占い依存症の仕組みと、依存から抜け出す方法

占い依存症という言葉をご存知でしょうか？

 

占い依存症とは、生活でトラブルが起きたときや不安を感じたとき、すぐに占いに頼ってしまう症状です。

症状がひどい人になると、「私は占いなしでは生きられないの！」と思い込み、なんでも相談する状態になってしまいます。

 

悪い占い師にあたると、意図的に占い依存症にさせる人もいるようです。。
⇒占い師は詐欺師なのか？インチキ占いのトリック暴露

 

今回は、

1. 占い依存症になってしまう仕組み
2. 根本から解決！占い依存症から抜け出す方法

についてお伝えします。

 

占いそのものは適切に利用すれば悪いものではありません。世の中には、科学で説明できないこともたくさんありますから、未知の力を有効に活用することは幸せに生きるためのコツだと思います。

しかし、そういう不思議な力に魅せられすぎて、地に足をついた生活ができなくなるのは問題です。

 

未知リッチでは、占いやスピリチュアルをうまく利用して、幸せになる方法を色々とお伝えしています。

 

それでは、早速本題にはいっていきましょう！

 

占い依存症になってしまう仕組み

まずは占い依存症の原因についてご説明しますね。

占い依存症の原因は、一言でいうなら
よく分からない不安を消し去ろうとする心の働き
にあります。

 

人間はこれまでの進化の過程で、
色々な外敵と闘ってきました。

自然災害、死に至る病気やウイルス、
危害を与える動物や他の人間などなど・・・

生きているだけで色んな外敵の脅威にさらされます。

 

そんな環境のなかで育まれたのが、
不安という心の働きになります。

いち早く危険や外敵に気が付くために
人間の心は、すぐに不安になるようにできています。

 

多くの人にとって、不安な感情は
「イヤな感情」だと思います。

私自身も、不安な気持ちはすぐにでも消してしまいたいです。

 

実は、占いには未来を予言することで
不安を一時的に打ち消す効果があります。

「一時的に」というのがポイントです。

以前「当たる占い、当たらない占いの違いは対応関係の有無にある。」
という記事でお伝えしたとおり、
占いというのは対応関係をみるものであって、
カンペキに未来を予測するものではありません。

 

当然、人生をほんの少し良い方向に導けても、
生きていればまた新たな不安が襲ってきます。

新たな不安が出てくるたびに、
「占いになんとかしてもらおう！」
と、一時的な安心を求める。。。

この繰り返しが、占い依存症の正体です。

 

ようするに、「不安な感情」への解決策を
占いに頼り続けていれば、占い依存症から抜け出すことはできません。

 

では、どうやったら占い依存症から抜け出して
自分自身の力で不安を解消できるのでしょうか？

根本から解決！占い依存症から抜け出す方法

先ほどもご説明したように、占い依存症の根本的な原因は
不安な感情の解消を占いに頼ってしまうことにあります。

 

そうなると、最初に思い付く対策が、
そもそも「不安な感情をなくしてしまえばいい！」というもの。

たしかに不安を完全に消してしまえれば、
人生は楽しくなるかもしれません。

でも、残念ながら不安な感情は
人間が外敵だらけの世界を生き抜くために
何千年、何万年もかけて作り上げた心のシステムです。

不安をもとから消してしまうのはできません。

 

不安を消し去るのができないならば、
残る選択肢は、不安解消を占いに頼らないということになります。

これこそが占い依存症を抜け出す唯一の方法です。

いきなり「占いに頼るな！」と言われても
どうしたらいいのか分からないと思いますので、
もう少し具体的にご説明していきますね。

 

占いによって不安が消えたとしても、
それは一時的なものにすぎません。

 

ここからが一番大事な部分です。

不安を完全に消すことはできませんが、
不安との付き合い方を変えることはできます。

不安になるのは「イヤなこと」なのですが、
だからといって、不安を消そうとするのではなくて
適度な距離を保ちながらうまく付き合っていきましょう。

これができれば占い依存症から抜け出すことができます。

 

いまいちピンとこない、という方は
「苦手な人との人間関係」に置き換えて考えてみてください。

あなたにもちょっと苦手だなぁと思う人の
一人や二人くらいはいますよね？

苦手だからといって、その人を露骨に遠ざけて
「どこかに消えてください！」なんて言うと、
99％相手もあなたのことを嫌いになります。

そして、お互いにいがみあって、さらに関係が悪化するでしょう。

 

そうならないためにも、
適度な距離感をたもちながら
「愛想笑いで挨拶だけはきちんとする」、
たったそれだけでお互い不快にならずにすみます。

不安な感情との付き合い方も同じことです。

「占いで消してやろう」と思うのではなくて、
「あー、またきちゃったなぁ・・・」
くらいでいいんですよ。

不安な感情にもきちんと意味があるのです。

今、自分が生きていられるのも不安のおかげ。

嬉しいことがあったときに笑えるのも
不安な気持ちがあったおかげ。

 

そうやって不安にも感謝できるようになったら、
不安な感情が押し寄せてきたときにも、
占いに頼ることなく、不安と正面から向き合うことができます。

 

「3分ですぐできる！六方拝の方法～幸運な人生の基盤を作るために～」
でご紹介した六方拝を習慣にすれば、
イヤな感情に対しても感謝できる体質になりますよ。

 

ではでは、
不思議な力を味方につけてリッチな人生にしましょう！

 

未知リッチ