マイナス思考な自分が大好きです! という人はきっといないですよね。
マイナス思考な自分を変えたいけれど、過去のトラウマに向き合ったりメンタルトレーニングを受けたりするのはとても辛いもの。
うまくいけばいいですが、もしかしたら深く傷ついてしまう可能性だってあります。
結論を言ってしまえば、傷つかずにマイナス思考をプラスに変えることは可能です。
まずは、マイナス思考になってしまった原因を知ること。
そして、少しだけ行動を変えれば、マイナス思考な自分とさよならすることができます。
そこで、今回は
- マイナス思考になってしまった原因
- マイナス思考とプラス思考の違い
- マイナス思考を改善するためにできる生活習慣
- マイナス思考と潜在意識の関係とは?
この4点を詳しくご紹介していきます。
最後までお付き合いいただければ、マイナス思考とさよならして新しい自分になれるきっかけを手にすることができますよ。
マイナス思考になってしまう原因とは?
マイナス思考になってしまうのは、内容は違えどトラウマが原因です。
考えることが辛いのであれば、あまり深く考える必要はありません。
けれど、マイナス思考になってしまった原因は、知っていてほしい内容なのでご紹介します。
ポイントとなるのは
- 人間関係のトラウマ
- 幼い頃親に否定されていた
- 挫折をたくさんした
この3点は、心に大きなトラウマを作る要因です。
これらが、心にどう影響するのかを詳しくお話ししていきます。
ちなみに、このようなトラウマを持っていて、マイナス思考になりがちな人は、不幸体質になってしまっている可能性がとても高いです。
もし、あなたが今「なぜか自分は不幸だ」と感じることが多いなら、こちらの記事も読んでみてくださいね。
参考: 不幸体質の原因チェックリスト!不幸が続く人が幸せになる方法5つ
マイナス思考になる原因その1.人間関係のトラウマ
過去に人間関係でつまずいてしまうと、トラウマ(心的外傷)が出来る原因となってしまいます。
一度トラウマができてしまうと、人間関係に対して前向きになれず、マイナス思考になってしまうことに。
人間関係を築いていく上で、最初につまずきやすいのが学校ですよね。
学校での人間関係がうまくいかなかったことが原因で、人に関わるのが怖くなってしまう人もいます。
決してそんなことはないのですが、「他人はみんな自分を傷つけようとしている」と思ってしまい、自分の殻にこもってしまうことも少なくありません。
人間関係でつまずいた事が原因で、トラウマになりやすい出来事として、
- 学生時代にいじめられていた
- 仲間から裏切られたことがある
- 恋人に酷い振られ方をした
- 会社でパワハラを受けた
というものがあります。
学生時代のいじめや、信頼している人からの裏切りは心に大きな傷を作ってしまいます。
その結果として、物事をプラスに捉えられなくなるのです。
一度失敗しても、リカバリーできる人もいますよね。
けれど、マイナス思考になっている人は「傷つきたくない」という気持ちが強く、なかなか新しい行動に移る事ができません。
「もう一度チャレンジをして、また失敗したらどうしよう。」
今以上に傷つかないための防御本能が、マイナス思考の原因となっています。
マイナス思考になる原因その2.幼い頃親に否定されていた
幼い頃親に否定されて育った人は、マイナス思考になりやすいです。
幼少期は、親との時間が人生全てと言っても過言ではありません。
その親に認めてもらえたかどうかで、考え方も変わってきます。
子供の頃は、なにかと親に認めて貰いたくて一生懸命なはずです。
親に認めて貰いたくて頑張ったのに、認めてもらえないとなれば「自分はダメな人間なんだ」というイメージが潜在意識に刷り込まれてしまいます。
一度潜在意識に自分はダメな人間だと刷り込まれてしまえば、何をするにもマイナスに考えてしまって、新しい挑戦をすることが難しくなってしまうのです。
親からの否定というのは「あなたは本当にダメな子ね」というような、ハッキリとした人格否定だけではありません。
例えばですが、幼少期には「ママみてみてー」と親に何かをアピールすることはよくあります。
子供は「きっとママは褒めてくれるはず」だと思って、自分の作った作品などを親に見せるわけですよね。
けれど、そこでママのリアクションが薄かったり、作品に対してダメ出しをされたりしてしまうと、子供は傷ついてしまいます。
せっかく「すごいねー!」と褒めてもらえると思ったのに……。とショックを受け、物事に対して消極的になってしまう可能性があります。
次に「褒めて!」とアピールしても、また褒めてもらえなかったらどうしよう……と考えてしまうためです。
親から認めてもらえなかったという寂しさは、心に大きな傷を作ります。
傷ついた自分を守るために、マイナス思考となり予防線を張ってしまうのです。
特に、自分の人間関係で失敗体験がないのに、マイナス思考だという人は、親との関係を一度考えてみて下さい。
そして、親に否定されていたのであれば、その親からの否定がマイナス思考を作ってしまった可能性が高いです。
マイナス思考になる原因その3.挫折をたくさんした
挫折の経験が多ければ多いほど、マイナス思考になってしまいます。
成功体験が多いと自分に自信がつくのと同じで、挫折をたくさんしてしまうと「もう失敗したくない」と感じてしまうのです。
では、挫折しない人生の方がいいのかといえば、そんなことはありません。
挫折を知らない人生にもプライドが高くなりすぎたり、人の痛みがわからなかったりというデメリットがあります。
挫折という失敗をするからこそ、それを乗り越えて次に進む事が出来るのです。
例えばですが、
- 受験に失敗した
- 希望する企業に就職できなかった
- 婚約破棄された
などの人生そのものを変えてしまうような、大きな挫折をすると心に大きな傷を負ってしまいます。
この時、マイナス思考でなければ「失敗を次にいかそう」と考える事も可能です。
けれど、傷が大きく「これ以上傷つきたくない」という気持ちが大きいと、次にチャレンジすることをやめてしまいます。
挫折もマイナス思考も決して悪いものではありません。
けれど、大きな挫折を経験してしまうと、失敗を恐れるようになってしまいます。
挫折があるから成長できると分かっていても、挫折は心が傷つく原因となるのです。
その結果、これ以上傷つかないよう自分を守りたい思いから、マイナス思考となってしまいます。
マイナス思考とプラス思考の違いとは?
マイナス思考とプラス思考の違いは、簡単に言えば「物事のとらえ方」の違いです。
マイナス思考を変えるには、プラス思考との違いを知る必要があります。
そこで、
- マイナス思考の人の方がプライドが高い?
- マイナス思考とプラス思考のバランスが大事って本当?
- ネガティブワードをポジティブに変換するとどうなる?
この3つの疑問にお答えしていきます。
マイナス思考とプラス思考の違いが分かれば、プラス思考の要素を取り入れやすくなりますよ。
マイナス思考の人の方がプライドが高いって本当?
マイナス思考の人がプライドが高いのは本当です。
プライドにはいい面(ポジティブプライド)と悪い面(ネガティブプライド)があります。
そして、マイナス思考の人が持っているのは、ネガティブプライドであることが多いのです。
ネガティブプライドを持ってしまう原因としては、人との繋がりが弱く寂しさや孤独を感じていることが挙げられます。
プライドには、もちろんいい面もあります。
けれど、マイナス思考の人は「自分の非を認めたら、みんなから必要とされなくなるのではないか」と考えてしまうため、人間関係をこじらせてしまうのです。
あなたの周りにこんな人はいませんか?
- 人に自慢話をして自分を認めてもらおうとする
- 相手の価値観を否定する
- 自分の価値観を守るために攻撃的になってしまう
これらは全て、ネガティブプライドが強すぎるために起こってしまうことなのです。
ネガティブプライドが高い状態が続くと、損得勘定や人の目に振り回されてあなたの本来の力を発揮することができません。
プライドが高くても、自分に自信を持つなどの良い面だけならなんの問題もないのです。
ネガティブプライドとポジティブプライドの違いは、自分を大切に出来るかどうかということ。
「マイナス思考の人はプライドが高い」そう言われるのは、傷つきたくない気持ちが強くて、周囲とうまく人間関係を築く事ができないからなのです。
マイナス思考とプラス思考のちょうどいいバランスは?
人の考え方というのは、バランスがとても大切です。
「ポジティブはよくて、ネガティブはダメ」というのは、多くの人が思っていること。
けれど、本当に必要なのはマイナスとプラスそれぞれの考え方を受け入れることなのです。
マイナス思考が強すぎると、新しいことにチャレンジできなかったり、自分を認めてあげる事ができなかったりします。
一方で、プラス思考だけでも行き当たりばったりな行動をしてしまう可能性もあります。
このように、マイナスとプラスは常に表裏一体でなければなりません。
例えば、ある日突然会社をやめて起業したいなと思ったとします。
プラス思考だけしか持っていないと「やれば成功できる」と根拠のない自信で突き進んでしまう可能性があります。
けれど、それにブレーキをかけてくれるのがマイナス思考。
- 本当に大丈夫?
- 失敗した時はどうする?
- リスクとリターンのバランスは?
などと、プラス思考が暴走思想になるのを食い止めてくれます。
このように、マイナス思考も人生の舵取りにおいて、重要な役割を果たしています。
とはいえ、マイナス思考が強すぎるのがダメなのは事実です。
2つの理想のバランスは、プラス思考をマイナス思考が支えてあげているイメージでしょうか。
今マイナス思考を変えたいと思っている人も、マイナス思考を無くさなくて良いと思えば、行動しやすくなりませんか?
どちらかに振り切るのではなく、バランス思考を目指すのがベストですよ。
ネガティブワードをポジティブに変換するとどうなる?
普段何気なく使っているネガティブワードをポジティブなものに変えるだけで、マイナス思考を矯正できます。
言葉というのは思考そのものなので、マイナス思考を変えたいと考えているのであれば、まずは言葉を言い換えていく必要があります。
ネガティブな言葉をよく使う人は、悪く言えば物事の粗探しをしている状態になっています。
物事には、プラスの側面とマイナスの側面がありますよね。
マイナス思考が強いというのは、プラスの側面を見ることができていないということです。
プラスの側面を見るためには、まずは今使っている言葉を見直してみましょう。
例えば、自分と服の趣味が合わない同僚をみて「ダサいよね」と言ってしまえば、それはその同僚を否定していることになります。
けれど「個性的な服だね」と言えば、その人の個性を認めている前向きな言葉に変わります。
別の言い方もみてみましょう。
-
安物→リーズナブル
-
あきらめが悪い→失敗してもくじけない
-
強引・仕切りたがる性格→リーダーシップがある
-
八方美人→誰とでも仲良くなれる
-
ずる賢い→機転が利く
-
要領が悪い→マイペース、正直すぎる
「ものは言いよう」とはよく言ったもので、言い方を変えれば同じ意味でも言葉の印象はガラッと変わります。
そして、このネガティブワードを口に出す頻度を下げれば、考え方も変わるのです。
物事をプラスに捉えることのできる人は、そもそもあまりネガティブワードを口には出しません。
そのため、マイナス思考を変えたいと思うのであれば、まずはネガティブワードを言わないことから始めてみてください。
使う言葉が変われば、自然と思考は変ります。
ネガティブワードをポジティブに置き換えるのは、それだけ重要な意味を持っているのです。
マイナス思考を改善するためにできる7つの習慣
マイナス思考になってしまう原因や、プラスに考えられる人との違いがわかれば、あとは対策をとるだけです。
今回のテーマは「傷つかずに」マイナス思考を変えるということですよね。
その方法としてあげられるのが、
- 朝日を浴びる
- ネガティブな人と距離を置く
- 適度な休憩をとる
- 不安を感じたら、周りに話を聞いてもらう
- 自分を褒める
- リフレーミングを使いこなす
- ポジティブワードを声に出す
この7つの方法です。
これらの基本となるのが、決して無理をせず自分の思考を変えていくということ。
一つ一つ説明していきますね。
マイナス思考を直す方法1.朝必ず太陽の光を浴びる
朝起きたら、カーテンを開けて太陽の光を浴びることでマイナス思考を直すことができます。
太陽の光を浴びることは、体内時計を整えてくれるだけでなく、精神的にもいい影響があるのです。
マイナス思考になってしまう一つの要因が、セロトニン不足です。
セロトニンとは、神経伝達物質の一つ。
このセロトニンが少なくなると、やる気がでないなどの症状を引き起こし、精神的に病んでしまいます。
このセロトニンを増やす一番手軽な方法が、朝太陽の光を浴びることです。
太陽の光を浴びることで「朝が来た」と体に伝える事ができます。
人の体の仕組みとして、朝日を浴びてから14時間〜16時間で眠くなると言われています。
そのため、朝日をしっかりと浴びることは、夜の寝つきをよくすることにも繋がるのです。
こうして、体内時計を正常化させると、セロトニンがしっかりと分泌されマイナス思考が改善されます。
生まれつきマイナス思考な人というのはいませんよね。
マイナス思考になってしまう時というのは、心や体になんらかのダメージを抱えている証拠。
もし、朝ちゃんと起きていなかったり、朝ごはんを抜いていたりする場合には、朝の過ごし方を変えてみましょう。
毎日は無理でも、週に1度くらいは朝日を浴びて、ゆっくり深呼吸してみてください。
そうすることで、精神的にリラックスした状態で1日をスタートできます。
リラックスした毎日を過ごしていれば、マイナス思考から抜け出す事が可能になりますよ。
マイナス思考を直す方法2.ネガティブな人と距離を置く
もし、親しい人にネガティブな人がいるのであれば、距離を置いてみてください。
あなたが思っている以上に、ネガティブな感情というのは他人に影響を与えてしまいます。
先ほど、ネガティブワードを口にすれば考え方もネガティブになってしまうというお話をしました。
周りにネガティブな話ばかりする人がいたらどうでしょうか?
一緒にネガティブな話をせざるを得ませんよね。
その結果として、あなたもその人のネガティブワールドに引きずり込まれてしまいます。
ネガティブな人というのは、私なんて……と落ち込みがちな人ばかりではありません。
- 噂話や悪口が好きな人
- 愚痴が多い
- 何を言っても否定から入る
このような人が周りにいるなら、心が疲れてマイナス思考が強くなっているときくらいは距離を取りましょう。
とはいっても、関係を切るとなると難しかったり傷ついてしまうことを言われたりとリスクもあります。
なので、自分の心の状態によって付き合いの距離を変えましょう。
疲れた心にマイナスのエネルギーを注がれると、想像以上のダメージをうけてしまいます。
心当たりがある人は、ぜひ試してみてください。
ネガティブな人と距離を取るだけで、マイナス思考を変えられるかもしれませんよ。
マイナス思考を直す方法3.適度な休憩も必要
しんどいなと感じたり、生き辛さを感じたりした場合には休憩することも大切です。
頑張ることは素晴らしいことですが、無理をしてしまうと心が疲れてしまいます。
心が疲れて、ため息が出てしまうような状況で頑張ろうとしてもうまくいきません。
ガソリンが切れそうな車を思いっきりふかしてもうまくいかないのと同じです。
むしろ、そんな時に問題解決をしようと頑張っても、正しい決断ができずに後悔することにだってなりかねません。
人は、疲れてくるとネガティブな気持ちが増えていきます。
「なんで自分ばっかり……」そんな気持ちが出てきたら、思い切って休憩しましょう。
休憩の内容はなんでもいいんです。
- ひたすら1日寝る
- カフェでゆっくりする
- 図書館で本を読む
- 天気のいい日に散歩をする
自分自身が、ゆっくりできたなと思えればOK。
もし、運動することでリラックスできるのであれば、それでも大丈夫です。
心身ともにリラックスできた時というのは「次あれをやってみようかな」と意欲が湧いてきた時です。
なんでもそうですが、ずっと走り続けているといつかはバテてしまいます。
マイナス思考というのは、エネルギーが切れかかっている証拠。
なので、マイナス思考を変えたいのであれば、エネルギー補充として適度な休憩を取ってみてください。
マイナス思考を直す方法4.不安を感じたら、周りに話を聞いてもらう
人に話を聞いてもらうと、気持ちを整理する事ができます。
不安や悩みを1人で抱え込むと、精神的に病むきっかけになってしまうので、少しでも不安を感じたら誰かに話を聞いてもらいましょう。
人に話を聞いてもらうことは、自分の気持ちをアウトプットすること。
きちんと気持ちをアウトプットする事で、自分の思いを整理整頓する事ができます。
気持ちを整理する事ができれば、自分の不安の本質を客観的に見る事が可能なのです。
話を聞いてもらうコツとしては、信頼できる人に聞いてもらう事です。
話を聞いてほしいのに、欲しくもないアドバイスをされては不安の解決にはなりませんよね。
もし、話を聞いてもらう人がいないのであれば、カウンセリングを受けることも一つの方法です。
カウンセラー相手であれば、気兼ねなく自分の気持ちをアウトプットできます。
もしなかなか言葉にならなくても、カウンセラーはゆっくりと時間をかけて話を引き出してくれるので、安心して不安をすべて吐き出すことができますよ。
また、カウンセリングであればあなたの潜在意識にもアプローチできるので、根本的に自分を変えることにもつながります。
※潜在意識とマイナス思考の深いつながりについては、後半で詳しくお話しています。
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⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?
マイナス思考になっている時には、なかなか人に相談する気力がわかないものです。
けれど、相談する気になれなからと1人で抱え込んでしまっては、心にダメージが蓄積しマイナス思考から抜け出すことはできなくなってしまいます。
自分の心を軽くし、マイナス思考から抜け出すためには、不安や悩みをアウトプットすることはとても大切です。
逆を言えば、アウトプットがしっかりとできれば、マイナス思考は変える事ができるのです。
マイナス思考を直す方法5.自分を褒める
マイナス思考を変えたいなら、自分を褒めてあげてください。
マイナス思考が強くなっている時というのは、自分はダメな人間だと自分を否定しがちです。
そんな時こそ、しっかりと自分を褒めてあげる必要があります。
日本人に求められてきた謙虚さの影響で、自分を褒める事が苦手な人がとても多いですよね。
でも、自分で自分を褒めるのに、壮大な目標を達成する必要はないのです。
日常の些細な事でいいので、自分を褒めてあげる習慣をつけられると、自己肯定感が高まりマイナス思考から抜け出す事ができます。
自分を褒めるというのは、本当に些細な事で大丈夫です。
- ダイエットのために、2日連続おやつを食べてない!
- いつもより10分早く出社するという目標を3日も達成できた
- 休肝日を週に2日作る目標を1ヶ月続ける事ができている
目の前の小さな目標をこなせた自分を褒めてあげる事で、自己肯定感が高まり精神的な安定を手に入れる事ができます。
自分に自信をつけるための方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒自信をつける方法10選!習慣を変える言葉がけやカウンセリングなど
自分を褒める事ができる人というのは、物事をプラスに考える事ができます。
マイナス思考を変えたいのであれば、自分を褒めてみてください。
「できる自分」というイメージを持つ事ができれば、マイナス思考を変える事ができますよ。
マイナス思考を直す方法6.リフレーミングを使いこなす
マイナス思考を変えたいなら、リフレーミングを取り入れるのがおすすめです。
リフレーミングを取り入れると、物事の本質をみた上で、ベストな選択をする事ができます。
リフレーミングとは、物事の視点を変えることです。
私たちは、あらゆる物事に対して自分なりの視点を持って見ていますよね。
この視点を変える事で、同じ物事でも違った風に見えるというわけです。
そして、マイナス思考を変えたい時に、このリフレーミングを使うとスムーズにマイナス思考から抜け出す事ができます。
実際に、リフレーミングを行う場合には、失敗しないための手順があります。
- あなたにとって嫌なことが起きた場面を考えてみる→例:会社で希望しない部署に異動になった
- その嫌な場面に対して「良かったんじゃない?」と問いかけてみる
- 「良かったんじゃない?」に対する答えを考える→例:新しいスキルが身につく・転職するチャンスをもらえた
この「良かったんじゃない?」という質問をするというのがポイントです。
脳は意思とは関係なく「良かったんじゃない?」と言われると「何が良かったんだろう?」と考え始めます。
物事のいい悪いを決めるのは、あなたがどう感じるかが全てです。
そのため、最初はなかなか難しいと思いますが、悪いことが起きた時には「良かったんじゃない?」と考えてみてください。
そして、時間がかかってもいいので「マイナスだと感じたこと」をプラスに置き換えてみましょう。
例えばですが、内気な性格というのは「落ち着いてじっくり考える事ができる」と置き換えられます。
また飽きっぽいという性格は、「好奇心旺盛」だと言いかえられますよね。
会社の上司が厳しいのは、「あなたを成長させようと思っているから」と捉えることもできます。
リフレーミングの大前提は「ネガティブをポジティブに置き換える」ということです。
ネガティブからネガティブに置き換えても意味がありませんからね。
リフレーミングを行おうと決めても、最初はうまくいかないことが多いでしょう。
けれど、リフレーミングは練習あるのみです。
練習を積むことで、プラス思考に考える癖を手に入れる事ができます。
そうなれば、あなたはマイナス思考から抜け出す事が可能になるので、ぜひリフレーミングを使いこなせるように練習してみてください。
マイナス思考を直す方法7.ポジティブワードを声に出そう
マイナス思考を変えたいなら、ポジティブワードを声に出すというのはとても大切です。
前向きな言葉を声に出すことで、脳をプラスに変える力があります。
ポジティブワードを声に出すと、自己暗示と同じ効果を得る事ができます。
「自分はできる」「自分は今最高の状態にある」と口に出すことで、脳を騙し本当にいい結果を出す事ができるのです。
それと同時に、前向きな言葉には気持ちを前向きに変える力もあります。
ため息をついて「自分はダメだから……」と言っていては、本当に気分が沈んでしまいますよね。
自分の気持ちを高めるためにも、ポジティブワードを声に出す習慣を身につけてください。
毎日の習慣にしてほしいポジティブワードとしては
- 今日もいい日だ
- 今日も〇〇ができて幸せ
- 〇〇のおかげでスムーズに仕事ができてありがたい(周囲への感謝)
このようなものがあります。
基本的には、あまり気分が乗らなくても小さないいことを見つければ「最高の日だ!」と自分を褒めましょう。
人はそもそも、嫌なことを見つけやすくできています。
だからこそ、小さないいことを見逃さずにアンテナを張ることはとても重要なのです。
1日の始まりに「今日もいい日だ!」と声に出し、電車の乗り継ぎがうまくいけば「ラッキーだなー」と声に出してみてください。
これくらい些細なことでいいので、毎日のラッキーポイントを見つけてポジティブワードを声に出していきましょう。
このポジティブワードを声に出すという習慣が身につけば、もうマイナス思考は変えられたも同じですよ。
マイナス思考の改善と潜在意識の関係は?
マイナス思考と潜在意識(無意識ともいう)はとても密接な関係にあります。
信じたくないかもしれませんが、マイナス思考の人はマイナスな出来事を求めている可能性があります。
その理由ですが、脳の認知科学で「RAS」というフィルターシステムがある事が明らかになっています。
RASとは、日常の膨大な情報を仕分けてくれているものだと思ってください。
私たちが触れている日常には、情報があふれています。
その情報を全て脳が処理していては、エネルギーがいくらあってもたりません。
そこで、RASが「必要な情報」と「不必要な情報」を選別してくれるわけです。
けれど、ここで怖いのがRASが「ネガティブなこと=重要」だと認識してしまえば、私たちに届く情報はネガティブなものばかりとなってしまいます。
そうなれば、本来欲しいポジティブな情報は入ってこず、生き辛いなと感じてしまうのです。
このRASがあるのは、私たちの無意識の部分つまり潜在意識です。
ということは、潜在意識の中にあるRASに対して「重要なのはネガティブではなくポジティブだよ!」と教えてあげなければなりません。
RASや潜在意識について詳しく知りたい場合は、本を読んでみるのもおすすめです。
潜在意識についてきちんと理解すれば、潜在意識に刻まれたマイナス思考を根本的に変えるきっかけになるかもしれません。
潜在意識についてのおすすめの本を知りたい! という人はこちらの記事も参考にしてみてください。
⇒潜在意識を書き換えるおすすめ本10選【本当の願い、自分を探そう】
この潜在意識部の分を書き換えできなければ、マイナス思考を根本から変えることは不可能なのです。
では、潜在意識を変える方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
- 自分の夢ややりたいことを明確にイメージする
- 物事の見方を変える
- プロのカウンセリングを受ける
大きく分けてこの3つがあります。
例えばですが、口うるさい上司がいたとします。
いつも上司に「君は本当に仕事が粗いね。そんなんじゃ出世は無理だ」と言われると、マイナス思考だと「嫌味な人」や「パワハラ」などと感じてしまいますよね。
けれど、プラスの見方をすれば「自分のダメなところを教えてくれている」や「上司自ら悪者になってまで、自分を成長させようとしてくれている」などと思う事ができます。
けれど、私が今こういうのは簡単ですが、実際に行動に起こすとなればそう簡単なことではありません。
人は変化を嫌う生き物です。
自分1人で潜在意識を変えるのは、並大抵の努力では不可能なのです。
そこで、この未知リッチの共同管理人である西澤さんのカウンセリングを受けてみてください。
プロの視点で、潜在意識を変えるためには何が必要で、どのように行動すればいいかを知ることはとても重要なことです。
いきなりお金を払ってというのに抵抗を感じるのは当然ですよね。
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無料のメルマガで潜在意識について詳しく学ぶ事で、あなた自身が何を必要としているかに気づく事ができるのです。
メルマガ内で新規のセラピーも募集を行なっているので、必要があれば検討することもできます。
⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?
まずは、今変えようとしている潜在意識がどのようなものなのかを知るところから始めませんか?
マイナス思考と潜在意識は切っても切り離せない関係です。
その潜在意識を変える事で、マイナス思考からの脱却も夢ではありませんよ。
【まとめ】マイナス思考とプラス思考はバランスが大切!
マイナス思考を変えるには、プラス思考との違いを知る事が必要です。
そして、完全に100%プラス思考にするのではなく、マイナス思考のメリットもいかしながらバランスを大切にしてください。
マイナス思考もあっていいんだと考えれば、少しは気持ちが軽くなりますよね。
マイナス思考を変えるには、潜在意識にある「ネガティブ=重要」という認識を書き換える必要があります。
潜在意識を変えないまま、表面的にマイナス思考をプラスに変えたとしても、また元に戻ってしまう可能性があるからです。
せっかく大変な思いをしてマイナスをプラスにしたのに、元に戻ってしまうなんてそんな辛いことはありませんよね。
そうならないためにも、マイナス思考を変えるには、潜在意識へのアプローチが不可欠です。
潜在意識とは、無意識の部分ですから意識的に変えるのはとても難しいことです。
そこで、先ほどもご紹介しましたが、プロに頼る方法を検討してみてください。
西澤さんのメルマガを読む事で、無料で潜在意識を深く知る事ができます。
潜在意識をどのように変える必要があるのかは、西澤さんのメルマガで学んでみてください。
⇒3000人の人生相談から導き出した!願った通りの使命を引き寄せるたった1つの方法とは?
マイナス思考を変える事ができれば、人生が明るく楽しいものになります。
マイナス思考を変えたいと思っている時点で、プラス思考になるための入り口は開かれているのです。
この機会を逃さずに、プラスに考える力を身につけてくださいね。
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