【アドラー心理学】自己受容の意味とは?5つの方法でありのままの自分に!

【アドラー心理学】自己受容の意味とは?5つの方法でありのままの自分に!

自己受容は、ありのままの自分で生きていくためには欠かせないものです。

そこで今回は、自己受容するための5つの方法をお伝えしていきます。

 

最近、大ヒット映画「アナと雪の女王」の影響もあり、ありのままの自分で生きたい、という願望を抱く人が増えてきました。

ありのままの自分とは、行動や所有物に左右されない、自分の存在そのもののことです。

 

  • ボランティアをしているから偉い(行動)
  • 勉強をしていないから偉くない(行動)
  • お金持ちだからすごい(所有物)
  • 自分の車を持っていないからすごくない(所有物)

 

こんなふうに、人は、行動や所有物で自分を判断してしまうことが多いのです。

このような行動・所有にとらわれずに自分の存在そのものを見つめることで、ありのままの自分と向き合うことができます。

そして、そのありのままの自分を受け入れることこそが、「自己受容」だということですね。

 

「ありのままの自分」については、下記の記事で詳しくまとめていますので、併せて確認してみてください。

⇒ありのままの自分でいたい!自分を認めるための5つの方法

 

実は、日本人はこの自己受容が難しいのではないでしょうか。

ついつい、「私は人に誇れることをしていないから」とか、「自分には地位がないから」と、存在そのものの価値を下げてしまいがちになる民族性があるわけですね。

(これを心理学用語でディスカウントといいます)

 

たとえば、恋愛や人間関係、親子関係について、つい卑屈になってしまうという人は、男女問わず、自己受容ができていない場合が非常に多いです。

 

たとえば、

  • 友達よりも勉強ができないから、「自分はたいしたことないや」と思ってしまう
  • 恋人に見捨てられたくないから、つい自分を犠牲にして尽くしてしまう
  • 親のように立派な職に就けないから「どうせ自分はダメだ」と思ってしまう
  • 結果を出している人を見ると、つい「すごいな、自分はできないやつだから無理だ」などと考えてしまう

 

こんなふうに思ってしまうことってありますよね。

これこそ、「自己受容ができていない」から出てくる感情なのです。

 

そして、このように自己受容ができていない人は本当に多いです。

自分の価値を認められていないから、自分以外の人に対して自分の位置を下げてしまっているわけですね。

 

これは、非常にもったいないことです。

 

自分で勝手に、しかも無駄に苦しんでしまっているわけですからね。

「行動」や「所有物」に左右されず、自分の「存在」を受容してありのままで生きていければ、人生がとても楽に、そして楽しくなります。

人生を楽しむためにも、自己受容はとても大切なことなのです。

 

そこで今回は、自己受容するための方法について説明していきます。

  1. 自己受容の心理学的意味とは【自己肯定、他者受容との違い】
  2. 自己受容できない原因とは
  3. 自己受容して自分を好きになる方法5つ

 

自分のことを好きになって、人生を楽しく過ごしましょう!

 


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この記事の監修者 心理セラピスト 西澤裕倖が
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目次

自己受容の心理学的意味とは【自己肯定、他者受容との違い】

自己受容の心理学的意味とは【自己肯定、他者受容との違い】

まずは、自己受容できているという状態がどういうものなのかを知っていきましょう。

 

自己受容とは、「ありのままの今の自分を受け入れること」です。

アドラー心理学では、この「自己受容」と「自己肯定」を明確に区別しています。

 

「自己肯定」は「自分なら〇〇ができる!」という、暗示に近いものです。

それに対し自己受容は、「できない自分」を受け入れてあげることをいいます。

 

ありのままで生きていくのなら、「できない自分」にも価値があると認めてあげる必要があるのです。

これが「自己受容」です。

 

つまり自己受容とは、「できない自分」を受け入れる強さを手に入れることでもあるのです。

 

自分が持つ「モデルには遠く及ばないスタイル」を、「ついつい人に甘えてしまう弱さ」を、「仕事で失敗してしまうふがいなさ」を、すべて受け入れた上で、それでも自分という存在自体に価値を見出すことが重要だということですね。

 

そして自己受容ができてくると、今度は他者受容もできるようになってきます。

「行動」や「地位」に捉われず、その人自身を受容し、好きになれるというわけです。

 

とにもかくにも、「自己受容」を理解する上でとくに重要なのは、「自己肯定」との違いです。

ここは、しっかり覚えておくようにしましょう。

 

 

自己受容できない原因とは

自己受容できない原因とは

自己受容ができない原因としては、下記のようなものが挙げられます。

 

  • 自分が変化してしまうのを恐れている
  • 幼少期の教育により、「~すべきだ」という思考が根付いてしまっている
  • 傷つくのを恐れている

 

「自己受容とは、ありのままの自分を受け入れることである」と一言で言ってしまうと簡単に聞こえるかもしれません。

しかし現実には、「どうしても自己受容ができない」という人が大勢います。

というより、日本人の性格で考えると、自己受容できる人の方がむしろ少数派でしょう。

 

まず、人は変化を恐れ、ストレスを感じる生き物です。

ですので、弱い自分を認めることで、自分の中にある自己像が変わってしまうのを無意識に否定してしまっているわけですね。

また、自分が変わることで人間関係が破綻してしまうんじゃないか、変化してしまうんじゃないか、という恐れもあります。

そのため、自己受容ができない、というパターンの人もいるのです。

 

また、「幼少期の教育」に根差した原因も多いです。

まだ人格形成がされきっていない幼児期に、母親から、「~であるべきだ」、「~すべきではない」という教育を受け続けていると、潜在意識にその価値観が埋め込まれてしまいます。

そのため成長しても、「~でない自分には価値がない」、「~すべきなのに自分はできていない」という風に、自分という存在の価値が、他の要素によって決定づけられてしまい、自己受容ができなくなってしまうわけですね。

 

次に、傷つくことを恐れている場合もあります。

弱い自分を受け入れることで自分が傷ついてしまうのを恐れ、無理に強がっている状態ですね。

自尊心が強い、という言い方もできます。

この状態の人は、向上心や「自己肯定」に関しては、他の人より強い傾向にあります。

しかしその分、うまくいかなかったときに大きな挫折を味わい、強い劣等感を抱いてしまうのです。

 

また逆に、自尊心が人より低いというパターンの人もいます。

自分の中にある自己評価を下げ、「どうせ自分なんか」と諦めておくことで、大きな心的ダメージを負わないようにしているのです。

挫折を味わいたくないがゆえに、自分の価値の受け入れを拒否している状態だと言えます。

 

この、「自尊心が強い人」と「自尊心が弱い人」は、一見すると真逆に見えるかもしれません。

しかし、どちらのタイプも「傷つくことを恐れている」という根本的な原因を抱えているのです

 

 

自己受容して自分を好きになる方法5つ

自己受容して自分を好きになる方法5つ

自己受容ができるようになる方法として、下記の5つが効果的です。

 

  1. 潜在意識を書き換えて自愛する
  2. アファメーションを行う
  3. 自分の嫌いなところを1つずつ書き出して向き合う
  4. 嫌われる勇気を身につける
  5. カウンセリングを受ける

 

自己受容ができるようになれば、本当に世界は一変します。

自分を取り巻く環境が変わり、人生が楽に、そして楽しくなるのです。

あなたが堂々としていれば、人間関係だって自然と良くなります。

 

あなたもぜひ5つの方法を実践して、自分のことを好きになってください。

それでは下記より、詳細を説明していきましょう。

 

 

自己受容する方法1.潜在意識を書き換えて自愛する

自己受容を行うためには、まずは自分のことを本心から好きになる必要があります。

そこで、潜在意識の書き換えを行い、自愛できるようになるというのが、自己受容を行う上でとても効果的なのです。

 

潜在意識は人間の意識の97%を占める無自覚な意識で、人の本心の部分になります。

つまり、潜在意識が書き換われば、心の底から自分を好きになれますので、自己受容もすんなりとできるようになるというわけです。

さらに、潜在意識の書き換えができれば、自己理解が深まり、願望を引き寄せることもできます。

 

潜在意識から自愛する方法については下記の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

⇒潜在意識から自愛するやり方と効果【復縁やお金に関する体験談も!】

 

自己受容するためにも、自分を好きなって、自分に対する思いやりの心を高めていきましょう。

 

 

自己受容する方法2.アファメーションを行う

自己受容をする方法として、アファメーションも効果的です。

 

アファメーションは、言葉の力を使って潜在意識をポジティブに書き換える手法です。

ポジティブな言葉を口にしたり紙に書いたりすることで、本心から自分の存在そのものを好きになれます。

つまり、自己受容ができるようになるということですね。

 

アファメーションを行うさいは、下記のルールに則って行ってください。

 

  • 現在進行形か完了形で、断定的な言葉を使うこと
  • 肯定的な言葉のみを使うと
  • 「私は~」という形で言葉を始めること

 

実践するさい、自己受容を目的とした場合ですと、「私は私が好きだ!」という感じの言葉を使うと良いでしょう。

 

アファメーションについて、やり方などの詳しい説明は下記の記事で説明していますので、参照してみてください。

⇒アファメーションとは?アファメーション3つの基本の方法とルール

 

また、言葉だけでなく体の動きを加えることで、より力強く潜在意識に働きかける「インカンテーション」という方法もあります。

 

インカンテーションは、ポジティブな言葉を使うという意味ではアファメーションと同じです。

ただ、インカンテーションには、「まるでミュージカル俳優のように身振り手振りをつけて、オーバーアクションで言葉を口にする」という特徴があります。

 

インカンテーションはより力強く表現するわけですので、潜在意識の書き換え効果も強烈です。

アファメーションで自己受容ができないようなら、こちらを試してみると良いでしょう。

詳細について、下記の記事で説明していますので、確認してみてください。

⇒インカンテーションの意味とやり方、アファメーションとの違いとは?

 

 

自己受容する方法3.自分の嫌いなところを1つずつ書き出して向き合う

どうしても自己受容ができないときは、その理由を書き出してみるのも良い手段です。

自己受容ができないのには、何か理由があるはずなのです。

その理由を、思いつく限り紙に書き出していきましょう。

 

そして、1つ1つ向き合い、再評価したり許したりして、自分を好きになれるように努力してください。

自分の中で1つ1つ折り合いを付けて、受け入れていくということですね。

 

漠然と自分が嫌い、という状態では、なかなか意識を変えることはできません。

1つずつ、ゆっくりと向き合って、自分の中の問題を解決していきましょう。

 

 

自己受容する方法4.嫌われる勇気を身につける

自己受容をするために、人に嫌われる勇気を持つ、というのが有効な人もいます。

自己受容できない理由が、「人の顔色を窺いすぎているから」というタイプの人です。

要は、嫌われないように自分を抑え込んでいるうちに、そんな自分を嫌いになってしまうというパターンですね。

 

こういう人は、八方美人になろうとして、人に流されやすくなってしまうのが特徴になります。

とにかく人に嫌われないようにと、自分を殺して、人に合わせてしまうのです。

一見するとコミュニケーションがうまいように見える場合もありますが、実際は強いストレスを感じていたり、人が怖いと思っていたり、本音の自己開示がまったくなかったりするわけですね。

そして、その様子を一番近くで見ているのが自分であるため、いつしかそんな自分を嫌いになってしまうのです。

 

ですので、こういう人の場合は、人に嫌われる勇気を身につけることから始めてみましょう。

自分の価値を人にゆだねず、自分で決めるようにするのです。

 

また、どうしても嫌われるのは嫌だ、と思っている人は、下記の記事を読んでみてください。

誰からも嫌われる人の原因や解決策についてまとめていますので、参考になるでしょう。

⇒誰からも嫌われる自分を変える1つの方法!男女問わずモテる人に!

 

 

自己受容する方法5.カウンセリングを受ける

何をどう試しても自己受容ができない、という根が深い人の場合は、カウンセリングを受けてプロの援助を受けましょう。

 

自己受容ができない原因は、潜在意識に根付いている場合が非常に多いです。

そして根が深い人は、1人ではうまく潜在意識を書き換えられないがゆえに、何をしても自己受容ができないのです。

 

そこで頼りになるのが、プロのカウンセラーです。

カウンセリングなら、プロの力で潜在意識の深いところにアクセスして、本当の気持ちを引き出してもらえます。

 

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⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?

 

 

 

 

【まとめ】自己受容でありのままの自分を取り戻そう

【まとめ】自己受容でありのままの自分を取り戻そう

今回の記事では、自己受容するための方法についてお話をしてきました。

 

自己受容とは、「行動」や「所有物」に左右されず、今の自分の「存在」をありのままで受容することをいいます。

自分を認めてあげるということですので、自己受容ができれば、人生がとても楽に、そして楽しくなります。

 

自己受容するためには、下記の5つの方法を試してみてください。

 

  1. 潜在意識を書き換えて自愛する
  2. アファメーションを行う
  3. 自分の嫌いなところを1つずつ書き出して向き合う
  4. 嫌われる勇気を身につける
  5. カウンセリングを受ける

 

どれも効果的な方法になりますが、1番確実なのはカウンセリングを受けるという方法です。

自己受容できない原因は潜在意識に根付いている場合がほとんどで、1人ではうまく解決できない人も多いのです。

そのため、カウンセリングでプロの手を借りるのおすすめである、というわけですね。

 

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メール講座の内容自体も、自己受容に役立つはずですよ。

⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?

 

昔、子供のころは、みんな自己受容ができていたはずでした。

それが日々の生活や教育により、いつのまにかできなくなってしまっているのです。

 

自己受容ができるようになれば、世界が一変します。

子供のころのような素直な気持ちで、人生を心から楽しめるようになるのです。

 

ぜひ自己受容をできるようになって、本当の自分を取り戻してくださいね。

 

 

 

この記事の監修者

西澤さんプロフィール西澤裕倖
潜在意識に存在する【メンタルブロックを取り除くこと】を専門とする心理セラピスト。自身で発見した心のブロックの外し方を体系化して伝えている…プロフィール詳細はこちら

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