有名アスリートや成功者のように、直感が鋭くなればいいのになと思うことはありませんか?
アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスはスピーチで「In the end, we are our choices.(結局のところ、私たちは自分自身が下した決断の集大成である)」と語っているのは、とても有名なエピソードです。
けれど、直感で判断できなかったり、直感で判断したことで失敗したりすれば、どんどん自信がなくなり直感で決めることが怖くなってきます。
もしあなたが「直感力が欲しい」と感じた直後に、自分はそういうタイプじゃないから……と諦めた経験があるとしたら、それはものすごくもったいないことなのです。
なぜなら、直感力は正しくトレーニングを行うことで高めることができるから。
直感力を高めるために必要な手順は
この3つです。
手順通りに最後まで読んでいただければ、あなたも直感力を持つ人の仲間入りを果たせる可能性はとても高いです。
直感が当たるようになれば、人生の幸福度が変わってきますよ。
直感が当たらない原因って?
直感が当たらない原因は、大きく分けて2つあります。
一つは、損得感情で考えていること、そしてもう一つは周りの目を気にしすぎていることです。
この2つに共通しているのは、「自分の直感より大きな判断基準を持っている」ということになります。
自分の直感より大きな判断基準を持っていることが、なぜ直感力を鈍らせる原因となるのかについて、一つ一つ詳しく解説していきます。
損得勘定で考えている
直感が当たらない原因の一つが、損得感情で物事を判断してしまうことにあります。
損得感情とは、自分の起こす行動によって自分が損をしないかどうかを考えるもの。
つまり、「頭で考える」ということは、すでに直感ではなくなっているのです。
もちろん直感にも、「それはちがうんじゃない?」という違和感はあります。
けれど、直感がもたらす違和感には時間差がないのが特徴。
例えば、Aがやりたい! と感じた直後にBの方がよくない? と感じたのであれば、それは直感が示していることです。
しかし、Aがいい! と思ってAについて調べている中で、お金も時間もかかるしやめてBにしようかなと思った場合は、直感ではなく思考の力なのです。
つまり、思考で選んだということに気づかずに、直感が当たらなかったと思ってしまう傾向があるということ。
特に、常に考え事をしているタイプの人は、考える癖がついてしまっています。
そのため、日常の些細なことを全て思考するということをやめなければ、直感で行動はできないのです。
直感が指し示すことに理由や理屈はありません。
ただそう感じるだけなので、損得感情が抜けないうちは直感には従いにくくなってしまう傾向があります。
「なんとなく」そう思っただけの選択肢に抵抗感を感じなくすることが、直感を高める第一歩のきっかけになりますよ。
周りの目を気にしすぎている
直感が当たらないもう一つの原因は、周りの目を気にしすぎていることです。
周りの目を気にすると、自分の思った行動を取ることが難しくなりますよね。
なぜなら、自分がやりたいことがあっても、周りに変だと思われないかな? と躊躇してしまうのが原因なのです。
とはいえ、周りの目を全く気にしないのは不可能ですよね。
服装にしても、新しいことを始めるにしても、「自分はどう思われるだろう」と感じてしまうのは自然なことです。
けれど、周りの目を過剰に気にしてしまうと、形にハマった行動しかできなくなります。
- 服装は流行りのもの
- やりたいことを周囲に言えない
- みんながやってるものは好きじゃなくても取り入れる
こうなってしまうと、自分の直感で決めることがまるでできなくなってしまいます。
自分の直感で決めていない日常が続くと、心にモヤモヤがたまることに。
そして、それが思考の癖になってくると、周りに合わせて決めたことを直感で決めたと思ってしまいます。
その結果、直感が当たらないと感じてしまうようになるのです。
直感を鋭くするためには、周りの目を気にしすぎないことがとても大切です。
自分が求めていることに敏感になることこそが、直感力を高めることに繋がっていきますよ。
直感が当たる人と当たらない人の3つの違いは?
直感が当たる人と当たらない人の違いは3つあります。
- 考えすぎているかどうか
- 場数を踏んでいるかどうか
- 自信をもっているかどうか
ここまで読んでくれた人は「自分は直感が当たらない」と感じている人が多いはずですよね。
直感が当たる人と当たらない人の違いを理解すれば、あなたに不足しているポイントがわかるようになります。
違い1.考えすぎているかどうか
直感が当たる人と当たらない人の違いは、考えすぎているかどうかです。
直感が浮かんできても、色々考えてしまうと結局行動を起こせなくなってしまいます。
とはいえ、考えることが悪いのではなく、思考の質がそのまま勘の質になることが問題なのです。
直感が当たる人というのは、直感で感じたことをそのまま実行しています。
直感で感じるというと、スピリチュアルな雰囲気がしてしまいますが、実際に成功できる人は「これだ!」と浮かんだ直感に従って行動をしています。
そういう人は、大きなチャレンジを行う時であったとしても、直感で感じたことに関して成功するためにはどうしたらいいのか? と考えて行動することが多いです。
しかし、直感が当たらない人というのは、直感で思い浮かんだことで損をしたくないと考えてしまうので、やらない理由や選ばない理由が中心になりがちです。
つまり、直感が当たる人と当たらない人は思考の質にかなりの違いがあります。
直感を成功させるために行動するか、直感で損をしないために行動をしてしまうかの違いですね。
直観力が鈍っていると、ダメな方に考えすぎるばかりに「こんなはずではなかったのに」となってしまうのです。
違い2.場数を踏んでいるかどうか
直感が当たる人と当たらない人は、経験値が圧倒的に違います。
それなりに場数を踏んでいる人は、直感の中に「成功する選択肢」が自然と浮かんでくるもの。
しかし、直感が当たらないという人は、そもそものチャレンジを避ける傾向があるので、肝心の経験値が溜まっていかないのです。
日常の小さなことを例にしてみると、コンビニの新商品が好きな人はほぼ直感で「新しいの食べてみたい!」と手に取りますよね。
けれど、毎回美味しいとは限らないので、「自分が好きじゃない商品」が失敗によって分かってくるのです。
そして、新商品を見つけても、直感で手に取る商品と取らない商品ができるようになります。
ここで、最初にご紹介した「損得感情」の話を思い出してください。
新商品にチャレンジして、美味しくなかった場合、損をしたともいえますよね。
つまり、直感が当たらない人が損得感情で考えるということは、チャレンジするチャンスさえ逃してしまっているということなのです。
チャレンジができなければ、直感の元となる経験値はたまりません。
そして、直感が当たる人との差がどんどん開いていってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
直感が当たる人と当たらない人の違いは、場数を踏んで経験値を貯めているかどうかの差です。
経験値がたまらないと、直感の元になるものがないので、勘が全く働かなくなってしまいます。
違い3.自信を持っているかどうか
直感が当たる人と当たらない人の決定的な差は、自分に自信があるかどうかです。
自分に自信があるかどうかは、自分の決定を信じるかどうかの大事な基準となります。
そのため、自分に自信が持てないと直感を信じられないので、直感が当たらないなと感じてしまうのです。
あなたの周りで直感が当たる人がいれば、自分に自信がある人かどうかを考えてみてください。
おそらく、自分に自信がなく消極的な人というのは少ないのではないでしょうか?
なぜなら、自信がなければ直感力は働かないからです。
「私なんかが思いついたことなんて……」となってしまうと、何も行動を起こせなくなってしまいます。
しかし、直感が働く人というのは、自分に自信を持っていて「私ならできる」と思っているため、思いついたことは行動に移していくのです。
つまり、自分に自信がないということは、自分を信じることができずに「うまくいくわけがない」と決めつけてしまっている状態。
直感が当たる人と当たらない人の違いは、自分に自信を持てているかどうかです。
自分に自信が持てると、自然と自分のことが好きになるので「自分自身を好きだと思えているか」をまず考えてみてください。
自分に自信が持てるようになれば、自然と直感力が高まってきますよ。
直感力の高い人の特徴を自分のものにする5つの方法!
直感力が高い人の特徴は
- 自分に自信を持っている
- 常識にとらわれていない
- よくメモをとる
- 瞑想をする
- 五感を磨く
この5つの特徴を持っているといわれています。
直感力が高い人の特徴を知っても、それをどうやって取り入れたら良いのかがわからないという声もとても多いです。
そこで、今回は「直感力が高い人の特徴を自分のものにする」方法を特徴別にご紹介していきます。
全てに目を通してもらうことで、あなたがどんな行動を取れば直感力が高い人になれるのかがわかるようになります。
直感力を高めて、人生を好転させたいのであれば、読み飛ばさずに最後まで読んでくださいね。
行動1.自分に自信を持つ
直感力を高めるためには、自分に自信を持つことが絶対条件です。
自分に自信を持つことができなければ、直感で何かを閃いたとしてもそのひらめきを実現するだけの努力ができません。
一説によれば、エジソンがいった「1%のひらめきと99%の努力」というフレーズも直感力が非常に大切だということを伝えたかったといわれています。
どういうことかというと、たとえ物凄いアイディアを思い浮かんでも、それを実現するためには、当然ですがそれ相応の努力が必要ですよね?
エジソンが1000回以上も様々な失敗を重ねながら電球を完成させたように、「絶対に完成する」という確信があったからこそ、努力ができたわけです。
私たちの日常も同じで、あなたの人生を変えるようなひらめきがあったとしても、「自分には無理だ」と最初から諦めてしまったらどうでしょうか?
今の人生を変えることも、せっかくの直感を活かすこともできませんよね。
そのため、直感力を高める=自分に自信を持つということになるのです。
自分に自信をつける方法がわからないという場合には、まず直感で選ぶ練習をしてみてください。
人生の中で何万回と繰り返している「決断」が、直感で選ぶことでいい流れになったということが、自分に自信を持つことにもつながるからです。
そんなこと言われても、「自信がないのに直感で選ぶなんて無理……。」という人は、潜在意識に何かトラウマがないかどうかを探ってください。
潜在意識とは、私たちの中にある無意識の部分のことです。
潜在意識を知ることで、自分の内面にある問題がほぼ全て解決すると言っても過言ではありません。
潜在意識にトラウマがないか探ったり、直感力を高めるヒントを探ったりするためにおすすめなのが当サイトのメルマガです。
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直感力を高めたいと思っているのであれば、無料で購読できるメルマガをぜひ読んでみてください。
直感力を高めるために、まずやって欲しいのが自分に自信をつけることです。
自分に自信がつかないまま、様々な行動をしてみても思うような効果が出ない可能性があります。
ですので、まずは自分に自信を持てるようにあなたの内面と向き合ってくださいね。
行動2.常識にとらわれない
直感力を高めるためには、常識にとらわれすぎないことも大切です。
常識というのは、あなたが所属するコミュニティーが変われば、少しずつ変化をするものです。
つまり、今のコミュニティでの常識にとらわれすぎると、今の環境を変えられなくなってしまいます。
常識にとらわれないようにするためには「今の自分と違うもの」を認められるようにすることが大切です。
一緒にいる仲間が変わらなければ、常識も変化しないので時には違う環境に飛び込んでみてください。
そして、そこで触れた「いつもと違う常識や空気」を違うと切り捨てるのではなく、「新しい価値観っておもしろいな」と受け入れるようにしましょう。
新しい環境に飛び込めるようになったら、自由な発想をする練習も忘れずに行ってください。
お題は何でもいいので、「こういうテーマだったら自分はどうするのか」を直感で考え、浮かんだことは何でもいいのでメモを取りましょう。
そして、後日見返した時に「面白そうだな」と思うアイディアがあれば、いざという時に役に立ちます。
常識にとらわれずに直感でひらめいたことを否定せずに受け入れることが、あなたの直感力を高めるきっかけになります。
「これは私らしくない」という発想を今すぐ捨ててひらめきを大切にしてみてくださいね。
行動3.頻繁にメモを取る
直感力を高めるためには、メモをとる習慣をつけましょう。
直感でのひらめきは、ある日突然やってくるのでメモを取る習慣がないと、せっかくのひらめきを無駄にしてしまいます。
直感力が働くのが突然なのは、今までの経験を元にした思考を重ねた結果だからです。
そのため、ぽんっとひらめいた瞬間にしっかりキャッチしないと、すぐに忘れてしまいます。
直感が浮かぶのは、起きている時だけとは限りません。
夢の中に出てくることもよくあるので、見た夢をノートに書き留める夢日記をつける習慣も有効な手段です。
直感力を高めるためには、メモを取る習慣を必ず身につけましょう。
どんな些細なことでもいいので、メモを取りあなたの生活に生かせるヒントを探りましょう。
行動4.瞑想をする
直感力を高めるために、瞑想はとても有効な手段です。
瞑想をすることで、脳をリラックスさせることができるので、直感が働きやすくなります。
直感力を磨く瞑想のやり方をご紹介します。
- あぐらまたは横になるなどして、体をリラックスさせる
- 軽く目を閉じ、呼吸に集中する
たったこの2つの手順でOKです。
コツとしては、何も考えずにただ瞑想をしている自分を楽しむことが大切です。
瞑想は長くやればいいというわけではないので、10分程度でOK。
理想は、朝晩の2回行うことです。
瞑想が心地よくなれば、自然と時間ものびますので、最初から長くやろうとしないのが続けるコツです。
瞑想については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
直感力を高めるためには、瞑想のような「何も考えない時間」を確保することが大切です。
頭の中を一度空っぽにすることで、脳がより研ぎ澄まされるようになりますよ。
行動5.五感を磨く
直感力を高めるためには、五感を磨くことも重要です。
五感が鈍ってしまうと、動物的な勘が鈍くなってしまいます。
そのため、自分の本能である五感を鋭くしておくことはとても大切なことなのです。
五感とは
- 味覚
- 聴覚
- 触覚
- 嗅覚
- 視覚
この5つの感覚のことです。
これは、動物的本能で「自分に危険がないか」を感知するものだったといわれています。
食べたものから刺すような酸味を感じれば、それは腐っているのでNGだ! というサインのように、身を守るために身についたもの。
五感を磨くためには、自然と触れ合ったり実体験を大切にしたりすることが重要です。
現代では、インターネットが普及したことで、実際に体験していないことでも体験した気分を味わえますよね。
しかし、目と耳だけでは左脳しか働かないので、直感力を司る右脳が鈍ってしまうのです。
そのため、できるだけ右脳が働くように、実際に体験したことを大切にするようにしてください。
そうすることで、五感が磨かれ直感力を高めることができますよ。
【まとめ】直感力は内面を鍛えることで高められる
直感が当たらない経験を繰り返していると、自分は直感力がない人間なんだと思ってしまいますよね。
けれど、直感が生まれつき鈍くそのまま成長しない人などいません。
あなたが直感力を高めたいと思うのであれば、今日から内面を磨く行動をすれば大丈夫です。
直感を高めたいのであれば、何よりもまず自分に自信を持ってください。
「自分ならできる」
そう思うことで、パッと浮かんだひらめきを行動に移すことができるのです。
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直感が当たらない自分から、直感で行動できる自分になりたいと感じた今ぜひ行動を起こしてください。
そうすることで、直感を高められる可能性がグッと上がりますよ。
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