決断できない人の特徴と理由!決断できないときに試すべき5つの対処法も紹介

決断できないのはなぜ?決断できずに辛い時にやってほしい5つの対処法

仕事や恋愛などで「今決めなければいけない」のに決められなくて落ち込んだ経験は誰にでもあるはず。

「もし、あそこで決めていれば……」と後悔しても、時間は戻ってきません。

あなたは、優柔不断だと言われたり、積極的じゃないと言われたりして悔しい思いをした事はありませんか?

  1. なぜ決断できないのか
  2. 決断できないことでどんなリスクがあるのか

まずはこの2点を知りましょう。

原因を知らないままだと、決断できる自分になるための行動を起こせないからです。

 

そのために今回は

  1. 決断できないリスク
  2. 決断できない理由
  3. 決断できるようになる方法

この4つをご紹介していきます。

最後までお付き合いいただければ、決断できずにチャンスを逃していた自分を変えることができますよ。

 

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目次

決断できない事であなたに起こるリスクとは?

決断できない事であなたに起こるリスクとは?

決断できないという事は、仕事や恋愛など重大な決断をしなければいけない場面で何もできないということ。

「決められないんだからしょうがない」と諦めてしまうと、あなたが思っているよりも大きなダメージを受ける可能性があるのです。

  1. 周りの人から誤解されやすくなる
  2. 成功のチャンスを逃してしまう
  3. 自分に自信がなくなる
  4. 「決断疲れ」を起こしてしまう

もちろん、この4つのリスク全てが必ず起きるというわけではありません。

けれど、決断できないという事はあなたにとってデメリットでしかないのです。

決断できないリスクを知ることは、決断できるようになるための第一歩でもあります。

 

周りの人から誤解されやすくなる

決断できない人は、何を考えているかわからないと思われてしまいます。

自分の考えを人に伝える際には、多かれ少なかれ「決める」ということをしなければ伝わりませんよね。

意見を言うタイミングもそうですし、どの程度伝えるかも決める必要があります。

ミーティングの様子

例えば、あなたが大切な部門ミーティングに参加したとします。

自分の部署で年間スケジュールを決めたり、滞りなく業務を進めるための改善策だったりと部門全員の意見が必要な場面ですよね。

けれど、決められないあなたが思うのは「自分が提案したことが間違ってたらどうしよう」という不安です。

本当は「こうしたほうがいいんじゃないか」という自分の考えがあるにもかかわらず、発言するという決断ができません。

 

決断というのは、何も大きなものだけではないですよね。

  •  新しい業務フローを提案しないといけない
  • 上司から最短納期を聞かれた
  • 急な飲み会への参加可否

など会社で仕事をしていると、あらゆる場面で決断をしなければなりません。

そんな決断を迫られた場面で、いつも悩んで返答に時間がかかっていれば、

  • 「あの人はっきりしないよね」
  • 「何考えているかわからない」
  • 「やる気ないんじゃない?」
  • 「事なかれ主義なのかな?」

このように、あなたが意図していない悪い評価をされてしまう可能性が高いのです。

 

あなたは、リスクを背負いたくなくて決断を渋っていただけだとしても、周りはそうは思ってくれません。

あなたが決断できない事で、周囲からの信頼を失ってしまうリスクがあります。

目的のない人、意欲が低い人などというレッテルを貼られてしまうのが、決断できないことの一つ大きなリスクなのです。

 

成功のチャンスを逃してしまう

決断できない人は、突然目の前に現れたチャンスを掴むことができなくなってしまいます。

新しいことにチャレンジして成功するためには、大なり小なり決断が必要ですよね。

しかし決断ができないという事は、目の前に現れたチャンスをチャンスだと捉えることができません。

 

例えばですが、あなたが今の仕事に少しだけ不満を抱えているとします。

仕事に満足できていないあなたは、転職したいなと感じるようになりました。

でも、今の会社を辞めるのはとても勇気がいること。

あなたが考えた選択肢としては

  • 同業種への転職
  • 異業種へ転職
  • 起業
  • 社内での部署移動

この4つです。

 

そんな時、友人から「一緒に起業しないか」と声をかけられたら、仕事を辞めたいと思っているあなたにとって本来なら飛びつくような話ですよね。

けれど、決断が苦手なあなたは

  • 失敗したらどうしよう
  • ビジネスなんて自分にできるかな
  • 今すぐ会社を辞める勇気がない

と悩んで決められなくなってしまいます。

声をかけてくれた友人もそう長くは待ってくれません。

 

結果、あなたは今の会社で不満を抱えながら仕事を続けることになってしまうのです。

決断できないという事は、リスクを回避しているようにも見えます。

けれど実際には、リスク回避というよりも目の前にきたチャンスを逃してしまっているのです。

 

やったからといって成功するとは限りません。

けれど、やらなければ成功の可能性は0。

しかも、あなたの現状の不満は大きくなり続ける可能性が高く、現状維持ではなく現状悪化を選んでしまったということにもなりかねないのです。

 

自分に自信がなくなる

決断できないことが続くと、自分に自信が持てなくなってしまいます。

自分に自信があると、どんなことに対しても成功のイメージを掴むことができますよね。

けれど、何度か失敗をして自分に自信がなくなってくると「また失敗したらどうしよう」と考えてしまって決められなくなってしまいます。

壁に手を突く女性

決断できない人の多くは、トラウマになるような失敗を経験していることが多いです。

  • 告白した相手にふられた
  • プロポーズに失敗した
  • 任された仕事で失敗した

このような経験で、精神的にダメージを受けていると「決断する」ということに二の足を踏んでしまう人が多いですよね。

 

でも決断することをやめてしまったら、どんなことに対しても「自分の理想」の結果が得られなくなってしまいます。

 

その結果、「自分は何をしてもうまくいかない」と自分に自信が持てなくなってしまうのです。

自信が持てなくなると、あなたは周囲から「オドオドしている」「自分の意思がない人」だと思われてしまいます。

そういう周囲の評価というのは、あなたの耳にも自然と入ってきますよね。

失敗体験をする→決断する勇気がなくなる→自分に自信がなくなる→周囲の評価が悪くなる

まさに悪循環にハマってしまうというわけです。

 

決断できないという事は、自分自身を正しく評価してあげることができずに、過小評価してしまう可能性が。

その結果「自分は何をやってもダメだから、人生うまく行かないんだ」と自分に自信が持てなくなってしまいます。

自分に自信を持ちたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

⇒自信をつける方法10選!習慣を変える言葉がけやカウンセリングなど

自信をつける方法について詳しく解説しています。

 

ストレスが溜まり「決断疲れ」を起こしてしまう

決断することが苦手になっていると、「決断する」ということ自体にストレスを感じてしまいます。

ある程度の年齢になると、「何も決めなくていい」ということはありえません。

そのため、決断することにストレスを抱えていると「決断疲れ」を引き起こしてしまうのです。

意思決定 と 心理学 の分野において 決断疲れ(判断疲れ、決定疲れ)とは、意思決定を長時間繰り返した後に個人の決定の質が低下する現象を指す。 現在では不合理な意思決定の原因の1つとして理解されている[2]。 職務中の裁判官を例に取ると、午後には日中早いうちに比べて好意的な判決が少なくなることが明らかになっている。 決断疲れは消費者に本来必要でないモノを購入させるなどの粗末な選択をさせることにもつながる。

「選択肢のない人々はそれらを望みそのために戦うこともよくあるはず」だが、しかし同時に「多くの決断を下すことに(心理学で言う)嫌悪感を覚えうる」ところにパラドックスがある。

引用:Wikipedia

「意思決定を長時間繰り返した後に個人の決定の質が低下する現象」と聞くと、疲れるほどの決断なんてしていないよと思いますよね。

 

けれど、私たちが「決めた」と自覚していることというのは

  • 転職をする
  • 引越しをする
  • 大きな買い物をする
  • ダイエットにチャレンジする

といったような大きな決断です。

しかし、このような大きな決断ではなくとも私たちは日常で「9000回の決断」をしていると言われています。

  • 食事メニューを決める
  • コンビニで何かを買う
  • スマホで検索をする
  • SNSへの書き込み
  • 会社へ着ていく服装を決める

このように「普通に生活をしているだけ」でも私たちの生活は決断の連続なのです。

 

さらに言えば、私たちが生きているのはインターネットが普及した情報過多時代。

2020年の全世界でのデータ通信量は44ZB(ゼタバイト)だと言われています。

PC用のハードディスクではTB(テラバイト)という表記が比較的身近ですが、そのTBの1,000倍がPB(ペタバイト)。さらにその1,000倍がEB(エクサバイト)、その1,000倍がようやくZB。つまり、44ZBとは44兆GB。実に途方もない数値なのです。

引用:大塚商会

つまり私たちは、途方もないデータ量の中で生きているということ。

 

日々入ってくるデータ量が多いという事は、それだけ決断の連続の中で生きているともいえます。

そんな時代に生きているのに、決断が苦手であれば抱えるストレスは物凄いものになりますよね。

そして最悪、決断疲れを引き起こしてしまうとさらに何も決められなくなりやる気がなくなってしまうのです。

 

決断疲れを起こさないためにも、「決断する」ということへの苦手意識をなくしていきたいもの。

決断できないというのはリスクでしかないのです。

では、あなたが決断できなくなってしまう理由はどこにあるのでしょうか?

決断できない理由についてご紹介していきます。

 

決断できないのはなぜ?決断できる人との違いは?

決断できないのはなぜ?決断できる人との違いは?

決断できない人の多くは「なぜ自分は決断できないのか」と悩み、決断できる人と何が違うのかを考えますよね。

「決断できる人と決断できない自分はそもそも違うから」と諦めるのはもったいないです。

 

「決断できるようになりたい」と感じているなら、まずは原因を知るところから始めましょう。

  1. 完璧主義
  2. 自己肯定感の低さ
  3. 上司への抵抗感
  4. 情報整理が不十分
  5. 自意識過剰
  6. 強すぎるネガティブイメージ
  7. 真面目すぎる
  8. 目標がない

一般的に、決断できない理由はこの8つだと言われています。

決断できる人との違いも同時に解説していきます。

 

理由1.完璧主義

完璧主義になってしまうと、決断できなくなってしまいます。

私たちが暮らしている中で、決断しなくていい時というのはものすごく少ないですよね。

けれど、完璧主義の人というのは一つ一つの選択肢に対して「絶対に失敗しない可能性」を考えてしまうので、決められなくなってしまうのです。

迷路に立つ女性

完璧主義の人が決められなくなってしまうのは「選択のパラドックス」が働くためです。

選択のパラドックスとは、心理学者のバリーシュワルツが提唱している「選択肢を増やせば増やすほど、どの選択肢も選べなくなってくる現象」のこと。

 

あなたの過去を思い出してみてください。

たくさんの選択肢を与えられた時ほど、決められなくなってしまいますよね。

そして、たくさんの選択肢から選んだ時ほど「後悔」をする確率も上がってしまうのです。

完璧主義の人は、失敗することを極端に嫌います。

そのため、自分が選んだ選択肢で「思ったほどの結果が出なかった」場合、「AよりもBの方が良かったかな……」と後悔することに。

 

今までの経験からでも「100%正解の選択肢」なんてあり得ない事はおそらくあなたもわかっているはずです。

完璧を追い求める人は決められないまま時間を浪費してしまいます。

その一方で、素早い決断ができる人というのは決してベストを求めずにベターな選択肢を選びます。

 

例えばこだわりが3つあったとすれば、そのうちの2つを満たしているならそれでOKだと思うことがとても大切なのです。

決められる人というのは、完璧を求めることで決められなくなるリスクを知っているので80%くらいで決めてしまって、時間の浪費を防ぎます。

時間の浪費を防ぐという事は、目の前のチャンスを逃さずに掴むということにも繋がります。

決断できない人は、完璧主義から抜け出せないことが多いです。

その一方で決断できる人というのは、完璧よりも時間の浪費を避けることに重点を置くので、ベターな選択肢を選ぶのです。

 

理由2.自己肯定感が低い

決断できない理由の一つが、自己肯定感の低さです。

自己肯定感とは、ありのままの自分を認められる力のこと。

自己肯定感が低いと、「自分の決断を信頼」できないので他人の意見を重視してしまいます。

 

どんなことでも何かを決めるときには、その選択肢が正解だという自信がないと決められませんよね。

 

自己肯定感が低い人というのは、自分自身のことを信頼できていないので、周囲にアドバイスを求めないと何も決められなくなってしまうのです。

  • 口コミやレビューがないと決められない
  • 同僚などに相談しないと決められない
  • 今日行くお店を友人に任せないといつまでも決められない

このような経験がある人は、自己肯定感が低いことが原因で決断できなくなってしまっていると考えられます。

 

反対に決断できる人というのは、自己肯定感が高いので自分を信頼できています。

そのため「こうした方がいいんじゃない?」などとアドバイスされることを嫌うのです。

最終的に決めるのは自分で、自分の責任において物事を決めたいからですね。

この「自分を信頼できているかどうか」という部分が、決断できる人とできない人の違いです。

 

もし、あなたが「責任を負いたくない」と感じているのなら、自己肯定感が低くなっているといえますね。

自己肯定感が低い人は、自分を信頼できないだけでなく責任を負うことも嫌います。

そのため、自分で何かを決めるということを避けたがるのです。

 

もし、自己肯定感が低い自分を変えたいなと思うのであればこちらの記事も参考にしてください。

⇒【現役カウンセラー監修】自己肯定感を高める方法で生き辛さから解放!

現役のカウンセラーさんが自己肯定感を高める方法について解説してくれています。

 

理由3.上司などへの抵抗感

上司や先生などという「権威」への抵抗感が強いと決断できなくなってしまいます。

権威というのは、批判の対象になることが多くありますよね。

その様子を見ていて「批判されたくない」という気持ちが強いと、決断できなくなってしまうのです。

上司と部下

一般的に権威というのは、

  • 職場=上司
  • 家庭=親
  • 学校=先生

あなたが属している環境によって変わります。

上司や先生に不満や文句や不満を一度も感じたことがない人はおそらくいないはずです。

 

この上司や先生に持った不満などの抵抗感が強ければ強いほど、決断する=自分も批判される側になると考えてしまうため、決められなくなってしまいます。

決断できる人というのは、権威への抵抗感をあまり持っていません。

たとえ自分が批判される側になったとしても、自分の意見ややりたいと思ったことを実行できるから。

自分の目的や信念をしっかりと持っていると、権威に抵抗感を持つ事は少なくなります。

 

決断できない人が、権威への抵抗感を強く持ってしまうのは、自分の目的や信念がないからだと一般的には言われています。

自分が何をしたいのか、自分の目的達成のためにはどうするべきなのかがしっかりと見えていると、「周囲から批判されてしまう」ということに怯えなくて済むのです。

上司や先生などの権威に強い抵抗感を持っていると、何も決められなくなってしまいます。

「決断することで自分も批判されるのではないか」と必要以上に考えてしまうと、何に対しても責任を負えなくなる可能性があります。

その結果として「周囲に流されるだけの人」となってしまうのです。

 

理由4.正しい情報整理ができていない

正しい情報整理を行えていないと、決断できなくなってしまいます。

情報整理が苦手な人というのは、必要な情報を得られていなかったり反対に情報を集め過ぎていたりするのです。

その結果、不安が大きくなり行動に移せなくなってしまうのです。

 

情報が少ないと、メリット、デメリットを正確に把握できません。

そのため、決断するための材料が単純に足りないので決断できないのです。

そして、情報を集めすぎる人が決断できないのは、集める情報が間違っているため。

 

正しい情報収集を行える人というのは、メリット、デメリット共にバランスよく集めます。

けれど、決断できない人は「不安要素」ばかり集めてしまい、決断できないままなのです。

決断できる人と何が違うかというと、決断できる人は情報の取捨選択がとても上手。

適切な情報収集とは

  • 過去のデータ
  • 経験者への質問
  • 様々な資料を集める

などの方法があります。

 

決断できる人は、これらの情報ツールを使って、わからないことがあればどんどん調べて「決断できない要素」を潰していきます。

 

情報をうまく取捨選択できるかできないかが、決断できる人とできない人の大きな違いなのです。

どの情報が必要で、どの情報が必要でないのかをしっかり見極められないと、物事を正しく判断できずに決断できないという事態になってしまいます。

決断できない人というのは、自分の中にある不安に勝てずに、物事のマイナス要素ばかりを見てしまうため、決断できるようにならないのです。

 

理由5.自意識過剰

自意識過剰になってしまうと、決断できなくなってしまいます。

自意識過剰とは、他人からどういう風に見られているかを気にし過ぎている状態。

この状態が続くと、他人の目を気にしすぎるあまりに何も決められなくなってしまうのです。

目を隠す女性

自意識過剰になってしまう原因としては

  1. 親に認めてもらえなかった
  2. 成功体験が少ない
  3. 傷ついた経験がある

この3つが挙げられます。

自意識過剰になってしまうと、「私ってすごいでしょ!」とアピールしたり人の意見を素直に認められなかったりもします。

 

その一方で、人からどう見られているかを異常に気にするので、「あの人変わってるよね」と思われることを嫌うのです。

そのため、自分が率先して何かを決めることで、周囲から浮くことを恐れています。

そう、失敗するくらいなら新しいことにチャレンジなんてしなくていいと考えてしまうのです。

 

一方できちんと決断ができる人というのは、自分の評価を適切に行うことができます。

「周囲がどう思っているか」ではなく、自分が今何をするべきなのかを冷静に判断していきます。

人から嫌われない人などいないことを知っているので、「悪目立ちしたくない」とはあまり考えません。

 

決断できる人とできない人の違いは、他人の目を気にしすぎるかどうかです。

周りの人から変な風に思われたくないと強く思ってしまう自意識過状態だと、どうしても目立つことや責任を負うような行動はしづらくなってしまいます。

その結果、決断できなくなってしまうのです。

 

理由6.ネガティブイメージが強い

決断できない人は「物事を決める」ことに対して、ネガティブなイメージが強い傾向にあります。

どんなことでもそうですが、決断をするという事は必ずしも成功するとは限りませんよね。

決断できない人というのは、「失敗したらどうしよう」というネガティブな考えから抜け出せません。

 

日常の小さなことから大きな決断まで、必ず成功するというのはありえないこと。

そんなとき、ネガティブ思考に取り憑かれている人は

  • 告白してフラれたらどうしよう
  • 転職に失敗したらどうしよう
  • 選んだお店が美味しくなかったらどうしよう
  • 通販で買い物をして失敗したらどうしよう

このようになんでも悪い方向へと考えてしまうのです。

 

「失敗したら」と考えてしまっては、何事もいい方向へは進みません。

この「物事をプラスに捉えることができるかどうか」という部分が、決断できる人とできない人の大きな違いです。

決断できる人は、成功イメージを持てる方を選びます。

常に「AとBどっちがよりいい結果をもたらすか」を考えているので、いざ決断しなければならなくなった時も、スムーズに決めることができるのです。

 

決断できない人は、失敗したときのイメージを持ちすぎるために、決断することをためらってしまいます。

失敗するかどうかはやってみなければわからないので、ネガティブイメージを強く持ち過ぎると、ますます決められなくなってしまいます。

もし、あなたがマイナス思考から抜け出したいなと感じているなら、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒マイナス思考を傷つかずに変えたい!プラス思考を作る方法とは?

あなたの心をポジティブにするためのヒントが得られますよ。

 

理由7.真面目すぎる

決断できない人には、真面目な性格の人がとても多いです。

真面目な性格の人が決断できない理由は、直感に頼らないから。

 

直感で「こっちがいいかも」と思っても、決断するだけの客観的根拠がないと決められないのです。

真面目な人というのは、今まで得た知識や客観的データなどを元に物事を判断していきます。

考える男性

そのため、「データや知識はあまりないけれど自分に合っている気がする」といった場合に決められなくなってしまうのです。

もちろん、根拠のない自信から暴走してしまうよりは「客観的事実に基づく決断」の方がいいと考える人も多いです。

けれど、あなたの直感にも「過去の経験」という根拠があるということを知っておいてください。

 

客観的データを元に決断をしていると、当然のことながら決断に時間がかかってしまいます。

そうなれば、時として即決しなければいけない案件などでチャンスを逃すということもあり得るのです。

「自分がいいと思ったこと」を即座に決断できる人というのは、あまり考えて行動をしません。

 

色々頭で考えるよりも、自分がいいなと思った「直感」を大切にするためです。

 

決断できる人とできない人の大きな違いは、客観的データよりも自分を信じているということ。

自分を信じていれば、直感を信じて行動することができますよね。

真面目で知識や客観的データを元に行動するのも決して悪いことではありません。

けれど、あなた自身が「迅速な決断」をしたいと思っているのであれば、真面目すぎる性格は少しだけリスクとなる可能性があります。

 

理由8.目標、目的がない

決断できない人の多くは、目的や目標を持っていません。

どんなことでも「決めること」がゴールではありませんよね。

何かを決断するのは、その先にある目的や目標を達成するためです。

 

仕事で何かを決めなくてはいけない時、必ず目標設定をしますよね。

  • 今月の売り上げ目標
  • 次の会議で承認が得られる様に資料を作る
  • チーム目標を達成するためのミーティング

これらは全て「目標達成するため」にどうするかを決めるためのものです。

決断をスムーズにできる人は、この目標がちゃんと見えているので迷わずに決断ができます。

けれど決断できない人は、目標ではなく「ミーティングに参加して決める」ことをゴールにしてしまうのです。

 

もちろん、ミーティングは目標達成をするための過程であってゴールではありません。

この目標設定を見誤ることで、決断できなくなってしまいます。

決断できる人とできない人の違いは、正しい目標設定ができているかどうかです。

決断できない人の多くは、正しい目標設定ができていません。

正しく目標を設定し、そこにたどり着くまでにどうすればいいのかを考えていけば、自ずと何をすればいいのかが見えてくるはず。

目的、目標を持たないままだと、決断できるようにはならないのです。

 

決断できない時はどうする?原因を取り除く方法を5つご紹介します!

決断できない時はどうする?原因を取り除く方法を5つご紹介します!

あなたが決断できなくて悔しい思いや辛い経験をしたことがあるなら、明日から決断できる自分を手に入れましょう。

「人はすぐには変われない」と言われることも多いですが、そんな事は決してありません。

 

あなたが変わりたいと感じたその瞬間に行動を起こせばなりたい自分になることができます。

  1. 直感を大切にする
  2. 失敗を恐れない
  3. 自分の心理を知る
  4. いろいろな経験をする
  5. 小さな決断からやってみる

この5つを実行できるようになれば、決断できない自分とお別れすることができるのです。

 

今回ご紹介する5つ全てがとても重要なことなので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

対策1.直感を大切にする

決断できるようになるためには、直感を信じることはとても重要なことです。

直感を信じることができないということは、自分を信じていないということ。

評価リスト

つまり、自分がいいなと思うことよりも「他人の評価」を重要視してしまいます。

 

なんでもそうですが、物事を決める上で絶対的な正解はありません。

10人いれば10通りの考えがあるので、他人を軸に判断してしまうと何が自分にとって正しいのかがわからなくなります。

そして、悪意を持って「悪いものをいいように言う」人がたくさんいた場合、簡単に騙されてしまうことにもなりかねないのです。

「自分がどうしたいのか」を見失わずに、物事を決断できるようになれれば今の悩みはなくなりますよね。

 

「決断できる自分」になるためには、あなたの潜在意識の声を聞くのが一番の近道です。

「決める」ことでも潜在意識に変化をもたらすとも言われています。

潜在意識に大きな変化をもたらすほど、決断というのは重要な役割があると言われているのです。

参考⇒「決めること」が潜在意識を変化させる仕組み・方法を超簡単に解説

少しスピリチュアル的な話にもなってきますが、決めることが潜在意識にどのような影響を与えるのか? について解説しています。

 

なぜ潜在意識が関係あるのかというと、あなたの考えや行動の根本には必ず潜在意識が影響しているから。

自分の潜在意識が何を求めているかわからない時には、誰かになりきって自分に質問してみましょう。

「〇〇さんだったらどうするだろう」 これをするタイミングは、あなたが何かを決めたい時です。

この質問をした自分がさっと出した答えこそ「あなたの潜在意識が求めていること」です。

 

けれど、自分を信じられない人がこの方法で潜在意識からの声を必ず聞けるわけではありません。

なぜなら、不安の大きな状態では、潜在意識の声から耳を背けてしまうからです。

つまり、その状態から脱するためには潜在意識を書き換える必要があります。

 

潜在意識にある迷いや不安を取り除けば、自分を信じられるようになるのです。

自分を信じられるようになると、直感を信じて潜在意識の声を素直に聞けるようになるということ。

とはいえ、潜在意識を書き換えるのは簡単なことではありません。

手順を間違ってしまうと、状態がさらに悪化する可能性もあるからです。

そこで、今潜在意識について何も知らない状態であるなら、まずは潜在意識について正しい知識を持ちましょう。

 

そのためにはプロの力を借りるのがベスト。

お金を出せばいろいろな方法はありますよね。

けれど、いきなりお金を出すととてもハードルが高いと感じる人も多いはず。

まずは無料で潜在意識を学べるのが、当サイトのメルマガです。

当サイトのメルマガは潜在意識のプロである西澤さんが執筆しているので、とてもわかりやすく潜在意識を学ぶことができます。

⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?

潜在意識について正しく学ぶことで、潜在意識を書き換えなりたい自分になるきっかけを掴むことができるのです。

 

潜在意識にある過去の失敗体験からくるトラウマが無くなれば、不安に支配された自分はいなくなりますよね。

そうなれば、直感を信じて他人を頼らなくても物事を決められる自分になれるのです。

潜在意識を書き換え、自分の直感を信じられるようになるということは、間違った選択をしなくても良くなるということ。

潜在意識にない選択をして、後悔してしまわないためにも、自分の直感を信じられるようになりましょう。

 

対策2.失敗を恐れすぎない

失敗を恐れないメンタルを手に入れられると、決断できるようになれます。

なぜなら、失敗を恐れないというのは「完璧を求めない」ということです。

正解を求めすぎると、「失敗する」という恐怖感から決断できなくなってしまうから。

 

そもそも、「絶対的な正解」なんてないのです。

決断したことが正解だったかどうかは、その後に結果をみなければわかりません。

決断できる人というのは、失敗を通過点として考えることができます。

たとえ、決断後「うまくいかないかも」と思ったとしても、AがダメならBにしてみようと途中で修正をかけることができるのです。

これが決断できない人との大きな違いですよね。

 

決断できない人は「失敗したくない」と思うあまり先のことまで心配しすぎてしまいます。

その計画を練っている途中で、悪い方向に考えすぎてしまうと行動を起こすことに不安が出て当たり前です。

どんな決断にしても、1度決めたことを変えてはいけないなんてことはありません。

途中経過を見て柔軟に物事に対応していけばいいだけですから、失敗を恐れずに挑戦することはとても重要なことです。

 

決断できなくて悩んでいるのであれば、「失敗してもいい」と思うようにしてみましょう。

どんなことが起きても修正していけばいいと思えるようになれば、決断のハードルを下げられます。

 

対策3.自分の心理を知る

決断できないのは、自分の本心を知らないからです。

仕事でもプライベートでも子供の頃のように本音だけで行動はできなくなっていきますよね。

色々なしがらみや社会人としての建前などに縛られているうちに、自分の本音が見えなくなってしまうのです。

悩む男性

自分の本音が見えなくなってしまうと、自分の進むべき道が見えなくなってしまいます。

その結果として、潜在意識が求めていない選択肢を選んでしまうということが起きるのです。

 

例えば、潜在意識は今結婚するタイミングではないと思っているのに、「20代のうちに結婚したい」という願望に負けてなんとなくの相手と結婚してしまったとします。

あなたの中でも引っ掛かりがあっても「理想のタイミングで結婚できた」という思いだけでは、結婚生活がうまくいくはずはありませんよね。

そこで待っているのは離婚という悲しい未来です。

自分の潜在意識が何を求めていて、本当はどうしたいのかをしっかり知ることで、焦った決断をしてしまうリスクはかなり減ります。

自分の本心に従って行動すれば、幸せになる可能性は高まるのです。

〇〇するべきという考えは捨てて、あなたの本心がどこにあるのかをまずは知りましょう。

自分が望んでいない方向に進もうとすると、迷いや不安が出てきてしまいます。

けれど、自分の本心を知りその通りに行動することで「本来のあなたが望む結果」を得やすくなるのです。

 

対策4.いろいろな経験をする

決断できない自分を変えたいなら、たくさんの経験を積みましょう。

経験を積むということは、たくさんの失敗をするということ。 成功も失敗も全てにおいて無駄なことはありません。

むしろ、失敗を重ねることで次の成功に向けた行動ができるようになるのです。

遊ぶ女の子

 わかりやすいのが子供ですよね。

赤ちゃんの頃は何もできないのが当たり前です。

歩けるようになるまでも、何度転んでも起き上がって歩けるまでチャレンジしますよね。

「転んでばっかり嫌になったからもう歩かない」なんていう子供はいません。

 

そう、誰でも小さい頃は「できるまでやる」のが当たり前だったのです。

そして、失敗と成功の経験を積んでいってできるようになる。

まさに「経験を積んだ成果」を掴み取ったのです。

大人になった私たちにも同じことが言えます。

 

どんなことでも成功するまで経験を積んでいけば、失敗さえも大切な経験となります

経験を積み続ければ、自分に自信が付き素早い決断ができるようになるのです。

経験が少ない時というのは、何をしていいかがわからなくて決断できない場合もあります。

どんなことでも失敗や遠回りを恐れずに経験していけば、決断を怖がらない人になれますよ。

 

対策5.まずは小さな決断を繰り返す

決断できない自分を変えるためには、実際に決断をしていくしかありません。

今までお伝えしてきた、経験を積んだり直感を信じられるようにしたりというのは、決断するための準備段階。

決断できるマインドを作りあげたら、怖がらずに実際に決断を繰り返して決断することに慣れていきましょう。

 

今まで決断を苦手だと思ってきた人にとって、「決断する」ということはとても勇気がいること。

筋トレと同じで心に負荷をかけていくことになるので、最初は疲れるはずです。

とはいえ、最初から大きな決断をする必要はなく、小さい決断からでOK。

 

誰でもやりやすいのが、本を買うということです。

本屋さんには様々な種類の本があります。

本屋さんをぐるっと周ると「これなんだろう」と気になる本は必ずあるはずです。

直感で気になるものを買ってみるというのも決断の一つですよね。

こういった小さな決断を繰り返していくうちに、大きな決断もできるようになります。

 

決断することに慣れていない人が、いきなり大きな決断をすると心が疲れてしまいます。

過度な負荷をかけることはあまり良くないので、最初は小さな決断を繰り返すようにしてください。

決断に慣れていない人は、小さな決断であっても思い切りが必要ですよね。

 

けれど、その思い切りを積み重ねていけば、決断できない自分から脱却できます。

無理をせず、小さな決断からでいいので「決断すること」に慣れていきましょう。

 

【まとめ】決断できない自分を変えるためには、自分の心理をしっかりと知ろう!

【まとめ】決断できない自分を変えるためには、自分の心理をしっかりと知ろう!

決断できないと、「人生の大きなチャンスを逃してしまう」などのリスクを背負うことになります。

 

決断できる人とできない人の根本的な違いは、自分を信じられているかどうか、そして経験が豊富かどうかです。

自分を信じて決断ができると、自然と経験も増えていきますよね。

その一方で決断ができない人というのは、他人の評価を気にしすぎるので、経験を増やすのが難しいのです。

 

けれど、経験を増やさないと決断できないままとなってしまうので、自分を信じ直感で行動ができるようにする必要があります

自分を信じるためには、

  1. なぜ潜在意識に不安があるのか
  2. 潜在意識が何を求めているのか

この2つを知る必要があります。

 

そのためには、本文中でもお伝えしましたが潜在意識について知ることから始めてください。

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決断できない自分を変えたいと思った今が行動を起こすチャンスです。

 

 

この記事の監修者

西澤さんプロフィール西澤裕倖
潜在意識に存在する【メンタルブロックを取り除くこと】を専門とする心理セラピスト。自身で発見した心のブロックの外し方を体系化して伝えている…プロフィール詳細はこちら

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