あなたは今「自分軸」か「他人軸」のどちらで生きていますか?
そう聞かれても「よくわからない」という人がほとんどですよね。
私たち日本人は、そもそも「周りがどう思うか」を基準に生きているため、自分軸や他人軸という言葉に馴染みがない人も多いです。
そのため、あなた自身が自分軸で生きているかどうかさえわからなくなってしまうのです。
そこで今回は、自分軸について詳しく解説していきます。
この5つを解説していきます。
最後までお付き合いいただければ、自分軸を見つけて笑顔の多い人生を歩めるようになりますよ。
自分軸とは
自分軸とは、自分の視点や価値観で物事を決めることです。
「自分の視点や価値観で決めてる」と思う人でも、「周囲にどう思われるかな?」という気持ちが全くない人は珍しいですよね。
自分軸で生きている人は、周囲にどう思われるかよりも、自分がやりたいように生きています。
何を決めるにしても「自分がやりたいかどうか」を基準に決めるので、時にわがままでは? という意見も出てしまいます。
自分軸とわがままは全く別なもの。
自分軸で生きることは、傍若無人に振る舞うことではありません。
まずは、自分軸の基本的な部分を解説していきます。
- 自分軸と他人軸の違い
- 自分軸を持っているかどうかの診断
- 自分軸=わがままではない理由
- 風の時代に自分軸が大切な理由
自分軸はわかりやすい言葉に言い換えると、自分らしさや自分の価値観を主にするということです。
この4つを理解できれば、正しい自分軸を手にできますよ。
そもそも自分軸と他人軸の違いって?
自分軸と他人軸の最大の違いは、物事を決める価値基準が「自分」か「他人」かです。
誰でも最終的に自分で物事を判断していますが、その時に「周囲にどう思われるかな」という考えが強く出るのが他人軸で考えている人の特徴です。
誰でも周囲から浮いたり、嫌われたりはしたくないですよね。
だからこそ、自分の意志とは違う判断をしてしまうことがあります。
嫌われたくないこともそうですが、他人軸で物事を決めてしまう人の多くは、世間の常識に縛られています。
「普通は~だよね」という考えから抜け出せないので、自分の好きなことができないのです。
この普通というのは世間一般を指しますが、あなたがそれを好きかどうかは別ですよね。
- 流行とは違うファッションが好き
- 本来やりたい仕事ではないことをしている
- 周りがみんな進学するから就職したかったけど進学した
これはあくまで一例ですが、こんな経験がある人は他人軸で生きている可能性があります。
他人軸で生きていると、周囲からの評価や声が気になってしまって、自分らしく生きれなくなってしまいます。
そうなってしまうと自己肯定感が低くなるという意見もありますし、自分らしく生きる秘訣こそが自分軸なのです。
自分軸と他人軸の違いは、周囲の声を基準に生きているかどうかです。
自分の心の声よりも、普通は~するからを優先している場合、他人軸で生きているのかもしれませんね。
自分軸を持っているかどうかを診断できるの?
あなたが自分軸で生きているかどうかは、これから紹介するチェックリストを確認するだけで診断できます。
このチェック項目を見てもらって、なんとなくわかると思いますがYESが多い人は自分軸を持っています。
半分以上がYESだった場合、あなたはしっかりと自分軸を持っていると言えるでしょう。
反対にYESが少なければ少ないほど、他人軸で生きていると考えられます。
この診断のYESが少なくなればなるほど、いい子を演じて生きてきた傾向があります。
周囲の声を気にするあまり、自分を封印して生きる癖がついてしまっていませんか?
あなたの中にある「自分がやりたいこと」をいち早く見つけて、自分らしく生きてみましょう。
嫌われるのが怖い、わがままだと思われたくないという人は、次の項目も目を通してくださいね。
自分軸=わがまま?嫌われる?その理由とは?
自分軸を持つとわがままになると言われるのは、他人をコントロールしようとするからです。
自分軸というのは、あなた自身が自分の考えを元に行動を起こすこと。
決して人にその考えを強要するべきものではないのです。
自分軸で生きていてわがままだと言われてしまう人は、自分と他人の境界線がなくなっています。
自分と他人の境界線がなくなってしまうと、自分の考え=他人もそうするべきという考えをもってしまいます。
今生活していて、あなたと考えが合わない人もいますよね。
考えが合わないというだけで、その人が間違っているということはないはずです。
自分軸を持つことで、わがままだと言われてしまう人は、この「合わない人」に対して、おかしい、〇〇すべきなのにという考えになってしまっていると考えられます。
そうなると、周囲からは「あの人は自分軸で考えるからわがままなんだ」と思われて、協調性がなく自分勝手だと思われてしまうのです。
本来自分軸とわがままは全く別のものです。
自分軸を持つということを勘違いした行動をとってしまうと、周囲からわがままな人、うざい、といわれて嫌われるので注意しましょう。
あくまで自分軸というのは、自分の価値基準で物事を判断し、「自分は自分人は人」と思えること。
わがままは「自分の考え=他人の考え」となってしまうことなので、そうならないように注意しましょう。
風の時代こそ自分軸を持つ必要があるって本当?
風の時代を生きる私たちにとって、自分軸で生きることはとても重要なことです。
物質的な豊かさを優先していたのが、2020年12月まで続いた地の時代。
その地の時代が終わって、今は心の豊かさを優先する風の時代となりました。
風の時代が訪れた今は、情報過多といわれる世の中ですよね。
あふれる情報から「なにが大切で何が大切でないのか」を判断するためには、あなたが持つ価値観が大切です。
ほかの人がどう思うのかではなく、自分の価値観で物事を判断できないと、情報に惑わされてしまいます。
あなたに必要な情報を正しく取得するためにも、他人軸ではなく自分軸で生きてください。
そうすることで、あなたの心を開放し自分らしく生きられるのです。
風の時代は男女問わず、あなたがあなたらしく生きることを大切にした方がいい時代です。
そのため、自分軸で生きることが時代に合った生き方だといえますね。
自分軸がある人の5つの特徴
自分軸がある人には共通する特徴があります。
- 心に余裕がある
- 筋の通った考え方ができる
- ネガティブな発言をしない
- 意見や考えがブレない
- 自分のことを把握している
自分軸を持って生きられると、精神的に安定できます。
そのため、自分に何が必要なのかをじっくり考えて行動でき、人生の大切な選択においても焦ることがなくなるのです。
自分軸を持っていきたいと感じているのであれば、自分軸を持ったらこうなれるとイメージしてご覧ください。
1.心に余裕がある
自分軸で生きている人は、心に余裕を持っています。
その理由は、自分が「いいな、やりたい」と思ったことを中心に生活しているから。
自分軸で生きるというのは、自分のために生きることを意味しています。
それをするためには心に余裕がないと、どうしても他人軸の考え方が頭にチラついてしまいます。
- 心がやりたくないということはやらない
- 好みじゃないから流行のアイテムはスルー
- SNSは映えではなくあくまで好きを中心にする
これらができるのが、自分軸で生きる人です。
一見簡単そうに見えますが、これらを実践すると「あの人変わってるよね」と高確率で言われてしまいます。
やりたくないことをやらないというのは、わがままなんじゃない? と誤解される可能性もありますよね。
そのため、心に余裕がないとどうしても周囲の目が気になってしまうのです。
自分軸を貫ける人は、心に余裕があるからこそ「人は人。自分は自分。」という生き方ができます。
自分の好きを大切にするからこそ、心に余裕が生まれるのかもしれませんね。
2.筋の通った考え方ができる
自分軸で生きている人の多くは、筋が通った考え方をしています。
筋が通るというのには、さまざまな事例がありますが、ここでは「有言実行」ができるという意味ですね。
他人軸で生きていると、どうしても周囲に見栄や虚勢を張りたくなってしまいます。
周囲に「すごい人だと思われたい」という気持ちが勝つからですね。
- 納期の5日前に納品できる→実際は納期ギリギリになってしまう
- SNSのフォロワーを2倍にする→実際には微増しかしない
- 毎日SNSを更新する→3日坊主で続けられない
このように、出来もしないことを言ってしまって、結局できないという結果を招いてしまいます。
自分軸で生きている人は、このようなことにはなりません。
やる前に無謀なことを宣言せずに、確実にできることしか言わないからです。
自分のスキルや作業速度を把握しているからこそ、できることですよね。
そのため、周囲からは「行動と発言に筋が通っていて素敵な人」と印象づけられていることが多いです。
自分軸で生きている人は、言ったことをやり遂げられる努力を行っています。
だからこそ、筋が通った考え方ができるようになるのです。
3.ネガティブな発言をしない
自分軸で生きている人は、愚痴や悪口をあまり言いません。
もちろんゼロではないですが、愚痴や悪口といったネガティブな言葉が何も物事を解決しないことを知っているからです。
ネガティブ発言が多い人は、周囲から同情され注目を集めたい場合がほとんどです。
しかし、自分軸で生きている人は周囲からの同情では、今の状況が改善しないことを知っています。
ネガティブな発言をする時間があるなら、どうすれば現状が改善するのかを考えているのです。
- 自分に足りない物は何か
- 何がよくなかったのか
- どこを改善すればいいのか
など、常に「未来をよくするため」に物事を考えています。
もちろん自分軸で考えている人も、辛い気持ちや腹立たしく思う気持ちもあります。
しかし、それを口に出すのをグッとこらえているのです。
自分軸で生きている人の多くは、ポジティブ思考を持っています。
そのため、周囲の人が不快になるような悪口や愚痴を言うことが少ないと言えますね。
4.意見や考え方がブレない
自分軸で生きている人は、考え方がブレません。
他人軸で生きていると、流行のアイテムや流行の考え方などで、昨日と今日で言っていることが違うということはよくあります。
しかし自分軸で生きている人は、そもそも流行に乗るということが少ないのでそういうことがありません。
自分軸で生きている人は、自分の好き嫌いを知っています。
たまたまトレンドと好みが一致することはありますが、トレンドが終わった後も変わらず好きでいることがほとんどです。
頑固と言われることもありますが、流行っているからというだけで好きでもないことにお金を使うことはありません。
いわゆる手のひら返し、ブレるということが圧倒的に少ないのが自分軸で生きる人の特徴です。
5.自分のことを把握している
自分軸で生きている人は、自分のことをよく把握しています。
自分のことを把握するのはなかなか大変です。
しかし自分軸で生きている人にとっては、自分の価値観が判断基準のすべてなので、自分を把握するのは必須ですよね。
- 相手が誰でも態度が一緒
- 自分の得意なこと
- 自分が苦手なこと
- 自分がやりたいこと
- できればやりたくないこと
これらを把握していると、自然と自分の行動ができてくるはず。
もちろんそれをするためには「人は人。自分は自分」という考え方や、「別に嫌われることは怖くない」という考えを受け入れるのが必要です。
こうやって文字にすると難しそうですが、自分軸で生きている人の中には染みついている物です。
自分軸で生きている人は、自分のことをきちんと把握しています。
そして心が「やりたい」と求めるものを実行していっています。
自分を把握できることが、自分軸で生きる基本なのかもしれませんね。
自分軸で生きる3つのメリット
自分軸で生きられるようになれば、次の3つのメリットがあるといわれています。
- 自己肯定感が高まる
- 人間関係で悩まなくなる
- 小さな幸せを見つけられる
他人軸で生きている人が抱えやすい悩みが、上記の3つですよね。
いかに他人軸で生きることが、あなたの心に負担をかけているかがわかります。
あなたが自分軸で生きられるようになると、自分自身はもちろん周囲からも愛されるようになります。
そのためにも、メリットをしっかり理解して自分軸を手に入れましょう。
メリット1.自己肯定感が高くなる
自分軸を持てると自己肯定感が高まります。
自分軸で生きると言うことは、自分の価値観を大切にして生きることなので、自分らしく生きられます。
他人軸で生きていると、常に自分の心を押し殺している状態なので、ストレスが溜まりすぎている状態です。
そういう状態が日常になっていては、自分を好きになれませんし自己肯定感が低くなりがちです。
自分軸で生きるということは、自分の価値観で決めたことでの成功体験が増えますよね。
すると、自分の意思で決めて成功したのだから、自分はこのままでいいと感じられるようになります。
その成功体験を積み重ねていくことで、人生に自信が持てますので、自己肯定感を高めることに繋がります。
ありのままの自分で生きられると、心が軽い状態でのびのび生きられるようになるのです。
あなたが「自分はこのままでいい」そう感じられる時間を増やすことこそが、自己肯定感を高めることに繋がります。
自己肯定感が高まることが、自分軸を持つメリットといえます。
メリット2.人間関係に悩まなくなる
自分軸で生きていると、人間関係の悩みが減ります。
普段他人軸で生きていると、人間関係を円滑にするために細かなことに気を遣いますよね。
自分軸で生きることは「自分は自分、人は人」が基本となりますから、気を遣ってやりたいことをやらないということがなくなります。
やりたいことをやって生きられるだけで、ストレスがかなり減るので、人間関係がギスギスすることも減ります。
- 自分より仕事が遅いのに評価されている同期
- 年下の後輩に先に結婚された
- 後から結婚した人が先に妊娠した
などの「自分と他人を比較することで発生するストレス」がなくなると、あなたは格段に生きやすくなります。
「人には人のペースがあるし、自分には自分の幸せがある。」と思えることこそが、自分軸で生きることです。
自分軸で生きられるようになると、人間関係のストレスが減りあなたの心が軽くなりますよ。
メリット3.小さな幸せを見つけられる
自分軸で生きられると小さな幸せを見つけられます。
自分軸で生きるということは、自分のやりたいことに重きを置いている状態です。
そのため、自己肯定感がある程度高く、今まで気づいていない自分に気づけるチャンスでもあります。
心がある程度落ち着いていて、自己肯定感をしっかりと持てている状態だと、身の回りの幸せなことに着目できるようになります。
この身の回りの幸せに着目できるのが、自分軸で生きるメリット。
身の回りの幸せに気がつけると、小さな幸せをどんどん見つけられて、あなたの心は軽くなります。
自分軸で生きると言うことは、小さな幸せや新しい自分を見つけると言うこと。
あなたが幸せになるチャンスでもあるので、自分軸で生きることを目指してみてください。
自分軸を見つける5つのトレーニング方法
自分軸を今から見つけたいのであれば、次のトレーニングを試してください。
- ありのままの自分を受け入れる
- ~すべきという考えを捨てる
- 変化を怖がらない
- 自分が1番だと思う価値観を見つける
- 尊敬する人の価値観を取り入れる
この5つを取り入れられれば、自分軸を手にする日は近いです。
自分軸を手に入れられれば、心を落ち着けて生きれるようになりますよ。
1.ありのままの自分を受け入れる
自分軸を手に入れるためには、ありのままの自分を認めてあげましょう。
人は誰でも弱点をもっているものです。
あなたがいいなと思っている人も、人知れず悩んでいることやあまり好きではない部分を必ず持っています。
もしあなたが他人軸で物事を考えているとしたら、そんな自分の弱点を受け入れられなくなっていませんか?
自分が持っていない部分を認められないから、人の目や評価が気になってしまうのです。
完璧な人なんていないので、どうかありのままのあなたを受け入れてあげてください。
ありのままの自分を受け入れられると、自分に自信を持てるようになります。
そして、他人のことも受け入れられるようになるため、あなたの心がギスギスする回数も減ってきます。
そしてあなたがありのままの自分を受け入れられるようになると、失敗しても明るく振る舞えて空気を重くしないので、親しみやすくなるでしょう。
そうすると、自然とあなたの人間力が高まって、あなたが自分を好きになれるというわけです。
自分自身を好きになり、ありのままを受け入れられるようになると、自分の決定や価値観に自信が持てます。
その結果周囲の目があまり気にならなくなり、自分軸を持てるようになりますよ。
2.「~すべき」の考えを捨てる
自分軸を手に入れるためには、「~すべき」という考え方を捨ててください。
世の中にはさまざまな価値観がありますよね。
他人の価値観が絶対でないということは、あなたの価値観も絶対ではないのです。
自分軸を手に入れるための基本的な考え方に「自分は自分人は人」というものがあります。
これは、あなたがあなたの価値基準で物事を判断するということは、他の人も同じだと言うことです。
あなたが自分の価値基準で判断しているのに、他の人に「~すべきなのに」とあなたの考えを押しつけてしまうと、それは自分軸ではなくただのわがままな人です。
また「世間的にはAよりBの方が正解だから、~すべきなんだよね」というのもやめましょう。
こちらは典型的な他人軸の考え方になるからです。
わがままな考え方と他人軸の考え方、自分軸を手に入れたいならどちらもNGです。
あなたが自分軸を手に入れるためには、~すべきという考え方を捨てて、自分は自分人は人と思えるようにならなければなりません。
そうすれば、自分と違う価値基準を持った人や、周囲の目が必要以上に気にならなくなりますよ。
3.変化を恐れない
自分軸を見つけるためには、変化することから「怖い」と逃げないようにしましょう。
今まで他人軸で生きていた人が、自分軸で生きるとなると、かなりの変化を経験します。
その際、今までの思考の癖がなかなか抜けずに「周りにどう思われるかな?」と気にしてしまう可能性があります。
例えば、今まで「変わっていると思われたくない」という思いから、自分の趣味趣向を封印してきているとします。
周囲の人は、今のあなたしか知らないので、自分軸で物事を選択し始めたら確かに驚くでしょう。
しかし驚くことはあっても、別に「本来のあなたを見ただけ」だと大半の人が思います。
もしそこで何か嫌なことを言われたら、あなたの人間関係を断捨離するタイミングかもしれませんね。
人は誰でも「今の自分からの変化」を怖がってしまいます。
だからこそ、今他人軸で生きている人が自分軸で生きたいと思ったときにハードルが高いと感じてしまうのです。
変化を恐れず、自分の価値観を大切にしていけば、あなたも自分軸を手に入れられますよ。
4.自分の1番大切な譲れない価値観を見つける
自分軸を見つけるためには、あなたが一番大切にしている価値観を見つけなければなりません。
価値観は人それぞれなので、誰かに変わっていると言われることでも、あなたが「譲れない」と感じている物なら、それが一番大切な価値観となります。
- どんなときでもおしゃれをしていたい
- 経済的にゆとりのある暮らしがしたい
- 都会で暮らしたい
- 海のあるところで暮らしたい
- 自給自足生活がしたい
など、生活に関わる価値観だけでも無数にあります。
何がいいか悪いかはあなた次第です。
仕事にしてもそうです。
もし、今の仕事が「やりたいかどうかよりも、他人軸で選んだ」のであれば、あなたがやりたい仕事があるかどうかを考えてみましょう。
あなたが「何を一番大切にしたいのか」をまず最初に考えて、絶対に譲れないものが見つかれば、その価値観を大切にしてください。
そしてその1番譲れない価値観を基準に物事を決めていけば、自分軸を見つけられます。
他人からの目が気になることもあるかもしれませんが、そこは覚悟を決めて選んでみてください。
そうすれば、あなたの人生を変えられますよ。
5.尊敬する人の価値観を取り入れる
あなたの理想に近づきたいなら、尊敬している人の価値観を取り入れましょう。
尊敬している人というのは、身近な人でも偉人でも誰でもOKです。
あなたが素敵だなと思う人の価値観を取り入れることで、あなたが目指す自分軸を手に入れられます。
そして、自分の価値観を強く持ち信念とするためには、「信条を文章化する」というのがおすすめです。
参考として、こちらの書籍を紹介しますね。
1996年に発売されたスティーブン・R・コヴィーの著書「7つの習慣」では、自分の信条を文章化することを勧めています。
この「自分の信条を文章化すること」を実践しているのが、ミッション・ステートメントです。
ミッション・ステートメントは、多くの企業が採用している行動指針や経営理念のこと。
企業経営にはなくてはならないもので、経営理念に則った行動を従業員に勧めています。
基本的には、あなたのミッション・ステートメントは
あなたの憲法であり、あなたのビジョンと価値観を明確に
表現したものである。あなたの人生におけるあらゆる物事を測る基準となるスティーブン・R・コヴィー 7つの習慣より
スティーブン・R・コヴィーは、自分の価値観を大切にして生きることがいかに大切かを説いています。
周囲の目を気にすることも大切ですが、それよりもあなたがいかに幸せになるのかが最も大切です。
あなたが幸せになることは、あなたを大切に思っている人の幸せにも繋がるからです。
歴史に名を残している偉人の言葉には素晴らしいものがたくさんあります。
あなたが尊敬する人の考えを取り入れて、自分自身を掘り下げてみてください。
そうすれば、あなたの理想に近い自分軸を見つけられますよ。
どうしても「自分軸」がうまくいかない時には潜在意識を変えよう
先ほどご紹介したトレーニングを試しても、自分軸がうまく見つけられない人は、潜在意識にアクセスしてください。
潜在意識は私たちの根底にある物なので、他人軸で物事を考える癖が抜けない場合、潜在意識になにかしらのヒントがある可能性があります。
人によって抱えているトラウマや不安は異なるので、潜在意識にどんなヒントが隠されているのかは、実際にアクセスしてみないとわかりません。
潜在意識にアクセスして、自分軸を見つけやすい状態にすると、あなたの人生にいいことが起きる可能性がぐっと高まります。
潜在意識を整えることで、あなたの人生にいいことが起きるのは、2つのスピリチュアルな事柄と自分軸が深く関係しているから。
- 引きよせの法則と自分軸
- 波動と自分軸
少しスピリチュアルな話になってしまいますが、引き寄せの法則や波動を理解できると、思い通りの人生を手に入れやすくなります。
あなたがどういう人生を手に入れるために、自分軸を手に入れたいのかをイメージしながらご覧くださいね。
引き寄せの法則と自分軸の関係
自分軸で生きられると、引き寄せの法則が成功しやすくなります。
引き寄せの法則とは、潜在意識で意識した物を引き寄せるものですよね。
引き寄せの法則についてしっかりと知りたい人はこちらをご覧ください。
そして自分軸は、自分の価値観を大切にして「私は○○がいい」と思ったことに対して行動を起こしていくこと。
つまり、自分軸で生きることと引き寄せの法則はとても相性がいいのです。
自分軸を手に入れられる人は、自分の気持ちに寄り添えて自己肯定感が高い傾向があります。
私は愛されていると思えるからこそ、あなたの中に自分軸での考え方が手に入るのです。
もし今あなたが自分軸が手に入らなくて悩んでいるとしたら、~しなければならないという周囲の価値観で考える癖が抜けていない可能性があります。
特に日本で生きていく上では、他人軸での考え方も重要なことです。
自分軸と他人軸のバランスが取れている状態が一番生きやすいですよね。
自分軸が手に入らないということは、他人軸に偏っていることになるため、自己肯定感が低く生きづらい思いをしていませんか?
もしあなたが今少しでも生きづらさを感じているなら、潜在意識にアクセスしてみてください。
潜在意識にアクセスできれば、あなたが自分軸を持つことに何が障害になっているのかがわかります。
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潜在意識について正しく知り、あなたの中に何が障害になっているのかがわかれば、自分軸を手に入れられるはずです。
自分軸が手に入れば、あなたの望みが見えやすくなるため、引き寄せの法則が成功する可能性がグッと高まります。
引き寄せの法則と自分軸はとてもいい関係です。
そのため、なにか叶えたい願いがあるのであれば、自分軸を手に入れましょう。
波動と自分軸の関係
自分軸を手に入れるためには、潜在意識と顕在意識の間にある重たい波動を取り除きましょう。
波動とは、簡単に言うとあなたのエネルギーのことです。
あなたがポジティブな波動を持っているか、ネガティブな波動を持っているかで、現実に起きる出来事が変わります。
そして自分軸で生きていると、心が軽くなりポジティブになれますが、他人軸で生きているとネガティブになってしまうとされています。
このポジティブな波動を身につけるためには、人間関係の断捨離や自然とのふれあいが大切です。
宇宙と繋がるための瞑想が一番波動を整えられるのでおすすめです。
瞑想のやり方についてはこちらをご覧ください。
ポジティブになるためにネガティブを否定する人がいますが、それは間違いなのでやめましょう。
ネガティブな波動があったからこそ「気づき」が与えられるので、「気づきを与えてくれてありがとう」と感謝しながらネガティブな気持ちを手放してください。
ポイントは、あなたがため息をつく時間を少しでも減らすことです。
心がモヤモヤしたり、他人軸で考えたりした場合には、「なぜだろう」と少し深追いしてみてください。
そしてあなたが感じたネガティブに対しての気づきがわかれば、感謝と共に消化しましょう。
そうすることであなたの波動を整えられて、自分軸が手に入ります。
自分軸と波動は切っても切り離せない物なので、自分軸が手に入らなくて悩んでいるのであれば、ぜひ波動を整えてみてくださいね。
【まとめ】自分軸の作り方をマスターして笑顔を増やそう
自分軸で生きられるようになると、毎日の幸せ度が上がります。
そのためには、あなたが自分軸で考えれらるようにならなければなりません。
自分軸で生きるための基本として「ポジティブな波動を身につけて、自分を適切に把握する」ことが重要です。
その上で「人は人。自分は自分」そして「嫌われてもいい」という気持ちを持ってください。
しかし、その考えを持つためにはあなた自身の潜在意識にネガティブな要素がないことが大切。
ネガティブな要素が潜在意識にあるかどうかは、アクセスしてみないとわかりません。
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そして、問題が解決されれば自分軸を手に入れられるようになります。
自分軸を手に入れたいと感じた今こそ、新しい自分になるチャンスですよ。
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