教徒は必ず地獄に堕ちる」とされていることが、非常に多いんですね。
そのため地獄は、一種の宗教勧誘手段であるという考え方もできます。
「このままでは地獄に堕ちる。回避する手段は〇〇教徒になることだ」という、まるで霊感商法のような形で、昔から勧誘が行われていたわけですね。
地獄の刑期が異様に長かったり(〇兆年とか永遠とかがザラです)、とても残酷な光景を多くの絵画でありありと伝えているのも、勧誘のためであったと考えれば納得できます。
なんせ、地獄での罰が残酷で長ければ、それだけ人々の不安をあおり、入信させることができますからね。
そして、2つの宗派が信者獲得に向けて争ったときに、どんどん地獄の罰がエスカレートしていったのではないかと推測できるのです。
しかし一方で、不思議なこともあります。
それが、各宗派の地獄には、ある程度の共通点も見られるということです。
多くの場合、地獄は炎に覆われているとされていますし、鬼や悪魔といった、人外の看守や支配者が存在しています。
現に、「私は地獄を見た」という人の多くが、「炎が見えた」と証言しているのです。
さらに地獄では、ほとんどの場合、罪人に対して積極的に肉体的苦痛が与えられるという共通点もあります。
そのことを考えると、実は本当に地獄は存在していて、各宗派によって伝え方が違うだけかもしれない、ということもあるのかもしれませんね。
ちなみに以前、悪魔の種類についてもまとめ記事を書きました。
地獄の看守たる悪魔のことを併せて知っておけば、地獄についてより深く知ることができますので、ぜひこちらも読んでみてください。
⇒悪魔の種類一覧まとめ!悪魔の誘惑に打ち勝つ方法とその意味とは?
日本と外国の地獄の種類を解説
ここからは日本と西洋に分けて、実際どんな地獄があるのかを解説していきます。
おそろしい地獄の一面を覗いてみてください。
日本における八大地獄とは?
八大地獄とは、仏教における地獄の定義です。
人間は、生前の罪によって、8つの大地獄に振り分けられるという考え方がされています。
- 等活(とうかつ)地獄
- 黒縄(こくじょう)地獄
- 衆合(しゅごう、しゅうごう)地獄
- 叫喚(きょうかん)地獄
- 大叫喚(だいきょうかん)地獄
- 焦熱(しょうねつ)地獄
- 大焦熱(だいしょうねつ)地獄
- 阿鼻(あび)地獄
日本の宗教観において、多くの人が地獄と聞いて思い浮かべるのがこの「八大地獄」です。
ちなみに、血の池地獄とか針山地獄なんかは、八大地獄を取り囲む小地獄の一部です。
八大地獄には、それぞれに付随する十六小地獄というものが存在しています。
つまり、細かく分けると、8×16の128ヵ所もの地獄が存在しているわけですね。
また一説では、八大地獄は八熱地獄(はちねつじごく)と八寒地獄(はちかんじごく)に分かれているという話もありますので、その場合はさらに倍の256ヵ所もの地獄が存在していることになります。
ただ、多くの場合、「八大地獄=八熱地獄」とされて、8つの大地獄のみで考えられていますので、今回はそちらをまとめていきます。
八大地獄1.
等活(とうかつ)地獄
等活地獄は、八大地獄の中で1番軽い罪を持つものが堕とされる地獄です。
主に「殺生(せっしょう)=意味もなく生き物を殺すこと」をしたものが堕ちる地獄で、この生き物の中には、小動物や小さな虫も含まれます。
ただし、そのことを心から懺悔すれば、等活地獄行きは免れるという考え方が一般的です。
また殺生以外にも、生前に争いが好きであったり、反乱を起こしたことで命を落としたものも、この等活地獄に堕とされるとされています。
この地獄に堕とされたものは、お互いに敵対心を抱き、刀剣などで殺し合いを始めてしまいます。
また、敵対心に支配されなかったものは、獄卒(鬼)の手で身体を切り裂かれ、粉砕されるというのです。
すると当然、身体はボロボロになってしまいます。
しかし、涼風が吹いて、獄卒の「活きよ、活きよ」の声が聞こえてくると、一瞬で傷つく前の身体で生き返り、また責め苦が始まるのです。
ちなみに等活地獄という名前は、傷つく前の形に等しく生き返ることから名付けられたという説があります。
そしてこの地獄に堕ちたものは、500歳を迎えるまで死ぬことができません。
ただし500歳といっても、等活地獄では人間界の50年を1日としてカウントした上で、さらにその500年を1日とカウントされるため、実際は1兆6653億1250万年に渡り、この責め苦が続くことになるのです。
八大地獄2.
黒縄(こくじょう)地獄
黒縄地獄は、八大地獄で2番目に重い罪のものが堕とされる地獄です。
殺生に加えて盗みを働いたものが堕ちるとされています。
黒縄地獄で裁きを行うのは、獄卒です。
彼らはまず、罪人を熱く焼けた鉄の地面に押し倒し、熱く焼けた縄で身体に印を付けていきます。
そしてこの印にそって、熱く焼けた斧やのこぎりで身体を切り落としていくのです。
さらに、罪人に綱渡りをさせるという罰もあります。
罪人に鉄でできた縄の上を歩かせるのですが、そこから落ちると、煮えたぎってドロドロになった鉄で身体を焼かれてしまうのです。
その苦しみは、1つ上の地獄である等活地獄より10倍重いと言われています。
そしてもちろん、この地獄でも等活地獄と同様で、寿命が来るまではどんな目に遭っても死ぬことができません。
黒縄地獄での寿命は1000歳です。
しかし、黒縄地獄では100年を1日とカウントした上で、さらに1000年を1日とカウントするため、実質13兆3225億年もの間、この地獄に縛り付けられることになるのです。
八大地獄3.
衆合(しゅごう、しゅうごう)地獄
衆合地獄は、八大地獄で3番目に重い罪のものが堕とされる地獄です。
黒縄地獄の罪に加えて淫らな行為を繰り返したものが堕ちるとされています。
衆合地獄は黒縄地獄よりさらに10倍苦しいとされており、鉄でできた巨大な像に押しつぶされたり、鉄の山が自分の左右から崩れ落ちてきてそれに圧殺されるなどの罰を受ける地獄です。
また、葉っぱが刃になっている木を昇り降りしなければならなくなるという変わった罰も存在しています。
葉っぱが刃でできた木の上に美人がいて、その美人に誘惑されると、どうしてもその場に行きたくなるのです。
そして罪人が刃の葉っぱに身体をきざまれながら木の上に登ると、今度は木の下にその美人が現れ、また誘惑してきます。
すると今度はどうしても下に降りたくなり、そうして昇り降りを繰り返すたびに身体が切りきざまれる、という罰があるのです。
ちなみに衆合地獄での寿命は2000年で、それまではどんな目に遭っても一切死ぬことはできません。
さらにこの地獄では、人間界の200年を1日として数え、さらにそこから2000年を1日と数えますので、実質106兆5800億年は、ずっと罰を受け続けることになります。
八大地獄4.
叫喚(きょうかん)地獄
叫喚地獄は、八大地獄で4番目に罪の重いものが堕とされる地獄です。
衆合地獄の罪に加えて酒による悪さをしたものが堕ちるとされています。
ちなみにただお酒を飲んだけでは罪にはならず、お酒に毒物を混ぜたり、人をお酒に酔わせて悪いことをしたりすることが罪としてカウントされます。
叫喚地獄は衆合地獄よりさらに10倍苦しいとされており、罪人が熱湯の大釜や猛火の鉄室に入れられることで号泣したり叫喚することからその名が付けられた地獄です。
この地獄の鬼たちは、罪人が泣き叫ぶ声を聞くと、さらに怒り狂います。
頭が金色で、目から火を噴き、赤い服を着た巨大な獄卒が罪人を追い回して、弓矢で射ってくるのです。
罪人はその弓矢から逃げるために、焼けた鉄の地面を走らされ、さらに鉄の棒で打ち砕かれるといいます。
そして叫喚地獄もほかの地獄と同様、4000年という寿命をまっとうするまでは、どれだけ傷ついても死ぬことはできません。
この地獄では人間界の400年を1日とカウントした上でさらに4000年を1日として数えますので、実質852兆6400億年は罰が続くことになります。
八大地獄5.
大叫喚(だいきょうかん)地獄
大叫喚地獄は、八大地獄で5番目に罪の重いものが堕とされる地獄です。
叫喚地獄の罪に加えて嘘を吐いたものが堕ちるとされています。
大叫喚地獄は叫喚地獄のスケールを大きくした地獄です。
罰自体は叫喚地獄と同じなのですが、熱湯の温度が上がったり、窯が大きくなったり、鬼たちがより狂暴になったりすることで、叫喚地獄よりさらに10倍苦しいとされています。
もちろん大叫喚地獄も、寿命をまっとうするまで死ぬことができません。
大叫喚地獄では人間界での800年を1日とカウントした上でさらに8000年を1日として数え、8000歳になるまで罰が続きます。
つまり、実質6821兆1200億年は、絶えず責め続けられることになるのです。
八大地獄6.
焦熱(しょうねつ)地獄
焦熱地獄は、八大地獄で6番目に罪の重いものが堕とされる地獄です。
大叫喚地獄の罪に加えて仏教の教えとは違う考えを広めたり、実践したりするものが堕ちるとされています。
要は、仏教から見た異教徒が堕ちる地獄ですね。
常にとんでもない熱さで焼かれ続ける地獄で、赤く熱した鉄板の上で焼かれたり、鉄串に刺されながら焼かれたり、身体を小さく分解されてそれぞれの部位を焼かれたりします。
さらに焦熱地獄の炎は、ほかの地獄と比べても比較にならないほどに熱く、ほんの少しの炎が地上に出現しただけでも、一瞬で地表全土を焼き尽くしてしまうほどです。
その苦しみは、大叫喚地獄のさらに10倍にも及ぶといいます。
そして焦熱地獄では、人間界での1600年を1日と数えた上でさらに16000年を1日として、16000歳の寿命をまっとうするまで死ねません。
これは人間界の年月に換算すると、5京4568兆9600億年という、もはや天文学的な数字になります。
八大地獄7.
大焦熱(だいしょうねつ)地獄
大焦熱地獄は、八大地獄で7番目に罪の重いものが堕とされる地獄です。
焦熱地獄の罪に加えて尼や僧、もしくは幼い少女への強姦をしたものが堕ちるとされています。
焦熱地獄よりさらに熱くて大きい炎に焼かれる地獄で、下位の6地獄のすべてを足した苦しみのさらに10倍の責め苦を与えられる場所です。
この地獄に堕ちるものは、死ぬ3日前から地獄に堕ちたときと同じ苦しみを与えられるといいます。
そしてそのあと、罪人たちは、人間界での3200年を1日とカウントした上でさらに32000年を1日として32000歳の寿命を迎えるまで、人間界の時間で43京6551兆6800億の間、ずっと死ねずに苦しみ続けるのです。
八大地獄8.
阿鼻(あび)地獄
阿鼻地獄は、八大地獄でもっとも罪の重いものが堕とされる地獄で、最下層に位置することから、自由落下でたどり着くまでに2000年かかるといわれています。
大焦熱地獄の罪に加えて親殺し、聖人殺しをしたものが堕ちるとされている地獄です。
その苦しさは下位の7つの地獄の比ではなく、阿鼻地獄に比べれば他の地獄は天国のように感じるといいます。
まず、刃や熱といった苦しみを常に与えられつつ、64個の目を持ち火を吐く鬼に責め立てられます。
さらに、舌に100本の釘を打たれたり、毒虫や火を吐く大蛇に責められながら、地獄の業火で熱せられた鉄の山を往復されられるのです。
この地獄では、人間界の6400年を1日とした場合の64000年をさらに1日とした64000歳が寿命となり、人間界の時間では349京2413兆4400億年に当たります。
最下層の地獄ということもあり、その苦しみは人間が感じられる限度をはるかに超えているといいます。
ここまでくると、もはや想像するのも難しいレベルですね。
外国の地獄
地獄という考え方は、日本だけなく、西洋にも存在しています。
たとえば、以下のようなものですね。
- ゲヘンナ(キリスト教)
- ジャハンナム(イスラム教)
- ヘルヘイム(北米神話)
それでは、1つずつみていきましょう。
外国の地獄1.
ゲヘンナ(キリスト教)
キリスト教には地獄を表す言葉が2つあり、そのうちの1つがゲヘンナです。
ゲヘンナの語源となったのはヒンノムの谷で、この谷ではモロク神に捧げる火を司る祭のさいに、幼児を生け贄に捧げる儀式が行われていました。
さらに、ヒンノムの谷は町の汚物の捨て場とされていたこともあったため、新約聖書にて「来世の刑罰の場所」として考えられるようになり、地獄と呼ばれるようになったのです。
外国の地獄2.
ハデス(キリスト教)
キリスト教にある地獄を表す2つの言葉のうち、もう1つがハデスです。
ハデースという言葉は、ギリシャ語の「姿なく、おそろしい」の意味から派生したものであるという説と、冥界の王ハーデースからとったという説があります。
ハデスは不信仰な人間の魂だけがたどり着く場所です。
信心深いものは、「永遠の住まい」にてキリストの魂と1つにされるとされています。
外国の地獄3.
ジャハンナム(イスラム教)
ジャハンナムは、キリスト教でいうところのゲヘンナに相当する地獄です。
罪人の魂が永遠に滅び続ける場所であると言われており、聖書では「火の池」として登場しています。
外国の地獄4.
ヘルヘイム(北米神話)
ヘルヘイムは北米神話に出てくる世界の1つで、ヘルという女神が治める死者の国です。
ニヴルヘイムと呼ばれることもあり、地獄にしては珍しく、炎ではなく、冷たい氷の世界であると言われています。
地獄を回避して天国に向かう方法
地獄を回避するには、精神世界で生きられるように進化するという方法があります。
そもそも、普通に地獄を回避する方法を考えてしまうと、それはとても難しくなってしまいます。
なぜなら、ほとんどの宗派で、「異教徒は地獄へ堕ちる」と述べているからです。
〇〇教が正しい、と断定できれば良いのですが、今のところ私たちには、それを知るすべがありません。
そんな中で、たくさんの宗教が「異教徒は地獄行き」を掲げているわけですから、どれが正しいのか判断することなんてできませんよね。
そこで、地獄をあるものと仮定したときに、それを回避するために注目すべきことがあります。
それは、各宗派の地獄という概念の中で共通している事柄です。
正しい宗派を選び取ることは難しいので、とりあえず地獄について多くの宗派で共通している部分を探すわけですね。
そして、実は地獄について、ほとんどの宗派で共通していることが1つあります。
それは、地獄では肉体的な苦痛を伴う罰がメインで行われるということです。
とくに、今回詳しく紹介した日本の八大地獄なんかは、炎で焼いたり、刃で切りきざんだり、まさにこの肉体的苦痛をこれでもかと与える場所でしたよね。
このように多くの地獄が、精神的な苦痛ではなく、肉体的な苦痛をメインとして与えようとしてきます。
では、地獄が肉体的な苦痛を与えてくる場所であるということを踏まえて、私たちが今、地獄を回避するために何ができるのか。
それは、物質的(肉体的)な世界から精神的な世界へと進化することです。
この精神的な世界への進化のことを、スピリチュアルでは「アセンション」と呼びます。
アセンションについて詳しくはまとめ記事がありますので、そちらも参考にしてみてください。
人は、このアセンションを行うことで、「お金や肉欲に支配されている物質的な世界」から解き放たれて、「心の幸せを感じることができる精神的な世界」で生きることができるようになります。
そしてそうなれば、死後、魂が本格的に肉体から離れたさいに、肉体的な苦痛を味わう地獄へ堕ちることがなくなり、精神的な世界、つまり天国に旅立てるのではないか、という仮説が立てられるのです。
もちろん、これはあくまでも仮説です。
実際のところ、私も地獄を見たことはありませんから、確かなことは言えません。
しかし、数多くある宗教がこぞって「〇〇教を信じなければ地獄に堕ちる」と言い争っている中で考えれば、アセンションによって地獄を回避できるという仮説が、1番合理的で、信ぴょう性の高いものになるのではないでしょうか。
【まとめ】地獄にはたくさんの種類が存在している
今回は、地獄の種類についてまとめてきました。
地獄には、たくさんの種類が存在しています。
それこそ、宗教の数だけ違う地獄が存在しているわけです。
そしてほとんどの宗教が、こぞって「異教徒は地獄に行く」と脅してきます。
そんな状況なので、正直なところ、地獄を100%回避しようとするのはとても困難なことです。
誰の言うことを信じれば良いのか分かりませんからね。
だからこそ、地獄を回避したいと思うなら、生きているうちに精神性を磨くことをおすすめします。
地獄とは多くの場合、肉体的な苦痛を与える場所です。
だからこそ精神性を磨くことで、お金や肉欲といった物質世界を離れ、精神世界で生きることができるようになれば、地獄を回避できる可能性も高くなるのではないでしょうか。
その辺りについても今回の記事で詳しくお話ししていますので、ぜひ読み返してみてください。
地獄というものは、本当に無数の種類が存在しています。
しかしだからこそ、地獄を恐れるのではなく、今できることを大切にしていきていきましょう。
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