男性性と女性性の特徴を知って、どちらが高いかチェックしよう!

男性性と女性性とは?どっちの性質が強いかチェック!

人間には男性性と女性性が同居しています。

どんな人にでも、男性性と女性性の部分があります。

この両方の性のバランスが取れていると、生きるのがとても楽で心地よい状態です。

逆にバランスが取れていないと、自分を責めてしまったり、逆に自分以外のせいばかりにしてしまったりします。

 

今回は、

  1. 生まれながらの性質
  2. 自分の質(タチ)を受け入れよう
  3. サヌキとアワ
  4. 男性性と女性性、どちらかが強いとどうなるか
  5. 日本はアワ文化
  6. フトマニ(共有性)とワンネス

についてご説明します。

 

男性性と女性性について知る上で、縄文時代のはるか昔の上古代(原始日本人・カタカムナ人)による教えに遡りますが、日本文化がもたらす思想や日本人の特徴について理解を深めてみましょう。

 

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目次

1.生まれながらの性質・あなたはどのタイプ?

生まれながらの性質・あなたはどのタイプ?

人は生まれながらにして4タイプに分けられると言います。

  1. 男性性が強いタイプの男性・・・心はマッチョ?男らしい男
  2. 女性性が強い男性・・・いわゆる草食系?優しい感じの男性
  3. 男性性が強い女性・・・いわゆる肉食系、男勝りで理論派の女性
  4. 女性性が強い女性・・・控えめな女性らしい女性

あなたはどのタイプでしょうか?

 

2.自分の質(タチ)を受け入れよう

自分の質(タチ)を受け入れよう

人は生まれ持っての性質、質(タチ)があります。

それに逆らって生きるよりも、受け入れて生きたほうが楽だし、
流れに乗って楽しく生きられるんです。

例えば本来女性性の性質が強い男性が、
エリート学校を出てエリートだらけの会社に入ったとします。

自分だけ業績が伸びない、上司からは叱咤され、同僚の中では肩身の狭い思い。

自分でも「こんな自分ではダメだ、どうにかしなきゃ」と思いつつ、
一生懸命勉強に励みますが、

ある日突然ポキっと心が折れて全くやる気がなくなってしまう・・・。

そんな人はきっと居場所を間違えています。

 

競争の中に身を置くよりも、
本当は好きなことを自由にやって人にも喜んでもらったりする、
人間的な付き合いの中にいたいはずです。

また、本来男性性の性質が強い女性が、
今までつき合った彼氏は頼りにならない人ばかり。

優しいのはいいけど、もっと引っ張っていってほしい、
といつも付き合う男性に物足りなさを感じたり。

こんな人も自分の性質とは反対のものを求めています。

相手が頼りなく見えるのは、実は自分が一番頼りがいがあるから(笑)。

もっと相手に弱みを見せちゃってもいいんです。
もっと言うなら、自分にも弱みを見せちゃってもいいんです。

 

あなたの中の認められない自分自身、
”ダメな私”を受け入れられる
不思議と自分の中のバランスが取れてきて、
『かわいい女性らしいあなた』を愛してくれる人が現れますよ。

 

男性性の強い女性には女性性の強い男性、
逆に女性性の強い女性には男性性の強い男性が

性格的に補い合えるとされています。
バランスがとれるんですね。

ただし、人は日々変わると言います。

この人と相性が良さそうだと思ってつきあっても、
しばらくすると「なんか違う?」となってしまう場合もあります。

 

それはどちらかが今までとは反対の性に傾き始めたからかも知りません。

でもそれば悪いことではありません。

人間はそうしてヤジロベーのようにバランスを取りながら、人格を形成していくからです。

 

 

3.サヌキとアワ

サヌキとアワ

サヌキと言っても讃岐地方のことではなく、
アワと言っても阿波地方のことではありません。

サヌキ、アワは上古代(原始日本人・カタカムナ人)による教えです。

サヌキは男性性アワは女性性をあらわします。

 

男性性を表すサヌキは解決、成功、拡大、与える、論理的思考、
パワー、責任、リーダー、一貫性、ビジョン、自律、決断力などなど。

挙げられた言葉を見ても、
明らかに男性性や社会性を意味するものが多いですね。

 

それに対し、女性性を表すアワは、美しさ、受容、共感、優しさ、包容力、
しなやかさ、変化、調和、バランス、自然
なんとなく女性性を匂わせる言葉が多いですね。

 

 

4.男性性と女性性、どちらかが強いとどうなる?

男性性と女性性、どちらかが強いとどうなる?

男性性と女性性、どちらに偏っても一人の人間としてバランスが取れません。

これは人間だけに限らず、集団や社会においても言えます。

現代社会は数字、成果、売り上げ、目標、
ビジョン、一貫性など、完全に男性性の社会ですよね。

それに対して女性性は流れに乗る、自然に任せる、
常に変化する、自由、ということが言えます。

 

よく「女心と秋の空」と言いますね。
これ、一貫性がなく自由だという性質を上手く言い表しています。

親や学校の先生、先輩などに「一度決めたら貫け」、
「最後までやりとおせ」とよく言われませんでしたか?

 

これは一貫性のストレスと言って、
現代人の陥っている、いわば”ワナ”です。

男性性が悪いと言っているのではありません。
秩序や理論がないと、文明は発展しませんし、
生活が成り立たなくなります。
ただ、男性性だけではバランスが偏っているということです。

 

男性性に女性性が加わると、女性性の生命力を取り入れ、
直感を応用して本来の自然な自分の軸を取り戻せるという性質があります。

 

男性性を表すサヌキの性質が高い人は、
人生で追求したいことやビジョンが見えてくるようになり、
自分の力で人生を切り開く力に目覚めていきます。

 

女性性を表すアワの性質が高い人は、生命体としての人間本来が持っている感覚に優れています。
この両方を持ち合わせることで、人生の流れにも上手に乗れ、サポートもどんどん現れてきます。

男性性(サヌキ)に偏りすぎてしまうと、仕事に熱中するあまり、身体を壊したり、
頭ばかり使って今に心がお留守になります。

女性性(アワ)に偏り過ぎると感情に溺れてしまったり、
悩んでばかりいたり、いつも人を頼って
自分で決められないようになってしまいます。

 

最初の章で上げた、
1番は『サヌキ男』男性性の強い男性
2番は『アワ男』女性性の強い男性
3番は『サヌキ女』男性性の強い女性
4番は『アワ女』女性性の強い女性

というわけです。

大人になると、いったんどちらかが強くなり、
偏ってしまう人が多くなりますが、
中年期を過ぎる頃になると、反対の性も受け入れられるようになり、
バランスが取れると言います。

 

 

5.日本はアワ文化

日本はアワ文化

日本の文化のほとんどは、外からの文化を受け入れて変容させたものです。
それはまさに、アワ(女性性)型の社会。

それに対して自己主張しないと生き残れない欧米社会はサヌキ(男性性)型社会です。

 

古代は欧米もアワ(女性性)社会でしたが、
戦争や飢饉などによりアワ(女性性)型の社会ではやっていけなくなり、
早いうちにサヌキ(男性性)社会になったそうです。

日本は長いこと鎖国が続いていて、
自分たちの文化だけでやってきました。
唯一といっても良いほど、アワ型(女性型・母性型)社会で
うまくいっている文化が日本です。

 

ではどうしてうまくやっていけているのでしょうか?
それは日本だけがアワ(女性性)とサヌキ(男性性)のバランスが良いからです
お互いに認め合う共有性(カタカムナではフトマニと呼ぶそうです)の文化だからです。

これは日本の特徴で、外国から来た人が日本人は優しい、大人しいと感じるのはアワ(女性性)型の社会だからです。

 

 

6.カタカムナ文明とは

カタカムナ文明とは

さて、ここまでお話してきたサヌキ(男性性)とアワ(女性性)ですが、

これらの出どころはカタカムナ文明というものです。
カタカムナ文明とは、Wikipediaによると

物理学者の楢崎皐月らが主張する、先史時代の日本に存在したとされる文明。
その実在を示す遺構や遺物は一切見つかっていない。
カタカムナ文字が書かれていたとされる書物の出所がわからないため、
その真偽が検証できていない。このためカタカムナ文明は偽史に分類されている。

とあります。

 

時代は古代にさかのぼります。

縄文時代のはるか昔、非常に高度な文明が存在しました。
そのひとつが、カタカムナ文明です。

「カタカムナ」の字の通り、現代のカタカナの起源になる48文字が使われており、
それは円と直線で作られた幾何学的な文字でした。

また、古代日本の文明は世界の中心であり、ワンネスの中心でした。
日本の地形は、世界のどこかの大陸の形にそれぞれ類似しているそうです。

 

 

7.フトマニとワンネス

フトマニとワンネス

そんなカタカムナ文明のフトマニ(共有性)という思想は、反発しあう両極の統合といえそうです。

 

  • 男性性(サヌキ)と女性性(アワ)
  • 陰と陽
  • 表と裏
  • 内と外
  • 天と地
  • 表面と内面
  • 物質世界と潜像世界(多次元世界)

どちらか片方が欠けても、
もう片方の存在は有り得ません。

なぜなら反対がなければ存在を確認できないからです。
表が表だと証明できるのは、
裏という存在があるからです。

女性性は安心や安定、
男性性は未来や開拓

 

アワ(女性性)はサヌキ(男性性)が存在することで
これからの未来の方向性に委ねて安心することが出来、

サヌキ(男性性)はアワ(女性性)が存在することで
今を確認しながら未来へ着実に歩むことが出来ます。

バランスが取れると
男性性の強いサヌキは心のこもった未来計画を立て、
自分と共に人の可能性も開拓できるようになります。

 

バランスが取れると女性性の強いアワは生命と繋がっている安心感をもとに
流れに乗ってやりたいことで自分を表現できるようになり
生命の喜びや愛を周りにも振り撒けるようになります。

 

両極が同じように存在してバランスを取ること。

それは循環。

それは背中合わせまたは向かい合って、
螺旋のようにスピンして巡っていくこと。

生命の基本は螺旋にスピンして巡っているとされています。
原子の動き、天体の動き、ボルテックス
DNAの形もまさにそうですね。

それは 生 そのものです。

ところで、ワンネスという言葉をよく耳にするようになりましたね。
以前ここでも記事にしています。

参考記事:【まとめ】ワンネスとは?そしてワンネスを体験する方法とは?

 

ワンネスとは端的に言ってしまえば”ひとつ”、という意味です。
全てのものに神が宿り、すべては自分、自分は全て。

それは喜びで、愛で、全てはつながっています。

これも、生 そのものです。

フトマニもワンネスも、
実は同じような意味合いなのではないでしょうか。

わあ、壮大すぎて眩暈がします!(笑)

 

 

7.まとめ

まとめ

男性性、女性性から”生”までについて書いてきましたが、いかがでしたか?
あなたは男性性と女性性、どちら寄りでしたか?

 

人間は、歳を取って色々な経験を通して
お互いの性を認め合い、受け入れることで
成熟していくんですね。

そして最後は統合してひとつになるようにできています。

今の自分を受け入れて喜ぶことが
補い合える相手との出会いを引き寄せ、
自然なバランスを作りだす第一歩なのかもしれません。

しなやかに、力強く、
直感と理性を駆使して生きていきましょう!

 

未知リッチ

 

この記事の監修者

西澤さんプロフィール西澤裕倖
潜在意識に存在する【メンタルブロックを取り除くこと】を専門とする心理セラピスト。自身で発見した心のブロックの外し方を体系化して伝えている…プロフィール詳細はこちら

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