自己否定感という言葉を聞いたことがありますか?自己肯定感とともに使われる言葉で、お互いは対極の意味を持っています。
自己否定感が強い人は、他の誰でもない自分自身で自分を否定しているため、生きるのが苦しく辛い人です。
あなたも、
「自分も自分をよく責めてしまってるな」
「自分はダメだとすぐ思ってしまう」
そんなことはありませんか?
もしも心当たりがあるなら、その自己否定感こそがあなたの幸せを邪魔しているのです。
今回は、
について説明します。
自己否定感が強いと感じたら、改善方法を参考にネガティブな感情を手放して、あなたらしい自分を見つけていきましょう。
自己否定感とは?
自己否定感とは、文字のごとく自分を否定してしまうことです。
「自己否定感が強い」と「自己肯定感が低い」は同じ意味です。
自己否定感を持っているが故に生きづらさを感じている人は、実はたくさんいます。しかし、それは性格や自分のせいではありません。
自己否定感の強い人は、胎児期や幼少期に原因があります。
まず胎児期、つまりお腹の中にいるときから、自己否定感の原因が作られていることがあります。
たとえお腹の中にいても、母親のネガティブな感情を受け取ってしまうのです。
たとえば、母親がこどもを産むことを不安がっていたり、産むことを嫌がっていた場合に悪い影響を受けてしまうのです。
赤ちゃんは話せないだけで大人の言葉を理解しているという説があります。
なので、母親が赤ちゃんを産むことに対して不安を抱いたり嫌がっていたりした場合、母親の言動や精神的不安定さが胎内の赤ちゃんにも伝わってしまうのです。
また、幼少期の原因は、無条件で愛されなかった、または条件付きでしか愛されなかったという体験が元になります。
幼少期には、母親がなぜ自分を怒ったり疎んだりするのかは理解できません。しかし幼い子どもにとって、母親は世界の全てと言っても過言ではありません。
そんな中で子どもは母親の愛情を獲得するために、母親がどうしたら機嫌が良くなるか、自分を愛してくれるかを必死になって探します。
例えば「聞き分けが良い子ね」と褒められれば、いつも良い子にしていれば母親から愛されると思い、いつも良い子でいるようになります。
しかし自我が芽生えてきて母親と意見が食い違ってきた時、母親から見捨てられるのではないかという恐怖が沸き起こります。それで、「自分の意見を持つ自分は悪い自分」と思い込み自己否定します。
すると、自分の意見を抑圧するようになり、大人になっても自分の考えがわからない、自分のやりたいことがわからないと悩むようになるのです。
また、母親が「あんたは本当にダメね」「ばか」などネガティブな言葉をいつも浴びせていると、子どもは無条件に「自分はダメな人間だ」と思い込んで育ってしまいます。
失敗しても親が「あらあら」と笑って受け止めてくれた経験を持つ子どもは、失敗する自分も受け入れられるようになります。
しかし、失敗のたびに親に「何やってるの!」と叱られた経験を持つ子どもは、失敗する自分は受け入れられなくなるのです。
自己否定感を持つ人は、「自分は何をやってもダメだ」という思い込みが根底にあるので、成功寸前まで行くのになぜか成功しない、あるいは自分から成功を手放してしまいます。
成功しないのが自分であり、罰せられるのが自分だと無意識のうちに思い込んでいるためです。
自己否定感の強い人は、他人ではなく自分で自分を許せないため、生きづらさを感じ続けているのです。
自己否定感が強い人9つの特徴
自己否定感が強い人は、次のような9つの特徴があります。
- 他人と比較し落ち込む
- 「だって」「でも」「どうせ」が口癖
- 自分に厳しい
- 自自分は楽しんではいけないと感じてしまう
- 自分が嫌い
- 自分はこんなものだと思っている
- 自分は存在する価値があるのだろうかと時々思う
- 今の自分は本来の自分ではないと思う
- 自分の本来のすごさを周りが認めてくれたいないと感じる
では一つずつ説明していきましょう。
自己否定感が強い人の特徴1: 他人と比較し落ち込む
自己否定感の強い人は、自分と他人をすぐに比較します。そして自分が劣っていると「ダメだ」「負けた」と思います。
勝ち負けなど関係のないことまで「勝負」と思い込み、勝手に得意になったり落ち込んだりしていることが少なくありません。
それは劣等感の表れで、人より優位に立ちたいからです。
自己否定感が強い人の特徴2: 「だって」「でも」「どうせ」が口癖
自己否定感の強い人は、ネガティブな口癖があります。二言目には「だって」「でも」「どうせ」と言います。
物事の否定的な部分に意識がいってしまい、あきらめる傾向があるからです。
自己否定感が強い人の特徴3: 自分に厳しい
たとえ人が褒めてくれたとしても、「いえ、まだまだです」と自分に合格点を出しません。決して謙遜しているのではなく、本当に自分はまだ足りないと思っているのです。
自分のミスや失敗も当然許せません。完璧主義であるため、満点以外は「努力が足りない」と思っているのです。
自己否定感が強い人の特徴4: 自分は楽しんではいけないと感じてしまう
自分は楽しんではいけない、幸せになってはいけないと思っています。
自分はいつも向上し続けなければならないため、楽しんだり休んだりしてはいけないと思っているのです。
自己否定感が強い人の特徴5: 自分が嫌い
自己否定感のある人はどうしても自分を愛せません。
自分の嫌な部分ばかりクローズアップしてしまい、「だから自分はダメなんだ」「どうして自分はこうなのだろう」と思うからです。
自分が好きな人は「こんな私も可愛い」と思いますが、自己否定感の強い人はそうは思えないのです。
自己否定感の強い人は「こんな自分が嫌い」と思うのも特徴の一つですが、「自分嫌い」は、実はあなたの性格からきたものではなく、あなたのせいではありません。
「自分嫌い」は少しの考え方の工夫により、変えることができるのです。
下のページには、カウンセラーに頼らなくても自分で「自分を愛せるようになる」方法が書いてありますので、ぜひ試してみてくださいね。
「自分が嫌いな人7つの特徴と今すぐできる自分を愛する方法!」
自己否定感が強い人の特徴6: 自分はこんなものだと思っている
自己否定感の強い人は、自分の限界を自分で作ってしまい、「自分はこんなものだ」と思っています。例えば収入面や地位などにおいてです。
自分の評価が低いため、自分の設定した制限より上を望むのは、高望みだと思っているのです。
自己否定感が強い人の特徴7: 自分は存在する価値があるのだろうかと時々思う
時々とても虚しくなり、自分の存在理由がわからない、自分なんて存在する価値がないと思うことがあります。
自分は誰からも好かれていない、自分を求めてくれる人などいないと思っているのです。
しかし、実はそれは思い込みでしかないのです。
カウンセリングを受けると、自分の存在をポジティブに捉えることができ、「自分はここにいてもいいんだ」と思えるようになります。
毎日が安心で豊かになる、そんな性格に改善できますよ。
自己否定感が強い人の特徴8: 今の自分は本来の自分ではないと思っている
自己否定感の強い人は、今の自分は本来の自分ではないと思っています。「過去の時代に生まれていればもっと生きやすかったのに」と思うのも同じです。自分が生きづらいのは環境のせいだと思っているからです。
自己否定感が強い人の特徴9: 自分はもっと素晴らしいのに周りは認めてくれないと感じる
自分はこんなに素晴らしいところがあるのに、周りはちっとも認めてくれないと思っていることがあります。
自分の価値は人にはわからない、理解してもらえないと孤高の人になっているのです。
自己否定感が強い人の特徴をあげてみましたが、当てはまるものはありましたか?もし当てはまるものが多く、生きづらいと感じていても、今からでも改善・克服することができます。
自己否定を改善・克服する5つの方法
自己否定感を改善・克服するには、子どもの頃に得られなかった愛情を受け取ることです。しかし、もちろん1人ではできません。
人と触れ合う中で、愛情をたくさん受け取る体験をする必要があります。
また、受け取る側のあなたも、人の愛情を受け取れるようにならなければなりません。
自己否定感の強い人は愛情の受け取り方が下手なので、受け取りやすくなる必要があるのです。
愛情を受け取りやすくする方法には、次のようなものがあります。
- 完璧主義を手放す
- 「すみません」を「ありがとう」に言い換える
- 自分を褒める練習をする
- 感情日記をつける
- ポジティブな人と付き合う
では詳しく説明していきますね。
自己否定感を改善・克服する方法1: 完璧主義を手放す
自己否定を改選するために、まず完璧主義を直しましょう。
自己否定感の強い人は「〜すべき」「〜でなければならない」という「ねばべき」が多い完璧主義者です。
完璧主義を持っているといつまでたっても自分を許せません。
「〜しかできなかった」ではなく「こんなにできた」とポジティブな方に考える習慣をつけましょう。
自己否定感を改善・克服する方法2:「すみません」を「ありがとう」に言い換える
つい口から出てしまう「すみません」を、「ありがとう」に言い変えましょう。
自己否定感の強い人は、人に迷惑をかけてはならないと思っているので、人に何かされてもつい「すみません」と言ってしまいがちです。
しかし、人に何かしてもらったら「ありがとう」と感謝を表す方が、相手も気持ちが良いですね。
「すみません」が口癖になっている人は「ありがとう」という習慣をつけてみましょう。
自己否定感を改善・克服する方法3: 自分を褒める練習をする
1日1つ以上、自分を褒める習慣をつけましょう。小さなことでもなんでも良いのです。
「遅刻しなかった、偉いぞ」「3日続けて目覚ましの前に起きることができた!」「今日も平穏に過ごせた、すごい」など、自分を褒めてあげましょう。
自己否定感を改善・克服する方法4: 感情日記をつける
ストレスを感じた時、事実とその時自分はどう感じたかを日記に記す習慣をつけてみます。
すると、自分のせいだと思っていたその出来事の原因が、実は全く別のことであることや、自分の感情が過剰に反応していたことなどがわかります。
そして、次も同じようにならないためにはどうしたら良いかを考えられるようになります。
自己否定感を改善・克服する方法5: ポジティブな人と付き合う
物事を否定的に見る人より、ポジティブに見る人と一緒にいるようにします。
ポジティブな捉え方の人と一緒にいると、こういう時はこう考えればいいのか!とわかったり、自分自身もいつのまにか肯定的な考え方になっていたりするからです。
今ご紹介した5つの方法は、自分自身でやることが可能ですが、「このやり方であっているだろうか?」と思うこともあると思います。また、忘れがちになり3日坊主になることもあるでしょう。
そんな時は、カウンセリングの力を借りましょう。しっかりとしたプロの指導の元で自己否定感を改善すれば、確実な効果を得られます。
自己否定感が強い人のためのカウンセリング
カウンセリングは生きづらさを抱える自己否定感が強い人を、生きやすくするための強い味方です。
カウンセラーは様々な方法論を勉強してきています。
その人に合った方法でカウンセリングを進めることで、生きづらさから解放するのです。
未知リッチで推薦している西澤裕倖さんは、たった60分で気づきを提供し、ネガティブな意識に当てている焦点を変化させることで生きづらさを解消するスペシャリストです。
例えば
- 本当にやりたいことが見つからない
- 失敗することに恐れがあって生き生きと生活できない
- いつも似たような人間関係の問題を抱えている
などの悩みを、意識の焦点をシフトすることで解消させてくれます。
西澤さんいわく、「人生に不満を抱えている人のほぼ全員が、人生の焦点を否定的な側面にフォーカスしている」のだそうです。
そのため、今まで自分自身には見えていなかった側面を第三者の目でしっかりと捉えてもらうだけで、物事の捉え方が180度変わることがあります。
西澤さんは3000人以上の悩みを改善してきたプロだからこそ、本人の気づかない焦点を見つけることが可能なのです。
西澤さんは、何があなたのメンタルブロック(考え方の障害)になっているのかを見抜き、理想の自分になるための手助けをしてくれます。
メンタル改善はなかなか1人では難しいもの。プロの手を借りて、理想の自分へまっすぐに歩み始めましょう。
現在未知リッチで無料配信中の「潜在意識で人生を書き換えるメール講座」内にて、西澤さんのカウンセリングをお得に受けられる案内をしています。
もちろん、メール講座の内容も自己否定を脱却するために役立つものですので、この機会にぜひチェックしてみてください。
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まとめ
自らを否定してしまう、自己否定感の強い人は9つの特徴を持っています。
- 他人と比較し落ち込む
- 「だって」「でも」「どうせ」が口癖
- 自分に厳しい
- 自分は楽しんではいけない
- 自分が嫌い
- 自分はこんなものだと思っている
- 自分は存在する価値があるのだろうかと時々思う
- 今の自分は本来の自分ではない
- 自分はもっと素晴らしいのに周りは認めてくれない
また、自己否定感を改善・克服する方法では次の5つをあげました。
- 完璧主義を手放す
- 「すみません」を「ありがとう」に言い換える
- 自分を褒める練習をする
- 感情日記をつける
- ポジティブな人と付き合う
紹介した方法は、すぐに試せるのでぜひ今日からでもはじめてみてくださいね。
また、1人で行い続けるには少々難しいなと感じたら、プロのカウンセリングを受けて自己否定感を克服しましょう。
自己否定感はできるだけ早く手放した方が、これからの人生を有意義に楽しく送れます。せっかくこの世に奇跡的に生まれてきたのですから、幸せになりましょう。
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