人類史上最も古い文明といえば、メソポタミア文明。
そのメソポタミア文明と深い関わりをしているのが、シューメール人です。
シュメール人に関しては、シュメール人という言葉は知っていても、その詳細については知らないという人が多いのではないでしょうか?
シュメール人の謎が現代においても注目されているのは、彼らが持っていた高度な技術もそうですし、彼らの知識の多くが現代文明の基礎となっているからです。
結論から言えば、シュメール人の起源などあらゆることが謎のままではありますが、私たち日本人と深い関わりを持っていることもわかっています。
そこで今回は、
この3点について掘り下げていきますね。
最後までお付き合いいただければシュメール人の謎を知ることができ、彼らが残した五芒星を使って幸運を引き寄せる方法を知ることができますよ。
シュメール人の謎とは?
シュメール人とは、古代メソポタミア文明に深く関わったとされている人たちです。
シュメール(アッカド語: Šumeru; )は、メソポタミア(現在のイラク・クウェート)南部を占めるバビロニアの南半分の地域、またはそこに興った最古の都市文明である。初期のメソポタミア文明とされ、チグリス川とユーフラテス川の間に栄えた。
引用:ウィキペディア
メソポタミア文明の初期に関わったということは、メソポタミア文明自体に大きな影響を与えたと言っても過言ではありません。
メソポタミア文明といえば、「文明のゆりかご」と呼ばれる「世界四大文明」の一つです。
歴史に残る大きな文明の初期に関わりを持ったとされるシュメール人ですが、まだまだ謎に包まれた民族となっています。
そこで、シュメール人についての
- シュメール人の起源
- シュメール人と日本の関係
- シュメール神話とは?
- シュメールと悪魔信仰について
これらの謎について深掘りしていきます。
まだまだ謎だらけのシュメール人と私たちにどのような関係性があるのか詳しく解説していきます。
シュメール人の起源
シュメール人の起源は残念ながら謎のままです。
というのも、紀元前3500年頃にはメソポタミア文明によってウルなどの都市がたくさん作られていました。
このウルなどの文明都市を作ったのが、シュメール人といわれています。
シュメールの石像
引用:ウィキペディア
つまり紀元前3500年にはどこからともなく高度な文明を手にメソポタミア(今のイラクがあるあたり)にはいたということになります。
シュメール人がどうやってメソポタミアにやってきたのか、またメソポタミアに現れる前はどこにいたのかということが、今なお謎のままなのです。
「どこからきたのかがわからないのなら、メソポタミア地域の原住民では?」という疑問は当然ありますよね。
けれど、彼らシュメール人はメソポタミア地域の原住民ではないという説が今のところ有力。
では、シュメール人はどこからやってきたのでしょうか?
今、シュメール人の起源としていくつかの説があります。
- シュメール人はインドからやってきた
- シュメール人はイラン高原からやってきた
- シュメール人はコーカサス山脈からやってきた
- シュメール人は地中海のクレタ島からやってきた
この4つが有力なシュメール人の起源説です。
けれど、シュメール人の起源については、今もどの説が正しいのかは謎のままです。
一つの文化や習慣しかなければ、シュメール人の起源はここだ! とすぐ特定できます。
その特定ができない事こそが、シュメール人が豊富な習慣や文化を持っていたことの証明となるのです。
シュメール人がどこからメソポタミアにやってきて、紀元前2000年ごろにどこにいったのか。
一説によると、メソポタミアの地を追われたシュメール人はその後アジア大陸へ移ったとされています。
シュメール人は、現在の中国や地中海などに点在し、後のイスラエル国家設立にも関わり、その根拠とされているのが、有名な預言者であるアブラハムです。
アブラハムは、ユダヤ教などを信仰する「啓典の民」の始祖で、信仰の父とも呼ばれている歴史上有名な人物です。
このアブラハムはシュメール人が活躍していたウルで生まれ、信仰を求めてカナーン(イスラエルに相当する地域)に旅立ったと旧約聖書には書かれています。
そして、この旧約聖書にはメソポタミアの都市名や地名が数多く書かれていることから、アブラハムとシュメール人には深い関わりがあるとされているのです。
このように、数多く色々な説が残されているのがシュメール人。
そして、その数多くの謎から見えてくるのが、様々な文化文明の発祥となったということです。
シュメール人の末裔と日本は深い関係にある?
シュメール人と日本には深い関係があると言われています。
その根拠となっているのが、シュメールと日本の文化や神話さらには言語に至るまで数々の共通点が存在していることです。
シュメールと日本の共通点は大きく分けて3つあります。
- 花紋
- 言語
- 神話
日本神話とシュメール神話の共通点もそうですが、日本の天皇家とシュメール人にも深いつながりがあるとされています。
まず、一つ目の共通点である花紋。
天皇家の花紋といえば、私たちのパスポートにも書かれている十六菊花紋です。
この十六菊花紋は、メソポタミア地域で王家の紋章として使われていました。
その裏付けとして、イラク戦争時フセイン大統領が十六菊花紋の指輪をしていた時のエピソードが残されています。
フセイン大統領の指輪を見たヨーロッパの記者が「日本の皇室の花紋と似ているようですが?」と尋ねたのです。
すると、フセイン大統領は「この紋章は我が国の祖先、シュメール王朝時代に用いていた王家の紋章である」と答えました。
つまり、天皇家の菊花紋とメソポタミア時代からシュメール人が使っていた王家の紋はかなり酷似しているのです。
日本の菊花紋がパスポートに使われているように、シュメールの菊花紋もあらゆる場所で使われていました。
- アッシリアの黄金神盃
- バビロニアのイシュル門
- ツタンカーメン王の青銅器
- ユダヤのヘロデ王の石棺
このように、各時代の王とともに菊花紋があったことがわかりますよね。
では、この菊花紋が世界的に使われていた国はどこなのかを調べると、日本とシュメールだけです。
なぜ日本の皇室とシュメール人の花紋が共通しているのかについては、どこにも記されていません。
けれど、花紋だけでなく日本とシュメールの言語も似ていることから、日本とシュメール人には深い関わりがあるのはほぼ間違いありません。
私たちが使っている日本語は「~は」や「~で」などの助詞をつかった膠着(こうちゃく)語というものに分類されています。
日本とシュメールは距離的に見れば決して近くはありません。
シュメールは今でいうイラクのあたりになるのですが、現状イラクはアラブ語を公用語としています。
つまり、日本語とはまったく違う言語ということになりますよね。
しかし、シュメール人が使っていた言語であるシュメール語は、膠着語に分類され文字を見ても子音と母音があるなど日本語との共通点が多いのです。
残念ながら、シュメール語がなぜ膠着語だったのか、また日本語となぜこんなにも共通点が多いのかなど謎のままとなっています。
日本語のルーツがシュメール語だったのではないか? という説もあるほど、日本とシュメールとの共通点は多いのです。
さらには日本神話とシュメール神話にも多くの共通点があります。
日本神話 | シュメール神話 | |
三種の神器 | 鏡・勾玉・剣 | 日像鏡・月像の首飾り・武神の剣 |
三種の神器の手に入れ方 | 八岐大蛇(やまたのおろち)を倒す | 7つの首の龍を倒す |
神話の概要 | 高天原(たかまがはら)から天津神(あまつがみ)が日本を作った | 宇宙から来たアヌンナキが人類を作り地球文明を起こした |
このように、細かいところは違いますが軸になるような部分は、ほぼ同じと言っても過言ではありません。
このような共通点の多さから日本はシュメール人の末裔だとする説や、根拠を見つけることはできませんでしたが、天皇家の祖先はシュメール人だという説も。
花紋、言語、神話などの共通点を見ても、日本とシュメールには深い関わりがあることがわかってきているのです。
天皇家の祖先が、アラム王家の末裔であり、当時家臣らとともにシルクロードを通って中国、朝鮮を経由し、日本にやってきたのではないかという仮説もあります。
どの仮説が真実なのかを確かめる術はありません。
けれど、残された神話などの文章を紐解いていくと、全くの無関係であるとは決していえないのです。
これから紹介させていただくシュメール神話にも、日本との深いつながりが多数確認されているので、日本とのルーツが知りたい! と強く思っている人はこのまま読み進めてくださいね。
シュメール神話とは?
シュメール神話とは、様々な神様たちの誕生秘話や神様たちの世界で何があったのかを書き記したものです。
シュメール神話では、「アン」と「キ」という2人が神様たちの起源だと記されています。
日本神話でいうイザナミとイザナギみたいなものです。
この最初の2人がエンリルという神様を誕生させたところから神話は始まります。
このエンリルがリーダー的な立ち位置になり、その当時1人の女神と無理やり関係を持ってしまいます。
そして、そのことが神たちの間で問題となり事実上の追放となり、女神の前から姿を消しました。
そして、この女神は結構流されやすい性格だったのもあり、次々と妊娠出産を繰り返し神様が増え続けたのです。
そして、神様が増えたことで食糧難となり神様たちは悩み、知恵の神様が「自分たちの代わりに食料を作り、仕事をしてくれる人間を作ろう」と提案しました。
けれど、こうして誕生した人間がどんどん増えるだけでなく、知識をつけていったことに腹を立てた神エンリルが大洪水を起こすのです。
その大洪水のエピソートは、神話の中にこう記されています。
「知恵の神エンキはこの洪水時の王で大変神への信仰が熱心だった神官に、洪水を起こすことを告げていました。
すると、その神官は大船を用意し、家族や家畜など絶対に失いたくないものだけを乗せ逃げ生き残ることに成功するのです。
そして、神官は教えてくれた神々へ牛や羊を捧げました。
その信仰深さを評価した神々は、この神官に永遠の命を与え東の方へ住まいを与えたとされています。」
エンキの肖像画
引用:ウィキペディア
つまり、人間を滅ぼそうとしたエンリルと人間を救おうとしたエンキの2人の神のエピソードなのです。
この神話のエピソードが、ノアの方舟と大変類似していると言われていることから、旧約聖書にもシュメールが関わっているのでは? という説も存在しています。
このようなシュメール神話は、世界最古の神話でメソポタミア神話や旧約聖書など様々なものに影響を与えたと言われています。
このシュメール神話を読み解いていくと、シュメールと神々との深いつながりが見えてきますが、シュメール人は多神教だったため、日本と同じで数多くの神様が登場するのです。
そして、その神と深い関わりを持っているのが、次にご紹介する悪魔です。
シュメール人は悪魔を信仰していた?
シュメール人が悪魔を信仰していたのは事実ですが、悪魔と神は紙一重の存在なのです。
「神と悪魔が紙一重?」という疑問も当然ありますよね。
ものすごく平たく言ってしまえば、悪魔とは派閥争いに負けた神様のことなのです。
神信仰と悪魔信仰の根本には2人の神様が登場します。
それが、エンキとエンリルです。
エンキとエンリルは兄弟で、とても仲が悪かったと言われています。
その仲違いの原因が、人間に対する考え方の相違です。
人間を奴隷のままにしておきたかったエンリルと人間にどんどん知恵をつけてもらいたいと考えていたエンキ。
この2人は、見た目も対照的だったんです。
人間と変わらない見た目をしていたエンリルと上半身は人間下半身は蛇という見た目だったエンキ。
この2人のことは聖書にも出てきます。
アダムとイブに蛇が知恵のリンゴを食べるように勧め、それを食べたアダムとイブが追放されてしまうという話。
この話に出てくるリンゴを勧めた蛇こそエンキで、怒って2人を追放した神様こそがエンリルなのです。
この出来事が決定打となり、エンリル=神、エンキ=悪魔という認識が定着しました。
つまり、元をたどればエンキもエンリルも同じ神様だったということですね。
先ほど紹介したノアの方舟の話も、中途半端に知恵をつけた人間を疎ましく思ったエンリルが人間を滅ぼそうと起こした洪水からエンキが人々を救ったという背景がありましたよね。
こうしてみると、どちらが神でどちらが悪魔かよくわからない感じもしますが……。
そして、この2人の喧嘩は宗教にも影響を与えます。
人間を奴隷のままにしておきたかったエンリルが作ったのが、ユダヤ教とキリスト教だとされています。
一方、人間は知恵をつけながら自立するべきと考えたエンキが作ったのが、ミトラ教やフリーメーソンなどの秘密結社とされています。
このように、神々の争いごとの結果が神と悪魔を分けてしまったということ。
つまり、悪魔とされているエンキがものすごく悪いものかと言われるとそうとは言えないことがわかりますよね。
エンリルにとって都合が悪かったというだけの話なので、今でもエンリル派とエンキ派は存在しています。
そして、エンキ派と呼ばれる人たちが「悪魔信仰をしている」と言われているというのが、シュメールの悪魔信仰の真相なのです。
占星術はシュメール人が作った?シュメールと宇宙との関係!
シュメール人は、現代に繋がる占星術を持っていました。
私たちが使っているカレンダーは1週間が7日ですよね。
この六曜と呼ばれる暦を最初に作ったのもシュメール人だとされています。
そして、シュメール人が天体に詳しく、最新の占星術を持つことができたのはシュメール人が宇宙人だったからという説まであります。
そこで、今からお伝えしていくのは
- 宇宙人の奴隷が人類だった?
- シュメールと星座の関係は?
- シュメール人は現在と同じレベルの天文学を知っていた?
この3点についてお話していきます。
宇宙人の奴隷=人類?
シュメール神話と宇宙にはとても深い関わりがあります。
その鍵となるのが、アヌンナキです。
アヌンナキとは、惑星ニビルに住む宇宙人の名前という説もあれば、シュメール神話に出てくる神様たちの集団だという説もあります。
このアヌンナキが宇宙人だとも神様の集団だとも言われることから、人類が宇宙人の奴隷だったと言われるようになったのです。
シュメール神話に出てくるアヌンナキとは、神様たちの総称とされています。
先ほど紹介したエンリルとエンキの話でも、知恵をつけた人間をエンリルが殺そうとしましたよね。
この神々が人間を創造した方法についても、シュメールの古文書には書かれています。
その方法というのが、現代でいう体外受精と同じ方法という少し信じがたいものなのです。
ざっくり説明すると
- 男のアヌンナキからテマエ(遺伝子)とシル(精子)を取り出す
- 猿人の卵子と混ぜる
- 鋳型に移し、一定期間発育させる
- 女のアヌンナキの子宮に入れる
シュメールの古文書には、テマエ=記憶を保存するもの・シル=男からしか採取できないものと記載があります。
この記載を読んだ専門家の解釈によって、テマエが遺伝子でシルが精子だと解釈されています。
そして、この古文書に書いてあった人類創世の方法は、どう解釈しても体外受精と同じなのです。
受精卵を人の体内と同じ体温に保存しておく機械も、受精卵を凍結しておく装置もない古代で、どうやって行われたのかは定かではありません。
ただ、シュメールの古文書が書かれた時には現代の体外受精と同じ方法を思いついていたシュメール人がいたということはわかりますよね。
この神様たちの総称とされているアヌンナキが、もし宇宙人のことを指すのだとしたらシュメール人は宇宙人の遺伝子を持つ人類となるわけです。
アヌンナキは自分たちの都合のいい奴隷が欲しくて人類を創造しました。
けれど、結果として人類は奴隷に止まらず知能をつけていきます。
理屈では説明できないほど、高度な文明を持っていたシュメール人を不自然だとする学者もいるほどです。
ですが、このことをアヌンナキ=宇宙人とすれば、その高度な知能も説明がつくのです。
知能のない奴隷よりも、知能のある奴隷の方が色々好都合ですからね。
その証拠に、惑星ニビルを超える文明は今の所発見されていないそうです。
このことが、シュメールと宇宙との関わりが深く、宇宙人の奴隷=人類だと言われることにつながるのです。
シュメールと星座の関係は?
私たちが今当たり前に見ている星座は、シュメール人が作ったとされています。
一昔前は、今から約5000年前にカルディア人の羊飼いが、夜に羊の番をしながら作っていったというのが、星好きの間では定説のように語られていました。
しかし、今ではこのカルディア人が活躍した時期と5000年前という表記に約2000年の差があることなどから、この5000年前に活躍していたシュメール人が星座を作り始めたとの説が有力になっています。
シュメール人は、狩猟民族ではなく農耕民族です。
そして、神殿や塔などの高い建物を建設していたこともわかっています。
農耕民族ということは、カルディア人の羊飼いのように家畜の世話で夜間に外に出ることも少なくないはずです。
そして、彼らは神殿や塔といった、より高いところから星を眺められる場所を作っていましたから、星の観察ができる環境を作っていたことは十分考えられますよね。
事実、シュメール文化を研究している専門家は次のように言っています。
- 星座には羊飼いが多く関係していること
- メソポタミア以降に使われている星座の名前は大体がシュメール語で書かれていること
この2点から、シュメール人が星座を作ったという説が誕生しました。
ただし、シュメール人が残した粘土板で星座の絵などが書かれたものは一切出てきていません。
つまり、この説には証拠がないのです。
もし、星座の書かれたシュメールの粘土板が出てくれば歴史的な大発見となるでしょう。
けれど、今の所発見されていないことを考えれば、シュメール人が星座そのものを作ったというよりも、シュメール人が作った星座の原型をその後のメソポタミアの人々が発展させたと考える方が自然ですよね。
実際に、星座の名前が考古学的に登場してくるのは、今から4000年前です。
そう、シュメール人が星座の原型を発見したとされている頃から1000年も後の話。
この1000年間でシュメールはメソポタミアを追われています。
そのため、メソポタミアでシュメール人の後を継いだアムル人が「星座」として形に残したと考えられています。
シュメールと星座の関係は、まさに原始といえるでしょう。
シュメール人が星座の原型を発見していなければ、今とはまた違った星座になっていた可能性もありますね。
現在と変わらない天文学を持っていた?
シュメール人は私たちと遜色ないほどの高度な天文学を持っていました。
その根拠となるのが、シュメール人の残した石版です。
専門家が読み解いたところによると、石版には太陽系と思われる星が記されていました。
シュメール人が活躍していたのは、今から5000年前のこと。
当然天体望遠鏡も惑星探査衛星もあるわけがない時代の話です。
シュメール人の天文学がすごいとされるのは、今から5000年前にすでに暦を発見していた点です。
暦だけでなく、私たちが今当たり前に1日は24時間で1時間が60分という60進法もシュメール人が最初に発見した高度な知識です。
そして、さらにすごいというか謎が深いのがシュメール人がすでに冥王星を知っていたということ。
冥王星は、20世紀に入ってやっと見つけることのできた惑星なのは有名ですよね。
それなのにシュメール人は何故か冥王星の存在に気が付いていました。
シュメール人が冥王星を知っていた根拠というのが、石版に記していた絵です。
そこには、地球を表すマークとして、星を7個書いていました。
これは、冥王星から数えて7番目という意味になると専門家は言っています。
そのほかの出土品にも、惑星の配列や大きさが正確に記されているのです。
そして、シュメール人は
- 60進法
- 古代太陽系
- ニネヴェ定数(太陽系の惑星の公転周期で割り切れる数字)
これらのことについても詳細に記録を残しています。
では、シュメール人はなぜ天体望遠鏡も宇宙衛星もない時代にこのようなことを知ることができたのでしょうか?
その理由として、シュメール人は、これらの天文知識を「神からの贈り物」だと言っています。
この言葉が何を意味するのかはわかりませんが、一つの仮説としてシュメール人が宇宙人の血を引いているとうものがあります。
もし、シュメール人が宇宙人なのだとしたら、天文学は持っていても不思議ではありませんよね。
自分たちやその祖先が見ていたことを地球で伝えているだけなのですから。
シュメール人=宇宙人というのは、何の根拠もない話ですが、シュメール人がなぜそこまで詳しい天文学を持っていたのかはまだわかっておらず謎のままです。
今現在わかっていることは、理由は定かではないけれどシュメール人がとても天文学に詳しい知識を持っていたということです。
私たちが今当たり前に使っている様々なことの原型は、シュメール人の天文学によるものだったと思うと、とても興味深いですよね。
そして、そのシュメール人が作ったとされている最後の謎が五芒星についてです。
シュメール人が発祥?五芒星の持つスピリチュアルパワーとは?
五芒星といえば、陰陽師やスピリチュアルで使われていることで有名ですよね。
五芒星(ごぼうせい)とは、五光星、五稜星あるいは五角星(英: five-pointed star)と呼ばれる5つの角を持つ星マークのうち、互いに交差する長さの等しい5本の線分で構成され、中心に五角形が現れる図形である。ペンタグラム(英: pentagram)、五線星、星型五角形(星型正五角形)ともいう。
5つの要素を並列的に図案化できる図形として、洋の東西を問わず使われてきた。世界中で魔術の記号とされ、守護に用いることもあれば、サタニズムに見られるように上下を逆向きにして悪魔の象徴とすることもある。悪魔の象徴としてとらえる際には、デビルスターと呼ばれることもある。
古くはメソポタミア文明から始まった五芒星は、世界各国に広がっていきました。
今回のメインテーマであるシュメール人とも、当サイトのメインテーマであるスピリチュアルとも深い関わりがある五芒星について触れないわけにはいきません。
そこで
- 五芒星の由来
- 五芒星が人類にもたらす影響について
についてご紹介していきます。
シュメール人が発祥とされている五芒星がなぜ誕生したのか。
そして、五芒星の持つスピリチュアルパワーとはどういうものなのかをお話ししていきます。
五芒星の由来
シュメール人は自分たちのシンボルとして五芒星を使っていました。
シュメール人が五芒星を使った由来は、「高尚なもの」「輝くもの」として王を象徴する表意文字としてでした。
古代の人々は、黒魔術や悪魔というものと共存していたので、それらから自分たちを守るために五芒星が広まっていったとも考えられています。
元々は光り輝く王としての五芒星ですが、悪魔や悪霊は目が嫌いです。
星のように、線と線が交わるところが多いもの=目が多いとも考えられていて、それが魔除けとして使われる発祥ではないかと考えられています。
十字架やクロスなども魔除けとしてよく登場しますよね。
五芒星が魔除けとして使われるようになったのは
- 線が交差するところが多い=目が多い
- 一筆書きで書けて、閉鎖性があり結界としての役目がある
主にはこの2つが理由ではないかと考えらえています。
しかし、この五芒星は西洋と東洋で若干考え方が違います。
私たち日本で五芒星といえば、陰陽師の安倍晴明が有名ですが、五芒星を使うのはそれだけではありません。
東洋の五芒星については、意味が3つあります。
- 陰陽師…五行相生説(木火土金水/それぞれを生み出すという考え方)
- 陰陽道…五行相克説(木火土金水/それぞれに勝つという考え方)
- 密教…五大(地水火風空/それぞれを元素とする考え方)
このように、考え方はそれぞれ違いますが共通しているのは五芒星が魔除けだということです。
この考え方では、陰陽師と陰陽道が東洋的な考え方で、密教の考え方が西洋的な考え方ということになります。
シュメール人が輝く王を象徴として作り出した五芒星も、結界や魔除けといった広がり方をしています。
もちろん当時から魔除けとして使われていたものですが、広がった先で考え方が違うのはとても面白いですよね。
では、この五芒星が持つスピリチュアルなパワーとはどんなものなのかをご紹介していきます。
五芒星は人類のエネルギーの象徴?
五芒星は、人類のエネルギーの象徴でもありますし、使い方次第で幸運を引き寄せることができるマークでもあります。
シュメール人たちが五芒星を使っていた頃というのは、強力なパワーを持つ魔除けとしてでした。
それが、現代においてはその強力なパワーで悪い運気を吹き飛ばし幸運を引き寄せることができるものと言われているのです。
そもそもの五芒星というのは、とても強力なパワーを放っているものです。
そのため、古来から結界や魔除けとして活躍してきました。
そのパワーを幸運を引き寄せることに使うとすれば、正しい方法で五芒星のパワーを引き出せなければなりませんよね?
五芒星に使われている5という数字には「安定を変革する」という意味が込められています。
つまり、変化の激しいエネルギー状態を生み出すので、その場に滞っている悪い気を浄化し、魔除けができるというわけです。
自分に幸運を引き寄せたくて、今すぐにでも五芒星を身に付けたい! と思ったあなた。
ちょっと待ってください。
五芒星を使って悪い気を弾き、いい気を引き寄せるにはあなた自身の状態をいいものにしている必要があるのです。
いい気というのは「自分が正しい行いをしていて、正しい心を持っているか」が重要になります。
つまり「人の幸せを願えるポジティブな状態であること」が大切なのです。
もし、あなたが人生うまくいかないなと思って、嫉妬や妬みの感情が強くネガティブなオーラに包まれている時に五芒星を持ってしまえば、あなたに合う運気「ネガティブな運気を引き寄せ、ポジティブな運気を弾く」という最悪な結果を生み出してしまいます。
五芒星で幸運を引き寄せるためには、まずはあなた自身が変わる必要があるということになりますね。
スピリチュアルな世界では、常々「今の精神状況に合うものを引き寄せる」と言われています。
つまりネガティブな時にはどんどん嫌なことが起こるし、ポジティブに考えられている時には幸運が引き寄せられる。
五芒星もこれと同じで、まずはあなた自身の生命エネルギーを高めていく必要があります。
けれど、今人生がうまくいっているなら五芒星に頼ろうなんて思いませんよね?
程度の差はあれど、今よりも人生をよくしたいと思うからこそ、五芒星のパワーを知りたいと思っているはず。
そこで、一つ知ってもらいたいのが引き寄せの法則についてです。
この引き寄せの法則をうまく使うことができれば、幸運がやってくると言われています。
その真意は、自分自身がポジティブな状態に変化したから、幸運が引き寄せられてきたとも言えるのです。
引き寄せの法則については、こちらの記事を参考にしてください。
⇒はじめての引き寄せの法則!簡単なやり方と本質は完ペキ!恋愛や仕事、見た目まで変わるって本当?
引き寄せの法則を知ることで、五芒星のパワーを正しい方向でもらえるようになる可能性が高まりますよ。
五芒星が人類のエネルギーの象徴だと言われるのは、五芒星を身につける人が持っているエネルギーに相応しいものを引き寄せてくれるためです。
いい状態にあるなら、いい運気が集まってくるでしょうし、五芒星を持つことで嫌なことが増えたなら、今のあなたがあまりいい状態でないという証拠です。
五芒星で幸運を引き寄せルためには、ぜひあなたの生命エネルギーを高められるようにしてにてください。
【まとめ】シュメールとスピリチュアルは深い関わりがあった
シュメール人が発祥だとされることは無数にあります。
その中でも五芒星や占星術など、現代のスピリチュアルに繋がることも多いですよね。
シュメール人がどの程度スピリチュアルに関係があったかは謎のままです。
けれど、彼らが作り出した五芒星のパワーや占いにも使われている占星術がなければ、今のスピリチュアルはまた違ったものになっていたに違いありません。
彼らが残してくれたものを最大限自分に活かすためには、自分の生命パワーを高めていくことが大切。
自分の生命パワーを高めるためには、前向きに物事を捉えて希望を持って生きることが必須です。
希望を持っていきなければ、生命エネルギーが高まるわけはありませんよね。
今「なかなか希望を持てないな。」と思っている人が、希望を持てるようになる1番の方法が潜在意識をポジティブなものに持っていくこと。
これは、先ほど紹介した幸運を引き寄せることにも繋がっていて、とにかく自分の意識を前向きなものにすることで、あなたの人生は幸運を引き寄せられるものになります。
古代のシュメール人たちも、五芒星のパワーや占星術でみる天からの知らせで、悪い運気を払いメソポタミア文明を発展させていきました。
何もないところから文明を作るのはとてもエネルギーがいること。
謎の多いシュメール人が残した五芒星をきちんと使えるように、生命エネルギーは常に高めていたいものですね。
もし、生命エネルギーを高めるために潜在意識に興味がある人はこちらの記事を見てみてください。
潜在意識を正しく書き換えることができれば、生命エネルギーを高めることができます。
その結果として、幸せを引き寄せられるだけでなく、理想の人生に近づける可能性が高くなるのです。
もし、今あなたが生命エネルギーを高め人生をいい方向に変えたいと感じているなら、ぜひこちらのメルマガを読んでみてください。
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潜在意識をより良い状態に高めることができれば、人生が好転する可能性はとても高くなりますよ。
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