ワームホールとは?簡単な作り方やブラックホールとの違いなどを解説します

ブラックホール

さまざまなSF作品に登場し、人々の興味をそそっているのがワームホールです。

光よりも早く移動出来たり、ワープするように移動が出来たりと人々が描く夢を叶えられる可能性を秘めたもの。

残念ながら今の科学ではワームホールの謎は解明されていません。

長年謎が解明されていないのにも関わらず、人々の興味は尽きることがなかったのも事実です。

まだまだ分からないことが多いワームホールですが、今わかっている範囲で解説していきます。

  1. ワームホールとは
  2. ワームホールでどこでもドアが再現可能な理由
  3. ワームホールの作り方
  4. ワームホールがパラレルワールドと繋がっている説とは

 

今回は、ワームホールだけでなくブラックホールやホワイトホールとの違いも解説いたします。

私たち人類の未来にさまざまな可能性をもたらすワームホール。

最後までお付き合いいただければ、ワームホールの基本から未来の可能性まで幅広く知れます。

あなたの中にある時空に関する夢を想像しながらご覧ください。

 


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目次

ワームホールとは

ワームホールとは、2つの離れた領域を結びつけるトンネルのようなものです。

アインシュタインが見つけた一般相対性理論の中で重力場の方程式の1つになっています。

ワームホールは別名、アインシュタインローゼンの橋とも呼ばれています。

SF小説の題材として登場することも多いですが、実在するのかどうかを含めて議論が巻き起こっている存在です。

そこでまずは、ワームホールの基本をご紹介していきます。

  1. ワームホールはそもそも実在するの?
  2. ワームホール・ブラックホール・ホワイトホールの違いは?
  3. ワームホールを使えばタイムトラベルが可能?
  4. ワームホールについてNASAの見解は?
  5. ワームホールとワープの違いは?

これら5つの疑問を理解できれば、ワームホールがどのようなものなのかを知れます。

創作の世界の物という認識がまだまだ強いワームホールですが、詳しく知るとまた違った世界を見られる可能性がありますよ。

 

ワームホールはそもそも実在するの?

ワームホールは理論上実在可能な存在ですが、現実としてみた人は誰もいません。

宇宙の渦

最初にワームホールを命名したのは、1957年にジョン・アーチボルト・ホイーラーです。

空間を2次元で視覚化して空間上の2点を3次元のチューブ(実際はチューブ内の内側の表面)でつなぐ穴で表し「ワームホール」の語を使って引用した。その後、シュヴァルツシルトの解としてブラックホールの解が知られその性質が詳しく調べられるようになると、一方向の性質を持つワームホールと関連させたホワイトホールの存在仮説が現れる。

引用:Wikipedia

ワームホールは、リンゴの虫食い穴に由来していて、時空の穴と穴を繋ぐことができれば、瞬時に移動が可能になるものです。

後ほど解説いたしますが、ドラえもんに出てくるどこでもドアが一番イメージに近く、人々が理想とする移動空間なのかもしれませんね。

 

SF作家であるカールセーガンが相談した、アメリカの理論物理学者のキップソーン曰く、入り口から出口まで瞬時に移動が可能なのがワームホールだそうです。

ワームホールを移動している間は、時間の経過はなく一瞬でどんな距離であっても移動が可能とのこと。

 

ワームホールを実際に見た人はいませんが、理論上は実在できると言われています。

タイムトラベルが可能ともいわれているワームホールは、多くの人の興味を引き付ける存在となっています。

 

ワームホール・ブラックホール・ホワイトホールの違いは?

ワームホール・ブラックホール・ホワイトホールにはそれぞれ役割が違います。

  • ブラックホール…宇宙空間で物質を吸い込む
  • ホワイトホール…宇宙空間で物質を吐き出す

ブラックホールのイメージ

あくまで諸説あるうちの1説ですが、入り口と出口の役割をしているのがブラックホールとホワイトホールです。

ワームホールは、時空を高速で移動できる空間でしたよね。

つまり、ブラックホールもホワイトホールもワームホールの一種と解釈できます。

そして、ブラックホールが入り口でホワイトホールが出口という研究は、インディアナ大学の物理学者ニコデム・ポプラうスキー氏が提唱したものです。

 

従来の考え方では、ブラックホールに吸い込まれた物質は破壊されていると考えられていました。

しかし、今回の入り口と出口の考え方で行くと、物質は高速移動していると考えられます。

ブラックホール・ホワイトホール・ワームホールは、それぞれ役割が違います。

異なる役割のそれぞれの空間があることで、さまざまな説が生まれ、多くの人を魅了しているのです。

 

ワームホールを使えばタイムトラベルが可能?

理論上、ワームホールを使えばタイムトラベルは可能です。

ワームホールが実在しているかはさておき、宇宙空間の入り口と出口を繋いであげればタイムトラベルができるとの説は多いです。

 

まず、未来へのタイムトラベルは相対性理論で説明がつきます。

特殊相対性理論と一般相対性理論の総称である。物理史的には、古典論に分類される物理の分野としては、最後の「大物」であった。量子力学と並び、いわゆる現代物理学の基本的な理論である。

特殊論・一般論ともアルベルト・アインシュタインにより記述された。

引用:Wikipedia

相対性理論では、物体が動くと周りの時間の流れが遅くなると解説しています。

歪んだ時計

そのため、光の速さでワームホールの中を移動出来れば、未来へ移動できるというわけです。

 

しかし、過去に移動するとなると少し実現が難しくなりそうです。

2つのワームホールがあると仮定して、Aのワームホールが光の速さでBに近づいたとき、Aの時間の進みが遅くなりますよね。

するとBのワームホールよりもAのワームホールの時間が少しだけ過去になります。

 

ここまでを前提として、Bを出発した後にたまたま通りかがったAのワームホールに入るという偶然が発生しなければ過去へはいけません。

しかもAとBの時間差は1~2年程度なので、SF作品で見るような主人公の幼少期に行くレベルのタイムスリップは難しいでしょう。

 

未来へのタイムトラベルよりも過去へのタイムトラベルの方が難しいと説いている人が多いです。

つまり、ワームホールを使ったタイムトラベルは理論上は可能ですが、実現にはかなりハードルが高いと言えますね。

 

ワームホールについてNASAの見解は?

2012年にNASAが公式サイトで「ワームホールのようなものが存在する」と認めています。

どんな科学的なエビデンスがあるのかは定かではありませんが、2014年には磁気観測衛星を打ち上げる計画があったくらいですから、ワームホールが存在する可能性は高いと言えます。

同じ時期に、NASAがXポイントと呼んでいるポータルを発見したことも公式サイトに載せられています。

 

実際にどこまでNASAの研究が進んでいるのかは明らかにされていませんが、アイオワ大学のジャック・スカダー教授はワームホールは実在すると言っています。

といっても、多くの人がイメージする人が通れるサイズのワームホールはまだまだ実在するとはいえません。

多くのワームホールは、とても小さな穴で現れては消えてしまうほど繊細なものです。

NASAが公式見解で「ワームホールはある」といっているのは、この小さなワームホールのこと。

もっと研究が進めば、多くの人がイメージする大きなワームホールが見つかるのかもしれませんね。

 

ワームホールとワープの違いは?

ワームホールとワープの違いは、移動対象が動くか、空間が動くかの違いです。

目覚まし時計

実現できているわけではないので、まだまだ空想の世界の話でしかありませんが、作品によって扱いが変わっている印象です。

  • ワープ…空間を折りたたんで目的地を近づける
  • ワームホール…行先の地点と現在地の間に空間を作り、自分がその間を移動する

 

行う行為自体は同じですが、移動方法に違いがある印象です。

SF作品では、人が単独で移動する場合はワープ、宇宙船などで移動する場合にはワームホールを使っています。

もちろん諸説あるので、こちらはあくまでひとつの説として認識しておいてください。

 

ワープとワームホールは、移動手段が違うと認識できます。

一瞬で目的地に着くワープと、すこしだけ移動時間がかかるワームホール。

どちらも現実にあれば体験してみたいものですね。

 

ワームホールを使えばどこでもドアが再現可能な理由

ワームホールを使えば、地点から地点を移動できるので、どこでもドアが再現できます。

どこでもドア

先ほども解説したブラックホールが入り口、ホワイトホールが出口、と考えた場合、その間をワームホールで繋げればどこでもドアが完成します。

 

ただ、このどこでもドアには数々の難点があります。

  • 行先は指定できない
  • ワームホール内の重力に人間が耐えられない
  • ブラックホールには寿命がある

つまり、人工的に再現できたとしても、実用するには現実的ではないということです。

人が通れるサイズのワームホールの再現はできませんが、理論上「どこに出るかわからないどこでもドア」なら作れなくもないというところでしょうか。

 

ワームホールを使ってどこでもドアが再現できるというのは、あくまで理論上は可能ということです。

入り口となるブラックホール、出口となるホワイトホールを別のワームホールで繋げられれば、どこでもドアが完成するはずだと考えられています。

 

ワームホールの作り方をご紹介します

ワームホールの話になると、たびたび出てくるのが「ワームホールの作り方」です。

理論上ワームホールを作ることは可能とされています。

ただ、実際に作ったことがあるのかといわれれば、見た人はいないというのが正解です。

 

今回ご紹介するのは、あくまで理論上のワームホールの作り方です。

  1. ワームホールの入り口と出口を塞ぐ
  2. 宇宙ひもを用意する

トンデモ話に聞こえてしまうかもしれませんが、現時点で提唱されているのはこのシンプルな方法です。

ワームホールを作ってみたいと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

ワームホールの入り口と出口をつなぐ

ワームホールで空間移動を行うためには、入り口と出口を繋ぐ必要があります。

実際にワームホールを作るには、2つのブラックホールを使って入り口と出口を作ります。

作った入り口と出口を繋げられれば、理論上ワームホールは完成するはずです。

高速移動のイメージ

ただ、ここで難点となるのが「ワームホールはとても壊れやすい」ということ。

一説によれば、ワームホールは光子1個通っただけでも崩壊してしまうくらい繊細なものなのだそう。

その繊細なワームホールを安定させるために使うのが宇宙ひもです。

宇宙ひもに関しては、次の項目で解説します。

 

ワームホールを作る際に重要なのは、ブラックホールを合体させないことです。

そのためにも宇宙ひもを使うので、2本の宇宙ひもが必要ということになりますね。

入り口と出口に宇宙ひもの端を入れると、綱引きのような状態となり、ブラックホールが合体するのを防げます。

しかしブラックホール同士を繋げても入り口同士なので、出られないですよね。

 

そのため、ブラックホールに荷電させて特異点をひずませる方法を使います。

そうすることで、入り口と出口ができると考えられます。

入り口と出口が保たれれば、あとはもう1本の宇宙ひもを使ってワームホールを安定させると完成です。

理論上はこれで完成できますが、まだまだ実用には程遠いのが現状です。

では、その宇宙ひもがどのようなものなのかを解説していきます。

 

ワームホールに必要なのは宇宙ひも

ワームホールを作るのに欠かせないのが宇宙ひもです。

宇宙ひもとは、時空にある欠陥のこと。

宇宙ひものイメージ

もちろん実際に欠陥があるというわけではないかもしれませんが、理論上は欠陥があるとされていて、水が凍りになる際にできる亀裂のようなものだそうです。

ものすごい細い幅で、途方もない長さを誇っているのが宇宙ひもです。

この宇宙ひもは、輪によって閉じ込められると、小刻みに振動します。

強めに振動が起きれば、ワームホールの波動と合うことで、ワームホールを安定させるといわれています。

 

つまり、ワームホールを作るためには、宇宙ひもが欠かせない存在なのです。

宇宙ひもが科学的にどのようなものなのかは、実証されていない部分が多くあります。

しかし、もしこの宇宙ひもが現実に証明されれば、ワームホールの作成に一歩近づけられます。

宇宙ひもと呼ばれる時空のゆがみをうまく使うのが、ワームホールを作る秘訣です。

 

ワームホールはパラレルワールドと繋がってる?スピリチュアル的な意味とは

スピリチュアル的な話をすると、ワームホールはパラレルワールドや異次元と繋がっていると考えられています。

ワームホールはいつどこに現れるかわかっていませんよね。

宇宙の中だけの話かもしれませんし、現実世界にふいに現れるものかもわかりません。

タイムトラベルのイメージ

そんな未知の存在で、もしかしたらタイムトラベルやワープを可能にすると言われているワームホール。

スピリチュアル的な考えをご紹介すると、あなたが大災害や有事などの緊急事態に巻き込まれた際、ワームホールを使ってでも救い上げられる可能性があります。

高次元の存在(宇宙のエネルギー)は、人間一人一人をじっくりと観察しています。

そして、誰を救うのが正解なのかをしっかりと見極めているのです。

 

あなたがもし突然「ワームホール」という言葉が気になったのであれば、それは高次元からのメッセージかもしれません。

もちろんこれはスピリチュアル的な見解なので、信じるか信じないかはあなた次第です。

ですが、ワームホール=高次元からのメッセージと考えれるとあなた自身を高めるきっかけになりますよね。

 

スピリチュアルな考えでは、ワームホールはとても深い意味がある言葉です。

繋がっている先がパラレルワールドなのか、異次元なのかは誰にもわかりません。

行先がわからないので、飛び込んだあとどうなるのかも不明です。

もし、ワームホールに触れたくなったら、スピリチュアルなお告げが来たのかもしれませんね。

 

【まとめ】ワームホールは実在する!宇宙の力で不思議体験ができるかも?

ワームホールは、NASAも認めているように確かに実在します。

しかし、宇宙空間の話なので実際に見た人は誰もいません。

そのため実証することはできませんが、理論上はワームホールを作ることも可能とされています。

 

またスピリチュアルの世界では、宇宙の存在=高次元の存在という捉え方をしています。

そのため、突然「ワームホール」という言葉が下りてきたのであれば、それはあなたが高次元からのメッセージを通して、不思議な体験をする前触れなのかもしれません。

もしそうなのであれば、高次元からのメッセージを受け取り、緊急事態に救い上げてもらえるように、あなた自身の波動を高めておくのがおすすめです。

 

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さまざまな可能性を秘めたワームホールをぜひ深く知ってみてくださいね。

 

この記事の監修者

西澤さんプロフィール西澤裕倖
潜在意識に存在する【メンタルブロックを取り除くこと】を専門とする心理セラピスト。自身で発見した心のブロックの外し方を体系化して伝えている…プロフィール詳細はこちら

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