この記事では、「生きてる意味がわからない」という人への対処法を書いています。
あなたは生きる意味がわからずに毎日苦しくて、この記事にたどり着いたと思います。
「こんなに苦しいのにどうして生きなきゃいけないんだろう」
「そもそも生きる意味ってなんだろう」
もしあなたが毎日そんなことを思っていたら、ぜひこの記事を読んでみてください。
生きる目的を見失ってしまう原因や、辞世の目的や意味を見つけるための方法をまとめてみましたので、ぜひ参考にして下さい。
【生きる意味とは】生きてる意味や目的って何なのか?
生きる意味や目的とは、幸福感を得ることです。
そのことについては、多くの知識人たちが言及しています。
アリストテレス(哲学者)
ブレーズ・パスカル(哲学者)
ジークムント・フロイト(精神医学者)
ほかにも、「レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(小説家、思想家)」、「イマヌエル・カント(哲学者)」、「プラトン(哲学者)」、「ソクラテス(哲学者)」などの歴史的著名者たちも、人生の意味を幸せになることであると結論付けているのです。
生きる意味は、誰でも一度は考えたことがある疑問です。
特に思春期には、多くの人がこの疑問の前で立ち止まります。
しかし、「生きる意味や目的」を考える人は、今、生きる意味や目的が見いだせずに苦しんでいる状況にいるからこそ考えるのです。
「自分がトラブルなどで苦しいのは、何か意味があるはずだ、そうでなければなぜ自分だけがこんなに苦しまなければならないんだ」と思うのです。
せめて生きることの意味がわかれば、今苦しいのはこのためだ、と自分を励まし希望を持つことができるので、生きる意味を得ようとします。
しかし、仏教では、「生きる意味などない」と断言しています。
意外にも、「そもそも生きることは尊い。だから命を粗末にしてはいけない」とか「生きることには価値があり、生きる目的や意味があるのだ」という考えは感情的なものでしかない、というのが仏教の教えなのです。
それよりは、今を全力で生きることを説いています。
原因を突き止めても解決にはなりません。
それよりも、どう解決するかを考える方が解決できます。
交通事故の現場で瀕死の人を前に「どうして引かれたんだろう?」などと原因を追求していても、命は助かりません。
それより一刻も早く救急車を呼び、医療的処置をすることが大切です。
仏教の修行では「今ここ」になることを行います。
仏教の修行の一つに歩行瞑想というものがあります。
ゆっくりと歩きながら、土を踏む足の裏を感じて、足の微細な動きを感じて「今」に生きることを延々と行う瞑想です。
今やっていることに集中し全力を傾ける、それが「生きる」ことです。
今目の前にある問題に一生懸命に取り組むと、達成した時にはとてつもない幸福感がやってきますよね。
それは小さなことでも同じで、その時その時の状況に全力であたることの積み重ねが、小さな幸福の積み重ねとなります。
そういう意味では、生きることは幸福感を味わうことといえます。
正しい瞑想を行うことで、今に集中する力が身につき、幸福感が味わえるようになりますよ。
是非読んでみてくださいね。
【決定版】マインドフルネス瞑想入門!瞑想のやり方を簡単に解説
【生きる意味がない、感じない】あなたが生きてる意味を失う原因4つ
生きてると感じられない原因は様々ですが、主に次のようなことが考えられます。
- 仕事漬けの毎日だと生きる意味も働く意味も失いやすい
- 失恋すると生きる意味を失いやすい
- 大きな病気をすると生きてる意味が無いと感じやすい
- トラブル続きで何をやっても失敗ばかりだと生きてる意味を失いやすい
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
生きる意味を失う理由1:仕事漬けの毎日だと生きる意味も働く意味も失いやすい
毎日の生活が家と会社の往復で変化がない、いつも仕事に追われている、そんな人は生きている意味や働く意味を失いやすくなります。
あなたのその仕事が、自分で選んだやりがいのあるものなら話は違ってきます。
毎日やりがいのあることをしていれば、気持ちにも張りがあり楽しいからです。
しかし、生きてる意味がわからない、食べるためだけに仕事をしなければならないと思う人は、おそらく自分がやりたい仕事をしてはいません。
やりたくもない仕事、自分で選んだのではない同僚や上司、部下、そんな人間関係に囲まれで、眠る時間の次に多く過ごす「仕事」に時間を割いているのです。
そして人間関係に細心の注意を払いながら、時には自分の意見を押し殺して人に合わせています。
そんなことをずっとやっていたら、生きている意味も働く意欲も削がれてしまうでしょう。
人間は誰でも「得意分野」があり、それを生かして他の人より楽に達成し、楽しむことができます。
それが仕事と直結している人は、仕事も楽しめますが、得意なことややりたいことが見つからない人は仕事への情熱も燃やせません。
それで、仕事をしている意味がわからなくなり、そのうち生きてる意味もわからなくなってしまうのです。
この記事を読むと、自分の情熱ややりたいことが見つかります。
まずこの記事を読んでみましょう。
本当にやりたいことが見つからない人必読!あなたの天命を知る方法
生きる意味を失う理由2:失恋すると生きる意味を失いやすい
失恋をすると、生きる意味を失う人が多くいます。
特に失恋して生きる意味を失うパターンが多いのは女性です。
失恋して生きる意味をなくすのには2つの原因があります。
- 喪失感
- 依存症
喪失感は、失恋に限らず、子どもや伴侶を失った人も抱える問題です。
少し前にはペットロスという現象も話題になりましたね。
愛する人や対象を失うと、深い挫折感を味わったり、日常生活もままならないほど悲嘆に暮れてしまうことがあります。
また、もともと依存傾向にある人は、自分は誰かに依存しないと生きていけないと思っているため、依存対象を失うと「生きていけない」と思い込んでしまいます。
全ての行動や思いが「○○のため」というところに起因していたため、どうしたらいいかわからなくなってしまうのですね。
失恋によって生きる意味がわからなくなった人は、時間が解決してくれることもありますし、自立することによって立ち直ることもできます。
生きる意味を失う理由3:大きな病気をすると生きてる意味が無いと感じやすい
大きな病気をして苦しみを負うと、痛みや苦しみにばかり焦点を当ててしまうため、生きる意味がないと感じやすいです。
特に大病などをして、長期間入退院を繰り返したり、何年も痛みや苦しみを抱えている人は先の希望がなくなり、「生きている意味などあるのか」と思ってしまいます。
長年こんな苦しい思いをするなら長生きなんてしなくていい、そんな気分にもなるでしょう。
もともと健康な人は、当たり前にできたことができなくなるため、喪失感や絶望感を感じます。
その根底には「健康は当たり前」という概念があるからです。
そして、健康がなくなった時、はじめて失ったものの大切さ、大きさを痛感します。
大病などで生きる意味を失った人は、なかなか難しいかもしれませんが「病気になった意味」を考えてみることです。
もちろん、自分を責めるということではありません。
病気になったからこそ気づけた家族や周囲の人々の大切さ、身の回りにある全てのものは当たり前ではないということを、病気は気づかせてくれます。
生きる意味を失う理由4:トラブル続きで何をやっても失敗ばかりだと生きてる意味を失いやすい
何をやっても失敗ばかりしてしまう、なぜかうまくいかないという人は生きるのが嫌になり生きる意味を失いやすいです。
世の中には家庭内不和や借金、人からの裏切り、事件や事故に巻き込まれるなど、その人のせいではないのに次から次へと不運に見舞われる人がいます。
トラブルを多く抱え込むと、「こんな苦しいことばかりで、生きている意味なんてあるのか」と思いますよね。
人生に嫌気がさし、投げやりになってお酒やギャンブルに溺れたりする人もいます。
しかし、不遇な環境に置かれながらも、その中で幸せを見つけ出して幸福に暮らす人はいくらでもいます。
特に日本人は人と違うことを気に病みがちですが、人と違うことを個性と捉えて自分の得意分野を突き進み、大成する人もいますね。
幸福は、その人の心の持ち方次第で決まります。
人生を受け身で生きるか、開拓していくかは自分次第です。
不遇な環境に置かれて「自分は不幸だ」と決めつけて良いところを探そうとしなければ不幸になってしまうし、どんな環境でもポジティブでいれば、幸せを見いだすことができるのです。
【生きる意味を知る】生きてる意味を教えてくれる3つの方法
ここでは生きる意味を知る3つの方法について、ご紹介します。
- 恋愛、結婚をして生きる意味を持つ
- 占いやスピリチュアルを使ってあなた自身の生きる意味を知る
- 哲学の本や小説や映画などで生きる意味を学ぶ
1人で考えてもこの難しい問いにはなかなか答えが出ません。
そんな時は、他者と関わることや他のものに目を向けてみましょう。
きっと自然に答えが導き出されますよ。
生きる意味を知る方法1:恋愛、結婚をして生きる意味を持つ
恋愛や結婚をして生きる意味を持つ人は多いです。
パートナーができることによって、初めて安心感や生きる張り合いを得ることもあります。
また、大切な家族ができることで、自分以外の人のために頑張ろうという気持ちも湧いてきます。
自分のためにはそんなに頑張れないけれど、パートナーや子どものためならなぜか頑張れるという人は多いですよね。
恋愛や結婚というとふわふわした印象を持つ人もいるかもしれませんが、苦しいことや問題も沢山起こります。
しかし、その苦しみや悩みも2人で乗り越えることができるし、またお互いの関係性の中で生まれたものなら、試行錯誤することによってお互いに成長できるのです。
人は人との関わりによって、真の幸福を得ることができます。
生きる意味を知る方法2:占いやスピリチュアルを使ってあなた自身の生きる意味を知る
生きる意味がわからなかったら、占いやスピリチュアルを使うのも一つの方法です。
スピリチュアルでは身体は死んでも魂は生まれ変わるという輪廻転生が共通の認識です。
この世は人生の学校で、魂が身体を借りて学びに来ているというのが、生まれ変わる意味です。
様々な体験から喜怒哀楽を学び、魂が生まれ変わるたびに成長するというのです。
そんな考え方から、占いではおおよその人生をみることも可能です。
人生は選択によって変わりますが、昔からある占いは統計学なので、ある程度は予測できるのです。
占いはその時点でのその後の人生を鑑定するため、考え方や行動の変化で運勢も変わっていきます。
占いもスピリチュアルも生きるための指針として昔から使われており、例えばやりたいことが見つからない時は自分の使命や天命を知ることによって生きやすくなります。
自分の天命を知ることは生きる意味を知ることです。
こちらの記事で天命を知る方法が分かります。
本当にやりたいことが見つからない人必読!あなたの天命を知る方法
生きる意味を知る方法3:哲学の本や小説や映画などで生きる意味を学ぶ
ここでは、生きる意味が学べる哲学の本や小説、映画などをご紹介しましょう。
かなり昔の映画などもありますが、普遍的な人類共通の問題なので、新鮮に観ることができるでしょう。
生きる意味を学べる書籍
生きる意味を学べるおすすめ書籍を紹介します。
【人生に意味はあるか】
著:諸富祥彦 講談社現代新書
明治大学で臨床心理養成を行なっている諸富教授の本。
一般の人から著名人や、哲学、スピリチュアルまで幅広い分野での生きる意味への考えを紹介しながら、「生きる意味」を掘り下げる名著です。
【大丈夫、みんな悩んでうまくいく。—てんてんの「十牛図」入門】
著:細川貂々 朝日文庫
「ツレがうつになりまして」で有名になった漫画家。
その「ツレ」による解説と細川貂々自身の漫画で、難しい仏教の話を楽しく軽く読める本。
生きる意味を学べる映画
生きる意味を学べる、おすすめの映画を紹介します。
【市民ケーン 1941年アメリカ映画】
オーソン・ウェルズ監督
「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して亡くなった新聞王ケーンの孤独な生涯を描いた回想映画。
生きる本当の意味を問う、名作中の名作です。
【生きる 1952年日本映画】
黒澤明監督
仕事に情熱が持てない役所勤務の男性が、余命いくばくもないと知って生きる意味を探し出すまで。
黒澤明監督のヒューマニズム作品の最高傑作であり、三船敏郎が出演しない唯一の映画とされています。
【まとめ】生きる意味を知るには「他者」との関わりが重要!
生きる意味は、充実感や幸福感と関係があります。
そして、充実感や幸福感を得るには、人との関わりがとても大切です。
物やお金が手に入れば、一時的には幸せを感じるかもしれません。
しかし、それは一過性のもので、人の中で使うからこそ意味が生まれてきます。
人は生まれながらに「人に認めてもらいたい」という承認欲求があります。
物やお金は承認欲求を満たすための手段にしか過ぎず、本当は自分自身という存在を認められるのが一番嬉しいのです。
それも、偽って作った自分ではなく、本来のままの自分です。
そして、一番認めてもらいたいのは、他の誰でもない自分自身です。
自分自身が自分を受け入れて認め、前向きに生きることができれば、人との関わりがより楽しくなり、充実感や幸福感を味わうことができます。
もし今、あなたの周りに関わりたい人がいないというなら、プロのカウンセラーに頼るのも方法です。
プロのカウンセラーは、人の悩みを聴くプロなので、その人にあった対応をしてくれます。
未知リッチでおすすめするのは、未知リッチの運営者の1人で、今までに3000人以上の人と関わってきたプロのカウンセラー、西澤さんです。
西澤さんのセッションを受けた人は、新しい気づきを得て、生きることに希望を持ち、生きる楽しさを見出しています。
人生を楽しめている人は、「生きる意味」なんて考えません。
そもそも、考える必要なんてないからです。
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ここまでで、生きる意味がわからない人は次のようなことが原因であることが多いとご紹介しました。
- 仕事漬けの毎日だと生きる意味も働く意味も失う
- 失恋すると生きる意味を失いやすい
- 大きな病気をすると生きてる意味が無いと感じやすい
- トラブル続きで何をやっても失敗ばかりだと生きてる意味を失いやすい
そして、もしあなたがどれかに当てはまるなら、ここでご紹介した方法を試してみてください。
- 恋愛、結婚をして生きる意味を持つ
- 占いやスピリチュアルを使ってあなた自身の生きる意味を知る
- 生きる意味が学べる哲学の本や小説や映画などは?
一番実現可能なものから試してみると良いでしょう。
また、恋愛や結婚は今すぐには難しいけれど、人と関わって変化したいと思うなら、実力のあるプロのカウンセリングを受けてみるといいですよ。
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