引越しや新築を建てるタイミングがきた時「せっかくなら風水を取り入れた間取りにしたい」と考える人は多いですよね。
模様替えで変えられる程度なら良いですが、トイレの場所やキッチンの場所など変えようがない場合もあります。
そのため、引越しや新築を考えているなら風水を取り入れる絶好のチャンスなのです。
今回お伝えするのは
- 新築を建てる際に気をつけるべき間取り
- 風水でNGとされている間取り
- 目的別!運気を上げる間取り
この3点です。
最後までお付き合いいただくことで、運気を上げるためにはどのような間取りにすればいいのかが理解できます。
引越しや新築のタイミングはそうそうないので、ぜひ参考にしてください。
これから新築を建てる際に気をつけるべき間取りの基本は?
これから新築を建てるなら、間取りに風水の考え方を取り入れるのがおすすめです。
とはいえ、風水的にいい間取りって? と感じる人も多いですよね。
そもそも方角の見方もよくわからないという声も聞きます。
風水は占いの一種ではなく環境学の一つなので、日当たりや風通しなどとも関係しています。
多くの人が気になるのが「風水を重視するあまり住みにくい家にはならない?」ということ。
ご安心ください。
今回お伝えする風水の基本を取り入れつつ、あなたの住みやすさを重視していただいてOKです。
- 間取りの張りと欠け
- 一軒家の階数での間取りの違い
- 風水を取り入れる際の家具の配置
- 完璧な間取りを目指す時の玄関の位置
- 間取りの鬼門・裏鬼門対策
この5つが風水を取り入れた間取りを作る上で大切になるポイントです。
風水にあまり詳しくない人にもご理解いただけるように、できるだけわかりやすく解説していきます。
間取りの張りと欠けって?
これから新築を建てる人は間取りに張りと欠けがないかどうかをチェックしましょう。
間取りは部屋の配置だけでなく、家の形も左右します。
例えばこの図面のように、複数の場所が凸凹としていると「欠け」がある状態になってしまいます。
- 張り…建物の一辺に対して三分の一までの出っ張りのこと。一辺に三分の一以上の張りや複数の張りがあるのは凶相になる
- 欠け…間取りの凹みのこと。欠けが増えれば増えるほど凶相となる
張りと欠け自体にも気をつけて欲しいですが、鬼門や裏鬼門に欠けを持ってきてしまうと大凶相となってしまうので特に注意してください。
大凶相を作ってしまうと、金運や対人運を下げてしまい思わぬトラブルを招く原因になる可能性が高いです。
また、張りと欠けは1階の間取りでチェックします。
そのため2階のバルコニーなどは張りと欠けに含まれませんので安心してください。
張りと欠けはとても難しい話なので、不安なら設計図を作る際に専門家に相談しましょう。
トレンドの家の形もありますが、風水上はできるだけ凸凹ができないように設計するのがおすすめです。
一軒家の中でも二階建て・三階建て・平屋建ての間取りに違いはある?
一軒家を建てる場合、二階建てや三階建てよりも平屋建ての方が気の流れに注意が必要です。
2階や3階建てと違い、平屋建ては水場が同じ階に集中するので運気の流れが悪くなりやすいです。
そのため、運気の入り口である玄関の位置にこだわってみてください。
玄関の向き | 左右される運気 | 詳細&対策 |
東 | 仕事や学業 | 個人の成長に繋がりやすい。東玄関なら隣をリビングにするのがおすすめ |
西 | 交際運や家庭運 | 人間関係にはプラスだが、金運を下げる可能性も。西日対策が必要 |
南 | 美容運 | 火の気が強くなるので、水に関するものを置かないように注意、平家なら天窓をつけるのもおすすめ |
北 | 人間関係や信頼関係 | 暗くなりやすいので照明やインテリアでカバー |
このように、玄関の向きで取れる対策や関わる運気が変わってきます。
二階・三階建てと比べると平屋建ては間取りの調節がしやすいのがメリットです。
複数階がある家でも、一階よりも極端に二階が出ないようにするなど基本的なことを守りましょう。
もちろんあなたが家を建てようとしている場所を考慮するのも忘れないでください。
風水にこだわりすぎて住みにくい家になってしまうと本末転倒です。
あなたが住みにくくてストレスを感じてしまうのであれば、それだけで運気は下がってしまいます。
複数階と比べて、平屋建ては間取りの設計が作りやすいです。
中庭付きやコの字型などおしゃれにしたい気持ちはわかりますが、できることなら正方形や長方形の張り欠けがない間取りを目指しましょう。
間取りに風水を取り入れる際の家具配置の基本は?
風水を取り入れた間取りを作るなら、家具の配置にも気を配りましょう。
風水で運気を上げるために大切だとされるのは「寝室・キッチン・玄関」の3つです。
寝室とキッチンの注意事項は後ほどご紹介しています。
そのため、ここでは玄関と一番過ごす時間が多いリビングについて解説します。
玄関とリビングに共通しているのは「整理整頓・風通し・清潔」に気を配ることです。
これから家具の配置をご紹介しますが、この3つの前提が守られていないとどの家具配置も台無しになってしまいます。
- 玄関
玄関はとにかく明るくしてください。
運気が最初に通る場所が散らかっていては、家の中にいい運気は入ってきません。
そのためできるだけ物を置かないようにするのがポイントです。
OK風水となる家具としては、観葉植物や暖かい色味のインテリアです。
- リビング
リビングの家具配置の基本は「ドアの正面に置かないこと」です。
ドアを開けた正面に背の高い家具を配置してしまうと、気の流れをシャットダウンしてしまいます。
また背の高い家具をたくさん置くと、圧迫感も出てしまうのでおすすめできません。
またリビングの中で灯りが届かない場所を作ってしまうのも、気の停滞を作ってしまう原因に。
リビングは家族が楽しく過ごす場所であると同時に、ゆったりと疲れを癒す場所でもあるので、心が落ち着くかどうかで家具を選びましょう。
圧迫感を出さず、リラックスできる場所にするのがコツです。
そして玄関同様に清潔さを忘れないようにしてください。
風水を取り入れた間取りで大切なのは、気の流れを止めないことです。
そしてせっかく入ってきたいい運気を悪いものに変えないためにも、家具や部屋に埃をためないようにしましょう。
また家具の配置で暗い場所ができてしまうのもNGです。
その辺りに注意して家具の配置を決めれば、いい運気の流れる間取りにできますよ。
風水で完璧な間取りを目指すなら、玄関の位置はどこがいい?
風水を意識するなら、東や南がおすすめです。
先ほど平屋建ての部分でもご紹介しましたが、玄関の方角は狙いたい運気によっても変わります。
例えば金運を高めたい人にとって、吉方とされているのは、東・南・東南・西・北東です。
そして、玄関から窓が見える間取りは金運にはよくないとされています。
玄関の方角に関しては、鬼門・裏鬼門を避ければOKという考え方もあります。
そのため、住みやすい場所かどうかを優先するのも一つの方法です。
玄関の方角はバッチリでも、住みにくい土地だったら意味がないですよね。
あなたが住みやすい場所であることを大前提にした上で、おすすめの方角は東または南です。
東と南は特定の運気だけにこだわるなら別ですが、運気を全般的に整えたい人におすめの方角ですよ。
風水を取り入れた間取りを作る際の鬼門・裏鬼門対策は?
風水を取り入れる間取りを作る際、鬼門と裏鬼門に玄関や水まわりを置かないようにしましょう。
鬼門とは北東の方角のことで「鬼の出入りする方角」を意味しています。
中国から伝わった考え方で、日本の陰陽道や神道などの影響もあり「不吉な方角」だと伝えられてきました。
そして裏鬼門とは南西方角で、鬼門同様不吉な方角だと考えられています。
鬼門と裏鬼門の出し方は、
- 間取り図の真ん中に正中線を引く
- 鬼門は15〜75度、裏鬼門は195〜255度の位置を対角線で結ぶ
この2つだけです。
こうやってお伝えすると簡単そうですが、どこを真ん中とするのかについては流派によって変わります。
基本的には北を上だと考え、間取りの真ん中を正中線と捉えていただいて問題ありません。
鬼門と裏鬼門に水周りを避けるのが基本ですが、現代の住宅事情を考えると南側にリビングを持ってくる人が多く鬼門に水まわりが集中するパターンも多いです。
その場合には、
- 盛り塩で清める
- 窓やドアを開けっぱなしにしない
- 清潔にする(鬼門のラインにはゴミ箱を置かない)
- トゲのある観葉植物を置く
これらの対策で凶相を和らげることができます。
鬼門と裏鬼門はなんとなく不吉だと感じる人が多いですが、過度に怖がらなくてもきちんと対策をすればOKです。
避けられるなら水まわりを避けていただきたいですが、それによって住みにくくなるなら鬼門対策をしっかりと行いましょう。
それだけでも家の運気を変えられますよ。
あなたの家は大丈夫?風水でダメな間取りとは?
風水でいい間取りがあれば当然悪い間取りもあります。
運気を上げる間取りをご紹介する前に、風水的にNGな間取りをご紹介いたします。
今あなたが住んでいる家が「これからご紹介する間取りに当てはまっているかどうか」を確認しながらご覧ください。
- 間取りが変形していないかどうか
- 階段が家の中心にないかどうか
- リビングの日当たりが悪くないかどうか
- キッチンの風通しが悪くないか
- 寝室が南にないかどうか
- トイレが鬼門にないかどうか
この6つに当てはまっていた場合、手っ取り早いのは引っ越すことです。
しかし、そう簡単に引越しはできないという人もいますよね。
その場合は一緒に紹介する改善ポイントを試してみてください。
間取りを変形させない
風水では変形した間取りは凶相が出てると考えます。
変形した間取りとは、間取り図を見た時に斜めに変形していたり「張りと欠け」が頻発している間取りの事です。
間取りが変形していると、良い気が安定しづらく方角に合わせた風水を取り入れづらくなってしまうためです。
今から新築を建てるなら避けることができますが、すでに変形した間取りになってしまっているなら観葉植物を取り入れるなど浄化を心がけてください。
間取りの変形が強いなら、運気の良い間取りは諦めた方が良いでしょう。
その代わり、方角に合わせたカラーや家具の配置などその他の部分を整えてください。
今から新築を建てる人は、ぜひ間取りの変形には注意してください。
間取りが変形しているといい気がたまらずに運気を下げてしまう可能性が高くなってしまいます。
階段を家の中心にもってこない
家の真ん中に階段を作ると「大凶」となると風水では考えます。
昔は光が当たりにくい家の中央に階段を設置すると、足を踏み外すなど怪我に繋がる可能性がありました。
もちろん、今では「電気を付ければいいのでは?」と感じますよね。
電気さえ付けてしまえば日当たりなど関係なく、足元が狂う可能性は少なくなるからです。
しかし、階段を家の中央という日当たりのよくない場所に設置すると、家全体の運気がダウンし風水だけでなく家相もよくない状態になってしまいます。
階段は運気の通り道で、家の真ん中に通り道がある=吹き抜けがあるのと同じになってしまいます。
その結果、せっかくいい運気が入ってきても運が逃げてしまうのです。
これから新築を考えているのであれば、部屋の真ん中に階段を設置するのはやめてください。
しかし、すでに真ん中に階段を設置してしまったのであれば、観葉植物を置くのが効果的です。
もちろんしっかりと掃除を行い、照明を使って明るい空間にするのが大前提です。
大凶といわれるほど悪いものでも、対策をきちんと取ることで凶相を和らげることは可能ですよ。
日当たりの悪いリビングにしない
リビングが北にあると「寒くて暗い場所」になってしまうため、NG風水だと考えられています。
日当たりの悪い場所にリビングがあると、健康上にもよくないですし気分も下がり気味になってしまいます。
今から家を作るのであれば南向きのリビングをおすすめしますが、現状北や東北の凶相だとされる場所にリビングがあるとなかなか変えるのは難しいですよね。
次に引っ越すタイミングまで凶相が気になるという人は、精一杯照明で明るくしてください。
インテリアもできれば暖かいイメージのものがいいです。
日当たりが悪いというデメリットをインテリアや照明で補うことで、凶相を弱められます。
凶方向にあるリビングは、冬場に寒くなりやすいため暖かくなるような工夫も必要です。
これから新築を考えている人は、日当たりの悪い場所にリビンクを作らないようにしましょう。
風通しの悪いキッチンにしない
キッチンの風通しが悪いと、家族の健康運が下がってしまいます。
風通しの悪い場所に食べ物を置くと湿気が原因でカビが生えてしまう可能性がありますよね。
もちろん、現代のように冷蔵庫が完備されていればその心配はありません。
しかし、キッチンを運気の良い場所にするためには「清潔で風通しの良い場所」というのが大前提です。
また風通しの悪いキッチンは北方向の鬼門を通ることも多いため、風水では運気の悪い場所と考えられています。
風水を取り入れたキッチンに関してはこちらの記事もご覧ください。
⇒風水で作る開運キッチンの方角は?7つのNG行為と凶方角の対処法!
これから間取りを作るのであれば、キッチンは東〜東南方面に作りましょう。
家の中に凶相を作らないためにも、キッチンが風通しの良い場所であるかどうかは大切ですよ。
南に寝室を作らない
風水で運気をあげたい間取りを作るなら、寝室を南に作るのは避けてください。
南は唯一寝室には向かない場所だと考えられています。
南が決して悪い方角ではないのですが、強いパワーが入ってくる方角であることから、体を休める寝室には向かないのです。
寝室を南に持ってきた場合、外交的な夫婦になる傾向があります。
外交的な夫婦を目指したい人も多くプラスのように聞こえますが、生活が派手になってしまう可能性が。
生活が派手になると貯金ができなくなり、いざという時に困ってしまいますよね。
寝室では体をしっかりと休め、次の日に備える方が運気が整います。
そのため、強いパワーと外交的になりやすい南には寝室を作らないようにしましょう。
寝室に関する風水については、こちらの記事をご覧ください。
⇒風水を寝室に取り入れて最強運気を手に入れる5つの方法とNGなものをご紹介!
鬼門にトイレを作らない
風水で運気を上げる間取りを作りたいなら、鬼門を避けたトイレを作りましょう。
そもそも鬼門にトイレを作ってはいけないと考えられたのは、鬼門は風通しが悪くジメジメしてしまう場所だからです。
水洗トイレが普及する前のトイレをイメージしてみてください。
湿気が多くニオイがこもっている場所の日当たりまで悪いと「不浄の場」となってしまいますよね。
水洗トイレが普及した現代でも、風水ではトイレはまさに不浄の場として考えられています。
そのため、トイレを置くことで運気が高まる方角はないのですがせめて「風通しが良く換気ができる場所」を選ぶ必要があります。
トイレの風水に関しては、こちらの記事をご覧ください。
⇒風水でトイレを浄化する方法と置いてはいけないNGアイテム8つ!
鬼門は風通しが悪く避けられるなら避けた方がいい方角だと考えられています。
特に不浄の場とされているトイレを置くのはNG風水になってしまうので、避けましょう。
5つの目的別!風水で最強の運気を作る間取りをご紹介します
風水を取り入れた間取りを作るといっても「なんのために」その間取りを作るのか? はとても大切です。
あれもこれも全部取り入れるのは不可能なので、あなたの中で優先順位を付けなければなりません。
今回ご紹介する間取りは
- 一人暮らしの間取り
- 夫婦仲をよくする2LDKの間取り
- 家族仲をよくする3LDK・4LDKの間取り
- 運気を高める子供部屋の間取り
- 仕事運を高める間取り
この5つの中からあなたが一番改善したいものを優先して取り入れてください。
あくまでも「あなたが暮らしやすい部屋」を優先した間取りにしてくださいね。
住みにくくなってしまって、ストレスが溜まるようでは風水で運気を高めることはできません。
あなたが快適に暮らせるかどうかも考えながら、読み進めてください。
一人暮らしの運気を上げるベストな間取り
一人暮らしで運気を高める部屋を作る場合も、一軒家と同じく玄関・トイレ・リビングを重視しましょう。
お部屋のタイプによって注目すべきポイントは変わりますが、今回は一人暮らしに多い1Kタイプの間取りをご紹介します。
1Kの場合、玄関からリビングまでが一直線に繋がっているので、あれこれ色々と詰め込むのは難しいですよね。
そのため、各所のポイントだけを取り入れた間取りにするのがおすすめです。
まずはあなたが住んでいる部屋の方角をチェックしてください。
どの方角であっても、玄関を明るくするのはマストです。
チャンスをものにしたい人なら、玄関には赤色を置くのがおすすめ。
1Kに住んでいる場合、生活の全てを行うのはリビングとなりますよね。
リビングと寝室を兼ねなければならない間取りなので、できるだけシンプルになるように心がけてください。
- 床にものを置かない
- 花や水はきちんと手入れする
- ベッドは壁側に頭がくるように設置する
- 頭上にエアコンや絵はNG
好みのインテリアを置きたいなどの問題もあると思うので、最低限これらを守ってください。
一人暮らしだと自分の好みでインテリアを整えることができるので、風水を取り入れながら部屋を作ってみましょう。
自分が何を高めたいのかを考えて間取りに取り入れてみてください。
夫婦仲を良くする2LDKのベストな間取り
夫婦仲をよくしたいと思うのであれば、間取りが「分断の相」となっていないかどうかを確認しましょう。
分断の相とはこの図のように、玄関からトイレまで真っ直ぐに通った廊下を軸に左右に部屋が分かれている間取りのことをいいます。
このような間取りの家に住んでいると、家族の意見が対立してしまって揉め事が増えてしまいます。
もしあなたがこの分断の相に当てはまる家に住んでいるのなら、引越しまたはリフォームをおすすめします。
分断の相がある間取りだとインテリアでカバーできるレベルではないため、まずは分断の相を消す必要があります。
そして分断の相がなくなれば、リビングやダイニングなどの家族が過ごす場所のレイアウトを考えてみてください。
夫婦仲を改善するためにおすすめなのは、東南にリビングを作り南西に寛げる場所を作ることです。
リビングやダイニングにのびのびと寛げる空間を作っておくと、人が自然と集まる雰囲気の良い家になります。
これから引越しができるのであれば、日当たりの良い場所を探してください。
日当たりが良く健康的な生活ができる家相にすることで、夫婦の会話が増え雰囲気の良い家となります。
寝室や個室の風水も大切ですが、まずはリビングダイニングと家に分断の相が出ていないかを確認しましょう。
もし、これから購入予定の家に分断の相が出ているのであれば「夫婦で意見が対立しやすい環境」になっている可能性があるので注意して下さいね。
家族仲を良くする3LDK・4LDKのベストな間取り
家族仲をよくしたいと考えるなら、リビングの家具や方角をチェックしましょう。
リビングは本来家族の会話がある賑やかな場所。
それなのにモノトーンで固めたような冷たい空間にしてしまうと、家庭内不和の原因になってしまいます。
もし、リビングのインテリアや方角に注意しているのに家族仲が改善されないなら家相が悪くなっていないかを確認しましょう。
- 間取りに欠けや張りがある
- ビルドインガレージがある
- 1階に車庫や店舗スペースがある
特に南西の方角でこのような問題を抱えていると、家族の健康問題を抱えたり女性が悩みを抱えたりする傾向にあります。
家庭内不和の原因に精神的なイライラが原因の場合は、火の要素が強い場所の方角を確認してください。
火の要素を持ってきてはいけないのは、南の方角です。
南は元々日当たりが良く火の要素の強い場所なので、そこに火のネルギーを発生させる間取りを作ってしまうとイライラしやすくなってしまいます。
かといって水の要素を持ってくれば良いのかと言われると、それもNGです。
火と水はぶつかり合うエネルギー同士なので、エネルギーの影響を受けやすい人同士の対立が生まれてしまいます。
火の要素はコンロや暖炉、水の要素はお風呂やシンクなどですね。
一番わかりやすいのが南のキッチンは家庭内環境を悪化させてしまう可能性が高いということです。
もし今現在これらの要素があるのであれば、リフォームや引越しなどで人間関係に悪影響を与えるポイントを解消しましょう。
すぐに対処できない場合には、観葉植物を増やしたり掃除を徹底したりするのがおすすめです。
運気が上がる子供部屋の間取り
子供部屋に風水を取り入れるなら、配色と家具の素材にこだわりましょう。
子供部屋は、そこで過ごす子供の成長に大きな影響を与えるものです。
イメージして欲しいのは「子供らしい配色の部屋」です。
大人が思うおしゃれな空間ではなく、子供本人が「可愛い! これがいい!」と感じられるポップな配色がおすすめ。
また、家具の素材に関してもできるだけ自然のものを選びましょう。
自然素材の家具を配置することで、子供の気を整え心地いいと感じられる空間を作れます。
子供部屋で過ごすのは子供自身なので、その部屋で過ごすことで明るい気持ちになれるかどうかが重要です。
家具の配置のポイントは、ドアの直線上に机を置いてください。
ドアの直線上は「扉から入ってきたエネルギーを直接感じ取れる場所」だと風水では考えます。
- 東…勉強運
- 北…子供の才能を伸ばす
- 南…やる気アップ
この3つの中で「あなたが一番伸ばしたい」と感じる方角に机を置いてください。
この時の注意点としては、窓に向かって机を配置すると集中力が続かなくなるということ。
子供部屋に風水を取り入れる場合、まずは自然素材とポップなカラーを取り入れてください。
方角に関するカラーなどもありますが、その部屋で過ごす子供自身の好みを取り入れるのを忘れないでください。
風水でいいといわれているカラーでも子供自身が「居心地が悪い。好みじゃない」と感じてしまっては、意味がありません。
子供自身の意向を取り入れた運気の良い部屋を作るようにしましょう。
仕事運を高める間取り
仕事運を高めたいと思う人は、東側にトイレがある間取りを選びましょう。
東は木の運気が強い方角と考えられているため、木と相性がいい水の気であるトイレを持ってくるのがおすすめです。
トイレはそもそも不浄の場と考えられていますが、東が持つポジティブなエネルギーが浄化してくれます。
トイレに関する風水はこちらもご覧ください。
⇒風水でトイレを浄化する方法と置いてはいけないNGアイテム8つ!
方角 | 効果 | 詳細 |
東 | やる気UP | 前向きに仕事に取り組めるようになる |
北西 | 出世運 | 出世しやすくなり社会的な地位を手に入れられる |
南西 | 家庭運 | 家族から仕事に対する理解を得られやすくなる |
一口に仕事運といっても、人それぞれ求める結果は違いますよね。
あなたが「仕事でどんな結果を求めるのか?」をしっかりと考えた間取りを作りましょう。
ワンルームに暮らしていたり、あれこれインテリアを変えるのが難しかったりする場合にはベッドの位置だけでも整えてください。
風水の基本は「いい運気はいい睡眠から」といわれていますので、入り口から見えない位置にベッドを配置してください。
頭上にエアコンがくるのも避けたいところ。
もし、ドアから見える場所にしかベッドを配置できないなら間仕切りやカーテンでの目隠しがおすすめです、
睡眠をしっかりと取れる部屋を作れば、いい運気を獲得することができ仕事運を高められます。
あなたが伸ばしたいと感じている仕事運に適した方角の部屋に住んでみてくださいね。
【まとめ】新築の間取りにはぜひ風水を取り入れて運気を高めよう!
今から新築を建設するなら、ぜひ風水を取り入れた間取りを取り入れてください。
方角やカラーなど、あなたが改善したい問題だけを取り入れるのもありですが、せっかくなら基本をしっかりと抑えましょう。
間取りの張りや欠けそして鬼門の問題など、新築を建てるなら避けられる問題は避けたいところですよね。
現状賃貸に住んでいる人でも引越しのタイミングで、間取りをいいものにできます。
引越しのタイミングがきたらぜひ間取りに風水を取り入れましょう。
もし間取りに風水を取り入れてもやる気がでなかったり、家族関係が改善しなかったりなど問題が多いなら、一度あなたの心にトラウマのような大きな問題がないかを確認してください。
いくら風水でいい環境を取り入れても、あなたの潜在意識に傷やトラウマがあるなら現状を変えるのは難しいかもしれません。
「色々試したのに問題が解決しない……風水なんて意味ないじゃん」
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あなたの内面にある問題を解決すれば、家のなかに入ってきたいい運気をあなたの中に巡らせることができます。
風水の効果をより早く感じたい人は、いい運気を巡らせられる内面を整えてくださいね。
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