200年あまり続いた地の時代が終わり、2020年末から風の時代が始まりました。
地の時代から風の時代へ変化することで、「生きやすい」と感じる方が増えるのではないかと感じています。
時代が変わるということは、価値あるものが変わり、私たちの生き方そのものも変えていかなければいけません。
しかし「風の時代の生き方とは?」「どうすれば風の時代を生きやすくできる?」と疑問に思っている方も少なくないですよね。
この記事では風の時代の価値や時代の変化に触れながら、以下3つのことを中心に解説します。
最後までお付き合いいただくことで、風の時代の本質を理解し、より生きやすい生き方を選択することができますよ。
風の時代とは?
まずはじめに、これから私たちが生きる「風の時代」について解説します。
風の時代とは、占星術における4つのエレメントの「風」にあたり、これから200年以上続く新しい時代のことです。
占星術では、「火」「地」「風」「水」の4つのエレメントでこの世を構成しており、エレメント交代が起こる度に時代が大きく変化すると考えられています。
<4つのエレメントと12星座>
- 火:牡羊座 獅子座 射手座
- 地:牡牛座 乙女座 山羊座
- 風:双子座 天秤座 水瓶座
- 水:蟹座 蠍座 魚座
2020年12月22日に木星と土星が重なるグレートコンジャクションという現象が水瓶座で起こったため、風の時代へと変化したのです。
あなた自身も、この時代の変化に伴い、身の回りで暮らし方の変化や価値観の変化を感じているのではないでしょうか。
しかし、私たちが今実感できている時代の変化は序盤に過ぎません。
まだまだ地の時代の価値観で生きる人が多い中、これから風の時代の価値観へと移り変わっていくには、風の時代の生き方を知る必要があります。
「そんなに簡単に価値観を変えるなんてできない」と不安に感じる方もいますよね。
風の時代は「個性」や「多様性」を重視する時代です。
風の時代の生き方を知ることで、どう変化していくべきなのかを自分で選択することができますよ。
ちなみに風の時代への変化は、「二極化」という言葉で語られることもあります。
二極化によって風の時代へと変化していくことについて、詳細はこちらで説明しているので、あわせて確認してみてください。
⇒世界が二極化するとは?スピリチュアルな意味と風の時代の波に乗る方法
また、過去の風の時代では何が起きていたかについてまとめた記事もありますので、気になったらぜひチェックしてくださいね。
⇒風の時代の歴史とは?地の時代の違いや変遷についても解説します!
風の時代の生き方とは?
ここからは風の時代の生き方について解説します。
エレメントでの時代の変化は、確実に私たちの生活に影響を与えます。
ここ数年で「当たり前」と思ってきた暮らしが大きく変化したのも風の時代の流れと一致することがとても多いのです。
<風の時代のキーワード>
- 情報
- ネットワーク
- 個人
- 協力
- 多様性
- 流動的
- 循環
- コミュニケーション
- 独立
- 目に見えない価値
- 宇宙
私たちの日常に深く関わるキーワードが多いことに気づきますよね。
何気なく暮らしている中で、エレメントの影響を受けているのです。
そこで大切になるのが、風の時代の生き方です。
- 決まった価値観に縛られない
- 個性や多様性を受け入れる
- 本質を見抜く力を磨く
この3つは風の時代を生きやすくするための考え方でもあります。
エレメントによる影響を受けながら、時代の変化の波をどう生きたらいいのか……。
ひとつずつ解説するので、風の時代の生き方のヒントを見つけてくださいね。
決まった価値観に縛られない
まず、決まった価値観に縛られないということが大切です。
これまで私たちが生きてきた地の時代は、形あるものや見える・触れることができる物質的な価値に重きを置いてきました。
例えば、有名大学や優良企業、組織や学歴、ブランドや資産……どれも物質的な価値です。
物質的な価値を重視していたからこそ、「有名大学に入って大企業に就職し、出世して安定した収入を得て資産を築く」というエリートと呼ばれる人も存在したわけです。
持つことで暮らしを豊かにすることが出来た地の時代。
持つ人は生きやすく、持たない人は生きにくさを感じていたかもしれません。
しかし、風の時代ではこれまでの物質的な価値が薄れ、見えない価値が重視される時代です。
たとえば、価値観が大きく変化しているなと感じるのがサブスクリプション。
「持つ」という選択より、「持たない」という選択をする人が増えてきたからこそ成り立つものですよね。
有形資産を持たないことで、より身軽に生きられる……これこそ風の時代の価値観なのです。
風の時代は、皆が価値があると決めたものを選ぶのではなく、自分が価値があるものだと信じるものを手に入れる時代。
決まった価値観に縛られる必要はないのですよ。
個性や多様性を受け入れる
次に、風の時代は個性や多様性を受け入れることが大切です。
最近では、社会的にも「個の時代」とよく言われるようになり、個人の考え方や個人の価値観など個人が尊重されるようになってきましたよね。
「個の時代は会社や組織を頼れないのか」というネガティブな声も聞きますが、一概にそうとは言い切れません。
というのも、「個の時代」だからと言って、コミュニティを持たないということではないからです。
一人でどんどん道を切り開いていく人もいれば、誰かと力を合わせることで能力を発揮できる人もいますよね。
さまざまな考え方、さまざまな価値観を持った多様な人たちがいるからこそ、「個性」や「多様性」が成り立つのです。
会社や組織に縛られる生き方が生きにくいのであれば、自分の力でやっていく……
会社や組織の中の方が生きやすいのであれば、人と力を合わせてやっていく……
それぞれの個人が選択する多様な生き方を尊重することこそ、風の時代に求められているのですよ。
本質を見抜く力を磨く
そして、一番忘れてはいけないのが「本質を見抜く」ということです。
風の時代は個人が自由に選択し、個性を武器に多様に生きていくことができる時代。
また、風のエレメントは「情報」というキーワードも持っていますから、個人が持つさまざまな情報が飛び交うことになります。
ここで大切になるのが「真偽を見極める」というより、「本質を見抜く」ということです。
本質とは
物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「本質に迫る」「本質を見きわめる」
多様な意見や情報が溢れることで、その本質を見抜くことがどんどん難しくなっているように感じます。
しかし、本質とは実際にはとても単純で「欠くことができないもの」です。
本質を見抜くためには「善」「悪」と極端な判断をするのではなく、その物事や情報をあらゆる角度から多面的に捉えて柔軟に見ることが大切。
極端な判断が一概に悪いというわけではありませんが、誰でもが発信できる時代には極端な判断は非難を生むことに繋がりかねません。
風の時代は、「皆が良いと言っているから」「すごい人が良いと言っているから」と流されていると本質を見抜けずに、翻弄されて疲れてしまうでしょう。
自分軸を持ち、柔軟に本質を見抜くことで、自分を尊重して生きていくことができますよ。
風の時代を生きやすい人の特徴
ここからは風の時代を生きやすい人の特徴について解説します。
風の時代は、風のような柔軟さを持ちながら、個人として輝くことができる時代です。
しかし、これまでの地の時代とあまりにも価値観が異なるため「生きにくいのでは?」と感じる方も少なくありませんよね。
風の時代を生きやすい人の特徴は6つあります。
- 自分軸を持っている
- 古い考えに固執しない
- 柔軟性がある
- 個性を発揮できる
- 周りに感謝できる
- 見えないものに価値を感じられる
この6つの基本にあるのは「自分を大切にする」こと、そして「周りを大切にする」ことです。
この基本に沿った考えを持つことができれば、とても生きやすい時代になりますよ。
ひとつずつ解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
特徴1.自分軸を持っている
風の時代を生きやすくするためには「自分軸」を持つことが大切です。
自分軸を持つということは「自分はどうしたいのか」「自分はどうありたいのか」を考えることができるということ。
地の時代は見える価値が重視されていた時代なので、どうしても他人の評価を気にしたり、他人の評価によって自分の価値を決めたりしていた人も多いですよね。
他人に自分の価値を決められるからこそ、他人の意見に怯え、傷つくのです。
しかし、自分軸を持つと、自分の価値を自分で決め、自分の気持ちに素直に生きることができます。
自分の好きなことや自分の気持ちが向くことに一所懸命取り組んでいる人は「軸」があり、判断にも迷いがありませんよね。
個人の魅力が活かされる風の時代だからこそ、「自分軸」を持つことでより生きやすくなります。
特徴2.古い考えに固執しない
風の時代は、さまざまな価値観が日々生まれ、さまざまな考え方が日々入れ替わるような時代です。
地の時代は確固たる物質的な価値が重視されていたので、その価値観に縛られていると生きにくさを感じてしまうでしょう。
今まで大事にされてきた「常識」や「ルール」は、正解としての価値がどんどん薄れていきます。
古い考えに固執せず、「こんな考え方もあるのか」とポジティブに受け入れていくことができる人はとても生きやすい時代と言えますね。
特徴3.柔軟性がある
新しい物事に対して、先入観を持たずに向き合える人は柔軟性がある人です。
地の時代から風の時代へと変化している今、新しい価値観がどんどんと浸透する中で、柔軟に物事に向き合うことができると生きやすいですよね。
時代の転換期に生きる今だからこそ、新しい物事に好奇心を持ち、多様性のある意見に触れることができるのです。
縛られた考えではなく、柔軟に多面的に触れることで、自分自身の新たな価値観に気づくこともあるかもしれませんね。
特徴4.個性を発揮できる
「個性重視」と言うと、ちょっと気が重いな……と感じる人もいるかもしれませんね。
風の時代はおのおのの「個性」をフレキシブルに発揮できる時代。
自分が好きなものを趣味にしてSNSで発信したり、自分の得意なことを活用して仕事をしたり、個人が持っている能力を活かせる時代なんです。
「それじゃ、特別な能力や個性がない人には厳しい時代なの?」と疑問に思いますよね。
すでに個性を持って行動できている人に比べたら、確かに大変さはあるかもしれません。
しかし「個性」という見えない価値は、誰かが決めるものではないので、自分の「好き」を見つけることから始めると良いですよ。
特徴5.まわりに感謝できる
風の時代は「コミュニティ」や「共有」というキーワードも持っています。
SNSが最もそれらのキーワードを象徴していますよね。
体験を共有して、同じ価値観を持つ人とコミュニティを作ることできるSNS。
そういった見えない繋がりが活かされる風の時代だからこそ、普段からまわりに感謝する心を持つことが大切です。
また、風の時代は地の時代に比べて波動が高いため、波動を高めるためにも「ありがとう」と日常的に言えると良いですね。
特徴6.見えないものに価値を感じられる
何度もお伝えしていますが、風の時代は見えないものに価値がある時代です。
個人の考え方や価値観を始め、ネットワーク上での繋がりやスピリチュアルなども目に見えない価値です。
誰の目にも見えませんが、自分自身にとってとても大切なものですよね。
また、見えない価値は見える価値と違って、その価値が下がることがないのも特徴です。
見えないものに価値を感じることができるということは、自分軸を持ち自分を信じていることにも繋がります。
誰かに決められることもなく、形にも拘らない見えないものに価値を感じられる人は、風の時代の価値観に合っていると言えるでしょう。
風の時代を生きやすくするためには?
風の時代を生きやすくするためには、風の時代の価値観を受け入れ、柔軟に変わっていくことが大切です。
<地の時代から風の時代への価値観の変化>
- 組織や会社⇒個人やコミュニティ
- 物質⇒思考や知識、情報
- お金⇒信用
- 所有⇒共有
- 縦の繋がり⇒横の繋がり
- 常識的⇒個性的
- 他人軸⇒自分軸
古い価値観に固執するのではなく、新しい価値観を受け入れ、自分を大切に生きていくことが求められているのです。
風の時代の価値観によって、私たちの生活は今後も大きく変化していきます。
ここからはより日常に視点をあて、仕事や恋愛・人間関係などに起こる変化、どうすれば生きやすいのかを解説しますね。
仕事・お金
これまでの地の時代では、安定した企業に就職して、安定した収入を得て、安定した生活を築くことがステータスでもありました。
しかし、安定した企業や安定した収入は、本当にあなたの心が求めていたことでしょうか?
「一生苦労したくないから」「安定した人生を送れるから」と選択してきた人も少なくないはずです。
安定した人生を求めるあまりに、「やりがい」や「好き」といった自分自身が心地良いと感じられることを手放しているようにも感じます。
これからの風の時代はもっと自分自身が求めることにフォーカスしていい時代です。
「好きだから極めたい」「こんな経験を積みたい」と自分で価値があるかを判断し、仕事を選択することができるのです。
現に、副業や複業をして個人で大きな収入を得る人も増えてきましたよね。
自分に必要な情報を取捨選択し、自分の知識や好きを活かしながら生きることができるということ。
ネットワークを活用することで、物理的な制約からも解放され、住む場所や働く場所を自由に選択することもできます。
古い価値観を手放し、「これは自分にとってどんな意味があるのか?」と自分の心に聞いてみてください。
「手放すのは怖い」と恐怖を感じるかもしれませんが、自分の心地良い選択をするだけです。
無理に手放す必要もありません。
「こうあるべきだ」という思考から抜け出し、柔軟に考えることで生きやすくなりますよ。
恋愛・結婚
暮らしの基盤となる仕事への考え方が変化することで、恋愛や結婚の形も変化していくことでしょう。
相手を「所有」するのではなく、相手と「共有」することを意識することがポイントです。
それぞれの生き方を尊重し、事実婚や別居婚を選択するカップルも増えていくことが考えられます。
また、性別などに囚われることなく、人生のパートナーを選択することへの理解も深まっていくでしょう。
風の時代は、形式や形にとらわれないパートナーシップを築くことがこれまでより容易になるのです。
地の時代で「常識」や「ルール」となっていたものが風の時代では解き放たれ、家庭観も変化するため性別による固定観念も無くなることに。
お互いの大切なものや大切な人を理解し、お互いを尊重するための選択を柔軟に取り入れていくことが大事になりますよ。
人間関係
風の時代の人間関係では、対等な関係性が求められます。
「どっちが偉い」「どっちが凄い」といったマウントを取るような縦社会ではなく、ともに手を取りあう横の繋がりです。
むしろ、「心地良くない関係性」は保つことができない時代になるのです。
風の時代は「自分軸」が大切だとお伝えしました。
自分軸は「自分がどうありたいか」「自分はどうしたいのか」を考えて行動すること。
それぞれが自分軸を持ち、ブレない価値観で生きていくと考えれば「心地良くない」と感じるものは身の回りにはなくなりますよね。
時代の変化に合わせ、あなたが一緒にいる人も変化することが考えられます。
「とても仲が良かったのに全然会わなくなった」と寂しく感じることもあるかもしれませんが、それで良いのです。
自分自身や周りの人を尊重し、あなたが生きやすいコミュニティに居場所を作ること。
風の時代の人間関係は「縛られない」「縛らない」ことを意識してみてくださいね。
風の時代を生きやすい星座と生きづらい星座
最後に、風の時代を生きやすい星座と生きにくい星座をご紹介します。
<生きやすい星座>
- 双子座:好奇心旺盛で縛られない生き方を好む
- 天秤座:フットワークが軽くコミュニティを築くのが得意
- 水瓶座:自由な発想でオリジナリティを大切に
もともと風の要素を持った3つの星座は、風の時代の波に乗って自分らしさを発揮しやすいので、生きやすいと言えます。
<生きにくい星座>
- 牡牛座:安定志向が強いため、変化への不安を感じやすい
- 乙女座:相手に尽くすことが得意で、人間関係の変化に戸惑う
- 山羊座:コツコツと努力を重ねて所有したい
地の要素を持った3つの星座は、風の時代の価値観の変化に戸惑い、少し疲れてしまうかもしれません。
地の時代の価値観を手放し、「自分のことを大切にする」という意識と「共有する」という考え方を持って柔軟に対応していきましょう。
【まとめ】風の時代にあった生き方へ。より自由に生きやすく。
地の時代から風の時代への時代の転換期となる今。
これまでの価値観によって人生に意義を感じていた人にはとても辛い時期かもしれません。
しかし、風の時代はより「自分自身を満たす」「今を満喫する」ことができる時代なのです。
まだまだ時代は変化し始めたばかり。
数十年後には、今では考えられないような暮らしや日常が待っています。
古い価値観を手放し、自分自身を活かすことのできる新しい価値観へとステップアップしていきましょう。
そして、自分軸を持つことで、より自由に生きやすくなりますよ。
もし「価値観を変えるなんて無理」「新しい時代は自分には向いていない」と感じるのであれば、それは潜在意識が関係しているかもしれません。
私たちの意識には顕在意識と潜在意識があり、物事を判断しているのは97%潜在意識です。
「変わりたい」とどんなに顕在意識で願っても、「変われるわけない」と潜在意識が思っていたら変われません。
しかし、潜在意識は書き換えることができます。
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風の時代の価値観を理解し、柔軟に受け入れることで、今よりも幸せと感じられる生き方を選択することができますよ。
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