日本には古来より「徳を積む」という考え方が広く知られています。
徳を積むとは、神道や仏教の中で説かれていること。
とはいえ、「徳を積む」とはどういうことかについては、お坊さんでさえ解釈が分かれるのが事実です。
仏教の話は、私たち素人には難しくてなかなか理解できないですよね。
そこで今回は、
この3点を徹底的に解説していきます。
仏教や神道に詳しくない人でも、「徳を積む」ことを理解できるように、わかりやすく解説していきます。
また、成功者の9割もの人が、徳を積むことを自然にできていることも事実です。
ぜひ最後までお付き合いいただき、今日から徳を積む生活を実践してみてください。
徳を積むとは?
徳を積むとは、ごく簡単に言えば「いいことをする」ということです。
仏教の教えで、心にいい癖をつけ、悪い癖をなくしましょうというものがあります。
これは、功徳(いいこと)をすればするほどに、心にいい癖がついて悩みや苦しみの少ない心が手に入るというものです。
あなたの中の煩悩を弱め、苦しみを減らすために大切なのが、慈悲喜捨の心を育てるということ。
こうした人が幸せに生きていくための愛の心の有り様を、お釈迦さまは「慈・悲・喜・捨」の四つの心から育てることが必要であると説いたのです。 悲しいことに人間は自分ひとりの幸せをまず考えますから、お釈迦さまもそのへんのところは十分承知していて、「慈・悲・喜・捨」の四つの心を育てるための“慈悲の瞑想法”もまた自分の心を幸せにするところからはじめていいのだとしているのです。
(中略)
- 友情をもっとも大事と考えている人は、慈の感情から最初に育てていきます。
- 苦しんでいる人を見てどうしても放っておけないとするならば、悲の感情を育てましょう。
- とにかくみんな仲良くと考える人は、喜の感情育成からはじめてください。
- 人生経験も豊富で知恵もあり、冷静でいられる人は捨の感情を保つことから始めましょう。
引用:日本テーラワーダ仏教教会
このように、お釈迦様は心を育てることが大切だと説いています。
慈悲喜捨(じひきしゃ)とは、簡単にいうと以下のような心を表します。
- 慈:他者に安楽を与える心
- 悲:他者の苦しみを除こうとする心
- 喜:他者の安楽を嫉妬せずに喜ぶ心
- 捨:他者に対して偏った見方をせず平等な心
このような「心のいい癖」を育てていくために、功徳を積みましょうということですね。
結果ばかりを気にして行動をしていると、煩悩を捨てることはできません。
結果はどうであれ、目の前の「小さな親切」を見逃さないことが、徳を積むことに繋がっていくのです。
では、実際に徳を積むことでどんな意味があるのかについて解説していきます。
- 徳を積む=良い行いをする
- 徳を積むとなぜいいことがあるのか
- 徳を積むを言い換えるとどんな言葉になるのか
- スピリチュアルの世界では、徳を積むとどうなると言われているのか
上記の4点を詳しく知ることができれば、徳を積むための行動を起こしやすくなりますよ。
徳を積む=良い行いをすること
徳を積むということは、ごく簡単に言えばいいことをするということです。
いいこと(善行)には大きなことも小さなこともありますが、徳を積む上ではどんな小さなことでも大丈夫です。
なぜなら、徳を積むためには、大小に囚われず、人のためになることをしていくのが大切だから。
あなたの身の回りにも「なぜか良縁に恵まれている人」や「なぜか仕事に恵まれている人」はいませんか?
そんな人達の多くは、自然と人や社会に対して徳を積む生き方をしているのです。
徳を積むことを表した四文字熟語に「積善余慶(せきぜんよけい)」というものがあります。
これは、良い行いをした家には、子孫まで幸せが続くという意味です。
つまり、徳を積んでいればあなたの子孫まで不幸にはならないと古来より言い伝えられています。
ここでいう「いいこと(善行)」とは
- 道に落ちているゴミを拾う
- 会社の共有スペースを掃除する
- 困っている人に手を差し伸べる
というような小さなことでOK。
いきなり芸能人がしているような寄付やニュースになるような人助けをしようと考えると、徳を積むことへのハードルが高くなりすぎます。
大きなことにチャレンジしなくても、まずは自分ができる範囲のことにチャレンジしてみてください。
「道に迷っている人を無視せず、道を教えてあげる。 」こんな些細なことでも徳は積めます。
徳を積む=いいことをする。
この基本的なことを忘れず行動していれば、「積善(せきぜん)の家には必ず余慶(よけい)あり」という言葉があるように、子孫まで幸せが続く状態を作ることができますよ。
なぜ徳を積むといいことがあるの?
徳を積むことで、あなたの中に幸せポイントを貯めることができます。
そして幸せポイントを貯めた結果、いいことが起きるのです。
神道や仏教では、自分の行いは全て自分に返ってくると考えられています。
つまり、善行が多い人には幸せが、悪行が多い人には罰が与えられるのです。
先ほどお伝えした「幸せポイント」は私たちの目には見えないものです。
そのため、「いいことをしても何もいいことがないじゃないか」と感じてしまう人もいます。
けれど、私たちの中に貯まった幸せポイントは、神様からはしっかりと見えています。
そして、貯まった幸せポイントに応じた「幸せ」があなたに返ってくると言われているのです。
特に、人知れずいいことを行う「陰徳」は大きな徳を積めます。
徳を積むためには「陽徳」と「陰徳」があります。
もちろん、人前でいいことをする方が気持ちがいいですよね。
けれど、大きな徳を積み幸せポイントをたくさん貯めるには、陰徳をためらわずに行えるようになる必要があるのです。
具体的に陰徳というのは
- 他人の幸せを願う
- トイレに置いてあるゴミを捨てておく
- 寄付やボランティアをしたことを言わない
ぱっと見て簡単なことに思えますが、なかなかできていない人も多いのが事実ですよね。
やはりいいことをすれば人に言いたくなるのが、私たち人間の性ですから。
けれど、その言いたくなる気持ちを抑えて、陰徳を積極的に行っていけば、あなたの幸せポイントはどんどんたまり、運気がよくなっていきます。
500円貯金も一つ一つは小さなものだけど、満タンまで貯めると、欲しかったものが買えたり旅行に行けたりしますよね。
幸せポイントもそれと同じで、ためれば貯めるほどいいことがあなたに返ってきます。
徳を積むことでいいことが起きる理由は、自分の行いが自分に返ってくるから。
あなたの代だけでなく子孫まで残せる徳を積むためにも、陰徳を積極的に行えるようになりましょう。
徳を積むの類義語はどんなものがある?
徳を積むの類語には「善行」「徳行」「篤行」「宿徳」「功徳」があります。
これらの言葉の意味としては「いい行いをする」「人のためになる行いをする」というもの。
広く言えば全て同じ意味ではありますが、細かな意味をご紹介していきます。
- 善行(ぜんこう)…道徳にかなった行い・いいおこない
- 徳行(とっこう)…道徳にかなった行い・いいおこない
- 篤行(とっこう)…良い行いの中でも、真心のこもった誠実な行いを指す
- 宿徳(しゅくとく)…修行によって徳を積むこと・年功を積んだ徳の高い人
- 功徳(くどく)…現在または未来に幸福をもたらすもとになる良い行い
この中で注目していただきたいのが、善行と徳行の違いについてです。
言葉の意味としてはほぼ同じなのですが、仏教の教えとなれば意味が変わってきます。
仏教でいう徳行とは、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六波羅蜜(ろくはらみつ)のこと。
六波羅蜜とは、本当の幸福を得るための6つの条件のことです。
そして善行とは、徳行で獲得したものを使って他者に接し、利益を与えるための修行のことなのです。
つまり、徳行で幸福を得るための修行を行い、善行で他者に幸福という利益を与えるための修行をしていくという流れになります。
私たちが実際に言葉として使う時には、同じ意味として使っても何の問題もありません。
徳を積むということは、人のために行動をしたり、誠実な行いをしたりすることを含みます。
そのため、今回ご紹介した類語達に言い換えてもらっても間違いではないということです。
スピリチュアルの世界では徳を積むとどうなる?
スピリチュアルの世界では、徳を積むことを天の貯金と考えています。
天の貯金というのは、少し前でもお伝えした幸せポイントがたまっていくというのと同じ意味。
天の貯金がたまっている人のことは、天使や神様がきちんとみていてくれると言われています。
- 願いが叶う
- 宝くじが当たる
- 九死に一生を得る体験をする
このように、常識では考えられないラッキーが訪れる可能性が高くなります。
天の貯金は前世から貯め続けることができるとされており、前世でたくさん徳を積んだ人は、今世で何不自由なく暮らせるのです。
ということは、あなただけでなく先祖や親の行いもあなたの人生に大きな影響をもたらしているということになりますよね。
つまり、あなたの行いもあなたの子孫にまで影響を与えるので、できるだけ徳を積む人生を歩むべきなのです。
また私たちの中には、魂に前世からの負の宿題であるカルマを背負っている人もいます。
カルマは、人を許したり自分の弱さを認めたりすることで、解消されると考えられています。
つまり、自分や他人のありのままを認め、徳を積んでいくことで来世にカルマをできるだけ残さずに生まれ変わることができるのです。
スピリチュアルの世界では、徳を積むことで魂レベルで貯金を作り、子孫の人生をいい方向に導いていくことが大切だと考えられています。
徳を積むということを難しく考えるのではなく、人として当たり前の行動を心がけることが必要なのです。
徳を積むことで得られる8つの効果
徳を積むことで、あなたの幸せ貯金がたまりいいことが起きるようになります。
なぜ徳を積むことでいいことが起きるの? と疑問に思う人も多いですよね。
私たちの日常で考えてみてください。
人の悪口を言っていたり、仕事で手を抜き楽をすることばかり考えていたりする人のことは信頼できませんよね。
反対にいつも仕事のサポートをしてくれたり、落ち込む同僚を励ましたりしてくれる人は信頼できるはずです。
徳を積むというのは、あなたが周囲から日々信頼を集めているのにとても似ています。
成功者の多くが徳を積む行動をとっているのは、人のために行動をすれば自分に返ってくることを知っているから。
では、具体的に徳を積むことで得られる効果は
- ポジティブになれる
- 人間関係の悩みがなくなる
- いい出会いに恵まれるようになる
- いいことが起きるようになる
- 長生きできるようになる
- お金持ちになれる
- 来世がいい人生になる
- 信頼されるようになる
この8つです。
なぜ徳を積むことでこんなにもいい効果が得られるのかについて解説していきます。
効果1.ポジティブになれる
徳を積むことで、前向きに物事を考えられるようになります。
「自分以外のためにいいことができた!」ということで自信を持てるようになるのです。
自分に自信を持てるようになると、気持ちはどんどん前向きになっていきます。
何かいいことをすると、毎回ではないかもしれませんが「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてもらえますよね。
感謝の気持ちを伝えてもらうことで、「誰かの役に立てた」という達成感を得られます。
- 迷っている人に道を教えた
- 電車でお年寄りに席を譲った
- 重い荷物を持っている人を助けた
どれも大きなことではないですが、実際にやろうとすると勇気がいることばかりですよね。
「困っている人を助けたい」という気持ちで、勇気を振り絞ることができるのは素敵なこと。
「人を助けた」という経験を重ねていけば、どんどん自分に自信を持てるようになるのです。
徳を積むことを続けていると、「自分でも人のためになれる」という気持ちが育ちます。
その結果、徳を積むことでポジティブに考えられる心が育つのです。
効果2.人間関係に悩まなくなる
徳を積んでいくことで、人間関係に悩まなくなります。
誰でも、日頃の行いがいい人のことは助けたくなりますよね。
自分も助けてもらったから助けなきゃと感じる人がほとんどのはずです。
例えば、毎日定刻よりも早く出社してみんなが使うポットのお湯を入れてくれたり、散らかっている場所を掃除してくれたりする人がいたら「ありがたいな」と感じても、悪く思う人はごく稀なはず。
それどころか、その人が忙しかったり困っていたりすれば助けなきゃ! と多くの人は感じます。
親切な行いをしている人に対する信頼や、支えなきゃという感情こそが、徳を積むことで人間関係に悩まなくなる大きな要因です。
反対に、普段自分のことしかしない人が困っていても助けようとする人は少ないため、「私が困っているのに助けてくれない!」とギスギスした空気を作り出す原因に。
徳を積むことでお互いに感謝し合いそして助け合うということができるようになるので、人間関係の悩みは減っていきます。
信頼を得て、多くの人が支えてくれるようになるのが徳を積むという行動なのです。
効果3.いい出会いがある
徳を積むことで、あなたの人生にとっていい出会いを引き寄せることができます。
昔からの言葉で「類は友を呼ぶ」という言葉がある通り、似ている人同士が集まるようになっているのです。
つまり、徳を積んでいると同じようにいい人と出会えるようになるということ。
類は友を呼ぶという言葉は、あまりいい意味で使われることはありません。
- 悪口を言い合う人
- 意地悪な思考の人
- 人の噂話が好きな人
このような「嫌な部分」を多く見せている人に使うことが多いはず。
徳を積むことを続けていると、このような「ネガティブな人」との縁が遠くなっていきます。
そして、同じように徳を積んでいる人や、ポジティブに物事を考えられる人との縁が深くなるのです。
これは仕事や恋愛などどんな関係においてもいえることです。
例えば、結婚した途端パートナーが豹変し、苦しい思いをしてしまったということもなくなります。
そして、徳を積むことで良縁を引き寄せることができます。
仕事でも恋愛でも、同じように徳を積んでいる人を集めることができるので、人生が明るくなっていくと言われているのです。
効果4.いいことが起きるようになる
徳を積むといいことが起きるようになります。
その理由は、幸せ貯金を貯めることで、人生の困難を回避することができると言われているから。
神様は私たちの行いをちゃんとみてくれているので、いい行いをする人にはいいことが起きるようになるのです。
ここでいう「いいこと」というのは、自分の力ではどうにもできないことをさします。
別の言い方をすれば、運がよくなるとも言いますよね。
- 宝くじが当たった
- ライブの座席が良席だった
- 臨時ボーナスが手に入った
- ずっと欲しかったレアアイテムが手に入った
このようなことが起きると「すごい! ラッキー!」と感じますよね。
運が良くなるというのは、あなたが幸せ貯金をずっとしてきたことへのご褒美です。
幸せ貯金をしてこなかった人には、ラッキーを神様は与えてくれません。
徳を積み、地道に幸せ貯金をためてきたからこそ運がよくなるのです。
一度幸せ貯金のおかげでラッキーを体験すると、さらに幸せ貯金を溜めたくなる人も少なくありません。
そうすることで、徳を積む→いいことが起きるという好循環の中に入れるので、ますますいいことが起きるというわけです。
効果5.長生きできるようになる
徳を積むと、健康寿命が伸びて長生きできると言われています。
徳を積んで長生きできる1番の理由は、余計なストレスを抱えずに生きれるからです。
文句ばかり言っている人と、人のために行動できる人であれば、どちらがストレスを抱えているかは明白ですよね。
人に優しくしたり人を助けたりするには、自分に自信を持ち心に余裕があることが大前提です。
なぜなら、現状に不満を感じ、文句ばかりを口にする人にはそんな余裕はありません。
- 道を譲る
- 電車やバスの席を譲る
- 頂き物をご近所さんにお裾分けする
- 目の前にある空き缶を拾って捨てておく
これらのことは、陰陽の違いはあれ徳を積む行動です。
けれど、心に余裕がなくストレスを感じているときには、徳を積む行動を取ろうとは思えないはずです。
私たちは、人と関わり感謝されることで、安心感を抱くようにできています。
さらに、その安心感によってストレスを減らすこともできるのです。
そして、周囲の人たちと良好な関係を築くことができれば、よりストレスのない生活ができます。
徳を積むことよりも、運動不足を解消したり禁煙したりということの方が健康にはいいイメージがありますよね。
けれど、健康にいいことをするよりも、徳を積み人に優しくすることや、相手を傷つける言葉を使わないことの方が心身ともに健康になれると言われています。
どんな小さなことでもいいので、一日一善を目標に人と関わってみてください。
徳を積めるだけでなく、あなたの健康寿命を伸ばすことにもつながってくるのです。
効果6.お金持ちになれる
世の中の成功者の多くは、ごく自然に徳を積んでいます。
徳を積んだからお金持ちになれるのか、徳を積める人間性だからお金持ちなのかは定かではありません。
けれど、世のため人のためになることを進んでできる人に成功者が多いのは事実。
先ほどもご紹介しましたが、徳には「陰徳」と「陽徳」があります。
世の中の成功者たちは、この陰徳をごく自然にやっているのです。
例えば、世界長者番付に名を連ねるマイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏は、ビジネスで成功して得た莫大なお金を「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」を通じて慈善活動にあてています。
また、ZOZOの前社長の前澤氏は、新たに企業する人に出資するなどの行動に出ていますよね。
このような大きなことは誰でもできることではありませんが
- 元気のなさそうな同僚に明るく「おはよう!」と声をかける
- いつも家事をしてくれるパートナーにありがとうを言ってみる
まずは、この2つの些細なことから始めてみてください。
もちろん、いきなり感謝の気持ちを声に出すのが恥ずかしいという人は、心の中で思うだけでもOKです。
心で感謝をするだけでも十分陰徳になりますから。
いいことをすることとお金持ちになることは、一見まるで別のことのように思えますよね。
世の中は、私たちの行動が全て自分に返ってくるようになっています。
つまり、いいことをした人には幸せ貯金からラッキーやいい人脈が返ってくるのです。
いい出会いや運が味方につけば、成功者(お金持ち)になることもそう遠くはないはず。
まずは笑顔で明るい挨拶を自分からすると決めるだけでも一歩前に進めます。
あなたが成功者を目指すのであれば、多くの成功者に習って徳を積んでいきましょう。
効果7.来世、いい人生に生まれ変われる
前世で徳を積んでいると、現世で困ったことがあっても誰かから助けてもらえるようになります。
あなたが前世で幸せ貯金をしっかりと貯めていたことを、神様はちゃんとみています。
そのため、徳を積んだ人は来世苦労のないようにしようと配慮してくれるのです。
前世で徳を積んだ人が現世で困らないようになるというのは、今のあなたにも当てはまること。
今のあなたが徳をしっかりと積めば、次に生まれ変わった時には苦労の少ない人生を歩めるのです。
- 幸せな家庭を築けるようになる
- 困ったときに助けてくれる人がいる
- 年収は普通でも持ち家や貯金に恵まれる
これらのことは、全て運がよくないと成り立たないこと。
幸せな家庭を築くには良縁が必要ですし、お金に恵まれるためには金運が必要です。
来世、苦労のない幸せな人生を歩みたいと思うのであれば、今すぐに徳を積みましょう。
徳を積み、幸せ貯金を貯めることで、あなたの来世が大きく変わってきますよ。
生まれ変わりについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。
参考⇒人は本当に生まれ変わるの?輪廻転生の意味や来世で幸せになる方法とは?
効果8.信頼されるようになる
徳を積んでいくと、周囲から信頼されるようになります。
徳を積んでいる人は、状況や人によってあからさまに態度を変えるということをしません。
そのため、周囲から「人徳のある人だ」と信頼を寄せられるようになるのです。
徳を積み信頼を獲得している人は、聖人のような生活をしているわけではありません。
- よく笑う
- 器が大きい
- 約束を守る
- 行動に思いやりがある
- 感謝の気持ちを忘れない
このように、「人としての魅力がある人」という人の多くは、徳を積む生活をしています。
なぜなら、人徳のある人というのは「人は一人では生きていけない」ということに気づいているから。
「自分が幸せな毎日を生きているのも、自分をサポートしてくれる人たちのおかげ」ということに気づいていれば、自然と人に優しくなれるはずです。
周囲の人に対して分け隔てなく接し、人に優しくする人がそばにいたらどうですか?
- 会いたい
- 仲良くなりたい
- 困ったときには相談したい
このように思う人が多いですよね。
つまり、「この人なら大丈夫」という信頼を獲得することができるのです。
人生において、人からの信頼というのは何よりも大切なもの。
信頼できない人にビジネスを任せることはできませんし、恋愛でも信頼できない人と長く付き合いたいとは思いませんよね。
徳を積む行動を自然にできている人は、多くの人から信頼されるようになるというわけです。
今すぐ徳を積むための13個の方法
「徳を積み幸せの貯金をすれば、その幸せが返ってくる」と言われますが、具体的にどんなことをすればいいのかが気になりますよね。
- 物施(ぶっせ)…募金や寄付などのお金を奉仕すること
- 体施(たいせ)…ボランティア活動などの体を使った行動
- 法施(ほっせ)…人に教えたり、人を正しい方向に導いたりすること
徳を積むことについては、大きく分けてこの3つがあります。
こうして文字にしてみると、とても難しそうに感じますよね。
けれど、今から紹介する徳を積む方法はどれもとても簡単で誰でもできることばかりです。
そう、徳を積むというのは特別なことをする必要はないのです。
誰でも簡単に今すぐできる徳を積む方法というのが
- 他人の幸せを祝福できるようになる
- 笑顔を絶やさないようにする
- 人に優しくする
- 困ってる人を助ける
- 掃除をする
- 物を大切にする
- 人によって態度を変えない
- 人に仕事などを教える
- 感謝の気持ちを伝える
- 悪口を言わない
- 否定的な言葉を使わない
- お金の話をしない
- 神社に玉串料をお布施する
この13個です。
今すぐにできることから順番に紹介していきます。
特に、「他人の幸せを心から願える」ようになるためには、潜在意識の変化が必要です。
そして、潜在意識を変化させると残りのことが驚くほどスムーズにできるようになりますよ。
行動1.他人の幸せを心から願えるようにする
ごく自然に徳を積むためには、まず人の幸せを心から祝福できるようになる必要があります。
人の幸せを祝福できない人は、人のために行動することはできないからです。
徳を積むのは、人のために行動することだけではありません。
行動自体は自分のためでも、結果として世のため人のためになっているなら十分に徳を積むことができます。
けれど、「結果的に人のためになる」行動を取るためには、「自分さえよければいい」という考えではダメなのです。
- 困っている人を放っておけない
- 大変な思いをしている人を助けたい
- 悩んでいる人の相談に乗ってあげたい
このように「あの人大丈夫かな? 自分にできることはないかな?」と考え行動することが徳を積むことに繋がります。
つまり、自分だけがうまくいっていればいいと考えていたり、自分より他人が幸せになるのは許せないと思っていたりすると、このような行動を取れないということ。
人の幸せを祝福できるようになるためには、あなたの中にある不満を取り除いてあげる必要があります。
- 自分が幸せだと思えないのはなぜか
- 幸せそうな人を見て妬んでしまうのはなぜか
この2点について少し考えてみてください。
もし、この2つについてたくさん回答が出てくるようであれば、あなたの潜在意識がネガティブに支配されている可能性が高いです。
潜在意識がネガティブに支配されていると、ポジティブ思考に切り替えるのは簡単なことではありません。
潜在意識がネガティブなままだと、徳を積もうとしても行動自体を起こせなくなってしまうのです。
徳を積み、成功者の仲間入りをしたいと考えるのであれば、まずは潜在意識を変える必要があります。
潜在意識にあるネガティブなものを取り払うことで、ポジティブに物事を捉えらることが可能に。
そして、ポジティブ思考を手に入れれば、人の幸せも願えるようになり、徳を積むことができるようになります。
では、潜在意識を変えるためには何をすればいいのか? ですが、独学で全てを行うのはとても難しいです。
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徳を積み、周囲から信頼される人になるためにも、潜在意識について学んでください。
これから紹介する残り12の方法についても、潜在意識を変えてからの方がスムーズに実践できます。
徳を積むために大切なことは、人の幸せを心から祝福できるようになることです。
人の幸せを祝福できるメンタルを手に入れることで、自然と「人のため」に行動できるようになりますよ。
行動2.笑顔を絶やさないようにする
徳を積むためには、笑顔を絶やさないことが重要です。
笑顔がなぜ徳を積むことにつながるかというと、あなたが笑顔でいるだけで周囲を幸せな気持ちにしているから。
昔から
- 笑は人の薬
- 笑う顔に矢立たず
- 笑う角には福きたる
- 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生
という「笑顔は人生において大切なもの」ということわざが数多くあります。
少しだけ想像してください。
- 常に笑顔で明るく挨拶してくれる人
- いつも眉間にシワを寄せて仏頂面でいる人
この2つの人が同じ部屋にいたとして、あなたが一緒に過ごしたいと思えるのはどっちですか?
あなたが何か失敗をしたときに、明るく笑顔で「大丈夫だよ」と励ましフォローしてくれる人がいれば、安心して頑張ろうと思えるはず。
反対に、しかめっ面で「なんでこうなるの?」と言われたら、一気に心が折れてしまいますよね。
このように、明るく笑顔で人と接するだけで周囲を明るくすることができるのです。
周囲を明るくする、幸せにするということは、人のためになっています。
自分の感情で周囲を振り回すことはできるだけさけ、気持ちをコントロールできるようにしましょう。
そして、常に笑顔でいることができれば、周囲から頼られるだけでなく徳を積んで幸せ貯金を貯めることができますよ。
行動3.人に優しくする
人に優しくできるようになると、徳を積むことができます。
人に優しくするというのは、徳を積むことのど真ん中にあることです。
世のため人のためになることをするためには、人に優しくする気持ちを持たなければできません。
「人に優しくする」とは
- 電車で席を譲る
- すれ違うときに道を譲る
- 後ろに続く人のためにドアを開けてあげる
こんな些細なことで大丈夫なのです。
電車やバスで、席を譲った方がいいかも? というシーンには誰もが出会ったことがありますよね。
目の前にお年寄りや妊婦さんがいたとき、譲るのは勇気が必要です。
- 断られたら気まずい
- 「失礼だ!」と怒られたらどうしよう
このような迷いは誰でも感じるもの。
けれど、そこで行動を起こさなければ徳を積むことはできません。
「自分が病気で辛い時に譲ってもらえたらどう思うか」を考えてみてください。
たとえ断られたとしても、人のために行動をしたという時点で徳を積むことはできています。
最初は誰だって勇気が出ないものですが、最初の一歩を踏み出してみてください。
そうすることで、時には人を叱ったり、知らない人のサポートをしたりできるようになります。
その結果、徳を積むことに繋がっていくのです。
行動4.困ってる人を助ける
困っている人を助けることも、徳を積むことに繋がります。
人助けをするためには、自分の周りにいる人が困っていないかな? とアンテナを張らなければなりません。
そして、困っている人を見つけても実際に助けるのは、とても勇気がいること。
街に出れば、困っている人に出会うことは誰にでもありますよね。
- 道に迷っている
- 親とはぐれた迷子
- 変な人に絡まれている人
このような人たちを見つけた時、あなたはどうしますか?
自分の友人なら迷わず手を差し伸べるでしょう。
けれど、知らない人を助けるというのは、なかなかハードルが高いですよね。
例えば、
- 迷子に声をかけて、余計に泣かれたらどうしよう
- 絡まれている人を助けにいって、自分も怪我をしたらどうしよう
- 道に迷っている人に声をかけて、自分も知らない場所だったらどうしよう
このような不安は当たり前に抱くもの。
けれど、こんな不安に負けずに人を助ける行動を起こせたことに価値があるのです。
人を助ける行動もですが、人を助けたことで自分に自信がつき今後も困っている人がいたら助けられるようにもなります。
困っている人を助けるというのは、人のために行動をしているので徳を積むことに繋がります。
見て見ぬふりをするのは簡単ですが、それをせずに人のために動けるメンタルも手にすることができますよ。
行動5.掃除をする
部屋や会社などをきれいに掃除しておくことも徳を積む行動です。
自分が汚していなくても、汚れているなと気づいたのであれば、きれいに掃除することが徳を積むことには重要。
会社などで、ぱっとみて明らかに汚れているなと感じた経験は誰にでもあるはずです。
そんな時、これくらいいいかとスルーしてしまう人も大勢いますよね。
けれど、あなたが使う場所が「いつもきれいなのはなぜ?」ということをもう一度考えてみてください。
実家で暮らしているなら、親が掃除をしてくれていますし、会社なら、清掃スタッフの人が掃除をしてくれていますよね。
使う人が気持ちよく使えるようにと、きれいにしてくれている人がいるから、いつもあなたはきれいなトイレやオフィスを使うことができるわけです。
もしあなたが汚していなくても「汚れているな」とか「ゴミ落ちてるな」と気づいたのであれば、さっときれいにしておきましょう。
特にトイレは自分が汚していなかった場合、掃除するのって嫌ですよね。
けれど、「次に使う人が気持ちよく使えるように」という気持ちで掃除を行うことは、まさに人のために行動したといえるのです。
どんな場所でも、気になる汚れやゴミがあったら片付けるというシンプルなことができる人になれば、自然と徳を積み続けることができますよ。
行動6.物を大切にする
徳を積むためには、物を粗末にせず大切に扱うことがとても大切です。
どんな物でも、作ってくれた人がいますよね。
もちろん見えない相手ではありますが、色々な人の手を渡ってあなたの元にきたものを大切にすることは、この見えない相手を大切に思うということ。
「お金を出したのは自分だから、どう扱おうが自由でしょ」という気持ちは、徳を積みたいのであれば今すぐに捨ててください。
誰でも自分が作って販売したものが、大切に大切に扱われていると知ったら嬉しいですよね。
また、お金を払って買ったものを粗末に扱うということは、お金を大切にできないのと同じこと。
100円のペンでも、使い切ってから次を買う人と、すぐに無くしてまた買う人では使う金額も違ってきます。
そして、物やお金を大切にできない人は、お金がたまらないとも言われます。
あなたが徳を積み、少しでもお金持ちになりたいのであれば、物を大切にしてみてください。
スピリチュアルの世界では、物にもエネルギーが宿っているとされています。
そのため、物を大切にするということはそれを作った人を大切にすることに繋がり、徳を積めるというわけです。
行動7.えこひいきをしない
徳を積むためには、どんな人に対しても分け隔てなく接することが重要なのです。
「この人は好きだから困ってる時は助ける」
「この人は嫌いだから困っていても放っておく」
というのは、自分の価値観で動いているため徳を積んだことにはなりません。
とはいえ、私たちにも感情がありますから完全に平等というわけにはいかないですよね。
けれど、自分に利益をもたらしてくれる人とそうでない人で分けてしまうのはあまりいいことではありません。
徳を積むというのは、自分の感情や損得勘定を捨てて人のために行動をするということです。
どんな人に対してでも、目の前で困っていることに気づいたなら手を差し伸べてください。
どんな人にも平等に接する人は、同じように周囲から好意を持ってもらえます。
そして、いざ自分が困ったときにも手を差し伸べてもらえるでしょう。
誰に対してもえこひいきせずに、平等に接することができる人は徳を積むことができます。
平等に接するということは、自分の感情よりも「人のため」を優先できるということなのです。
行動8.人に仕事などを教える
人を育てることに注力することで、徳を積むことができます。
後輩や部下を育てるときには、相手にとってどうするのがベストなのかを考えますよね。
「相手のためを考え行動する」このことが、徳を積むことにつながっているのです。
人を育てるためには、自分が悪者になるリスクがあったとしても「厳しく叱る」こともときには必要。
人を甘やかすことだけが優しさではありません。
- 自分が嫌われたくないから叱らない
- 失敗するかもしれないから仕事を任せない
- 部下のサポートやフォローはしんどいからしたくない
こんな思いを持っている人は、相手の成長よりも自分が辛い思いやしんどい思いをしたくないという気持ちが強くなってしまっています。
自分本意に物事を考えてしまうと、人のために行動をとることができなくなります。
まずは、自分がどうしたいかではなく、相手のためにはどうすればいいのか? を考え行動しましょう。
- 褒めた方が伸びる相手
- 叱ることで伸ばせる相手
- 自分が少し手助けしてあげた方がいい相手
人によって、「育て方」の対処方法が違いますよね。
だからこそ「自分が後輩や部下のためにできること」を最大限考え行動することが大切なのです。
相手のことを考え、後輩や部下の育成に携わると、相手からも感謝されますよね。
結果として人を育てることが相手のためになり、徳を積むことにつながっていきます。
行動9.感謝の気持ちを伝える
徳を積むためには、感謝の気持ちを伝えることはとても重要です。
人に優しくしてもらったり、助けてもらったりした時に感謝の気持ちを伝えられないと、相手に不快感を与えてしまう可能性があります。
さらには、あなたの本当の思いが伝わらずに周囲からの評価を下げてしまうことにもなりかねません。
昔から「親しき中にも礼儀あり」というように、挨拶や感謝の気持ちを伝えることは礼儀なのです。
- 言わなくても伝わるだろ
- してもらって当たり前だ
- 感謝の気持ちを伝えるなんて恥ずかしい
こんな思いは今すぐ捨てましょう。
どんなことでも、してもらって当たり前のことなんてありません。
もし、直接伝えられない場面であっても必ず「ありがとうございます」と心のなかで唱えてください。
口に出さなくても、心で思うことができれば、してもらって当たり前だと思うことを避けられます。
もちろんベストは、毎回感謝の気持ちを言葉で伝えることです。
感謝の気持ちを持つことで、徳も積めますし自分自身が感謝してもらえる人になれます。
その結果として、あなたの人生がうまくいくようになるのです。
行動10.悪口を言わない
徳を積みたいなら、人の悪口をいう習慣をなくす必要があります。
他人の悪口を言う人というのは、常に人の粗探しをしている状態です。
ネガティブに囚われて、他人の粗探しが癖になってしまうと、あなた自身も同じようにされてしまいます。
ついついマイナス思考になってしまう自分を変えたいなと思っているなら、こちらの記事も参考にしてください。
⇒マイナス思考を傷つかずに変えたい!プラス思考を作る方法とは?
どんなことでもそうですが、人は一人では生きていけません。
そのため、他人を敬い相手を褒める習慣をまずは身につけましょう。
悪口を言っている本人はあまり気づいていませんが、悪口を言うとその場の空気を悪くします。
聞いている人も合わせてくれているだけで、本当は聞きたくないという人も大勢います。
言葉にはとても強い力があり、悪い言葉を使っていると悪い出来事を引き寄せてしまうのです。
逆に相手を褒めるなどのいい言葉を使う人には、いい出来事が引き寄せられます。
悪いことを引き寄せないためにも、いない人の悪口をいうのではなく、いない人のことこそ褒めましょう。
その場にいない人のことを褒めるのは「陰徳」にあたります。
いない人の悪口を言わずに、褒める習慣を身につけることで、より多くの徳を積めるというわけです。
ぜひ人を褒める習慣を身につけ、人のいい部分を発見できるようになりましょう。
行動11.否定的な言葉を使わない
相手に対して否定的な言葉を使わないことで、徳を積むことができます。
私たちが日頃何気なくしている会話にも、否定的な言葉は紛れ込んでいます。
相手を否定せず受け入れ、改善を促してあげるのが徳を積むことにつながるのです。
否定的な言葉と言っても、ダメな人などという直接的な言葉だけではありません。
- なんで〇〇なの?
- やっぱり〇〇だった
- どうせ無理なんだから
- よくできているんだけど……
このようなよく使いがちな言葉も、相手を否定している言葉。
特に、部下のミスを注意するときに「とりあえず褒めないと傷つくかな」と思って、「よくできているんだけど……ここもう少し改善できるかな?」という上司は多いです。
けれど、この表現も少し繊細な人にとっては「否定された」と感じて傷ついてしまうのです。
そのため「ここをもっとこうしたらよくなると思うんだけど、どう思う?」と前向きな提案をしてあげる方が、部下のためを考えた行動となります。
相手に否定的な言葉を使わないようにするためには、人の意見を最後まで聞いたり否定ではなく改善案を考えたりするようにすれば、自然と否定的な言葉を使わなくなります。
人を否定しないということは、その人の考えや行動を受け入れるということ。
そして、相手の立場に立って助言や行動ができるようにもなっていきます。
そうすることで、自分本意でない徳を積む行動が取れるようになるのです。
行動12.お金の話をしない
徳を積みたいと考える人は、お金の話を極力しないようにしてください。
お金の話と言っても、夫婦間のお金に関する話だったり、経済などの真面目な話だったりはもちろん問題はありません。
問題なのは「それ、いくらだった?」と聞く必要のないお金の話をする人です。
特に関西では、ごく普通の世間話として値段や家賃の話をしがちですよね。
けれど、そんな話を普段しない人にとっては「言う必要ある?」と感じるお金の話はとても苦痛に感じてしまいます。
また女性同士にありがちなのが、持っているものの値段を聞いてマウントを取ってくる場合です。
いずれにしても、相手がもしかしたら不快に思うかもしれないお金の話はしない方が賢明です。
あなたは何の気なしに「それいくらだったの?」と聞いただけでも、相手に変に勘繰られ「物の値段で価値を測る人」と判断されたらショックですよね。
徳を積むということは、人に不快な思いをさせないということも含まれます。
経済や株などの真面目な中身のある話ならまだしも、相手の持ち物の値段や家賃の話などは極力避けるようにしましょう。
対人関係にお金を持ち込まない関係を築ける人が、徳を積めるようになるのです。
行動13.神社に玉串料をお布施する
神社で御玉串料を奉納するのも徳を積む行動です。
御玉串料とは、神社にお金を奉納すること。
お賽銭ではなく、神社で祈祷や神事をお願いする時に行う奉納は、名だたる成功者の多くも実践している徳積みです。
有名なところで、松下幸之助さんや孫正義さんも神社参拝を欠かさなかったといいます。
自社ビルを持っている会社で屋上に神社を構えているところも実際にあるくらいです。
大切なのは、自分の中のルーティンの一つとして人知れず行うこと。
自分の行いをアピールしたい気持ちはグッと抑えてください。
そうすることで「陰徳」を積むことができます。
そして、神社に御玉串料を奉納する際には、神様への感謝を忘れないようにしてください。
目には見えませんが、神様は私たちのことをしっかりと見守ってくれています。
そして御玉串料を奉納することで「これからもおねがいします」という気持ちを伝えるのです。
「御玉串料を納めたことで、徳を積めて幸せになれる。」と考えるのはNG。
神様に日頃の感謝の気持ちと、これからも見守ってくれることに対する感謝の気持ちを持つことで、徳を積めるといえるのです。
【まとめ】 徳を積む=いいことをするということ
徳を積むというのは、世のため人のためになることを積極的にしていくということです。
大きな寄付だったりボランティアに参加したりというのはハードルが高いと感じる人でも、日常できる些細なことから始めていけばOKです。
日常の些細な徳積みを行う場合に必要なのが、人を思いやる気持ちです。
自分本意に物事を考え、自分が幸せであればそれでいいと考えていると、自分の周囲でどんな人がどんな場面で困っているのかに気づくことすらできなくなってしまいます。
今の自分が幸せに過ごせているのも、仕事が順調なのも全てあなたの周りの人のおかげなのです。
人は一人では生きていけません。
そのため「やってもらって当たり前」とか「自分ばかり辛い思いをしている」などという気持ちは1秒でも早く捨ててください。
本文中でもお伝えしましたが、自分本意なネガティブな気持ちに支配される原因は、潜在意識にあります。
潜在意識がネガティブなオーラに囚われているなら、ぜひ潜在意識をポジティブなものに変えてください。
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徳を積みたいと感じたということは、今よりもっと成功したいあるいは幸せになりたいと感じたからですよね。
その気持ちが薄れる前にぜひ行動を起こしてください。
潜在意識をポジティブに変えるだけで、何もがんばらなくても徳を積む行動が取れるようになりますよ。
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