大天使ミカエルと並んで人気のある、大天使ラファエル。
なぜ人気があるのかというと、
人からストレスや悩み、痛みを取り除いてくれる、癒しの象徴だからです。
癒しというと、優しさや愛情のイメージですよね。
人気があるのも頷けます。
今回は、
についてご紹介します。
あなたはそんな大天使ラファエルについて、
この記事を読み終わるころ、他のみんなより数段詳しくなっているはずです。
大天使ラファエルってどんな天使?
ラファエルという名前は、「神は癒された」「天の医者」という意味があります。
別名で「アザリアス」「イスラフェル」「ラビエル」とも言われます。
大天使ラファエルは、地球そのものや地球に住むあらゆる生命の治療を司る大天使です。
いわば天使界のヒーラーです。
人間や動物が、肉体的にも精神的にも痛みや傷を抱えた時、
大天使ラファエルを呼ぶと、その場には安らぎに満ちた空気が流れ、
ストレスと不安を和らげてくれます。
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ラファエルは、トラウマやカルマも癒してくれ、魂を安らぎと調和の世界へ導きます。
また、スピリチュアルな面で奉仕に携わるセラピストやヒーラー、
医療面で奉仕に携わる医師、看護師、介護士など、
癒しを行う人や愛をもたらす人へのサポートもし、
元々持っているヒーリング能力を目覚めさせてくれます。
医者の鏡?キリスト教におけるラファエル
大天使ラファエルに関するエピソードは、
旧約聖書外典『トビト書』に記されています。
紀元前8世紀・アッシリア時代、信仰の厚いユダヤ人のトビトは
妻アンナ・息子トビアスと共に暮らしていましたが、晩年失明してしまいます。
自分の死が間近に迫っていることを悟ったトビトは、
人に貸しているお金を返してもらうために
息子トビアスに旅をするよう言いつけます。
その旅には、神によって遣わされた大天使ラファエルが
人間の姿となって同行します。
(息子トビアスは、人間のような姿のラファエルが
大天使だとは気づいていません)。
大天使ラファエルは、旅の途中でトビアスに、
父トビトの失明が治る膏薬を魚の内臓から作る方法を教えました。
そして旅の最後までずっと息子トビアスを守り続けました。
旅から帰るとトビアスは教えられた通り膏薬を作り、
トビトの視力を回復させることが出来ました。
また聖書外典のひとつ『ソロモンの遺訓』では、
大天使ラファエルがソロモン王に、
六芒星(三角形が上下で重なっている図形)が刻み込まれた指輪を与え、
悪魔を屈服させ、神殿を築くことが出来たと言われています。
大天使ラファエルの力
ラファエルは、トビトの視力を回復をさせたことから、
人間のサード・アイを開いてくれるサポートもしてくれるようになりました。
サード・アイとは第6感、直感力のことですが、
直感は物事に対して感じる、初めの2秒ほどの何気ない感じのことだと言います。
物事を決めるときに頭であれこれ悩んで考えるより、
直感に従った方がうまくいくというのは、
人間のサード・アイが働いていることにほかなりません。
目を回復させた大天使ラファエルは、
人々がサード・アイを通して人生の道をはっきり見い出せるよう、
洞察力を深める力、明晰に判断するための力を与えてくれます。
人生の問題や壁に突き当たった時、
俯瞰して高い視点から全体像を見られるようサポートし、
真実を知る手助けをしてくれるのです。
大天使ラファエルは、スピリチュアル面や精神的な面での癒しだけではなく、
物質的な医療行為に関しても癒しの力を授けてくれる大天使です。
怪我や手術で医療が行われるとき、
大天使ラファエルがそばにいて守護してくれています。
また、大天使ラファエルの力は、
旅から転じて場所の浄化・低次元のエネルギー除去にも発揮されます。
ですので交通手段や宿泊、荷物の管理など、旅がスムーズに運ぶように取り計らい、
物質的な意味での旅の守護者となる一方で、
精神的な自分の内なる真実を探求する旅もサポートもしてくれます。
大天使ラファエルの光の色はエメラルドグリーン
大天使はそれぞれ光の色を放っています。
ラファエルのエンジェルカラーは、エメラルドグリーンです。
緑色は日本では自然や樹木を連想させ、
病院のカーテンなどに使われたり、
実際に遠くの緑を見ることで目の疲れが取れることから
癒しの色として定着していますよね。
また、大天使ラファエルの癒しのエネルギーと同じ波長を持っているパワーストーンは、
「エメラルド」、「マラカイト」です。
エメラルドやマラカイトの天然石を持つことで、
心身を健康な状態に持っていってくれます。
最近はお守りとして、天然石のブレスレッドをつけている人を多く見かけます。
ブレスレットで抵抗がある人は、
風水やパワーストーンのお店で石を一粒手に入れ、
バッグやポケットに忍ばせておくのもいいかもしれません。
大天使ラファエルを身近に感じられる場所
ミカエル、ガブリエルと比べると、
ラファエルを祀られている教会や修道院は少なく、
アメリカではアイオワ州ドブクェに聖ラファエル司教座聖堂がある程度です。
また、キリスト教文化圏ではしばしば地名や都市名に
聖人の名前が付けられた土地がありますが、
ラファエルのついた地名はそれほど多くありません。
フランスおよびカナダのケベック州にはサン・ラファエルがあり、
ボリビア、アルゼンチン、コロンビア、チリ、
ペルー、メキシコなどのラテンアメリカ諸国にもサン・ラファエルスという地名があるのみです。
アメリカではもともとメキシコ領だった名残で、
カリフォルニア州にサンラファエルズという地名が残っています。
近くにサン・ラファエル山脈や特定の季節のみ
あらわれるサン・ラファエル川などがあります。
まとめ
旅をするとき、人生に迷ったとき、心身が傷ついているときには
大天使ラファエルを心の中で呼んでみると
良い方向に導き、守護してくれるのですね。
緑色のものが気になったら、大天使ラファエルの守護を必要としているサインかもしれません。
続いて >>人気No1!イケメン大天使ミカエルの素顔を根掘り葉掘り解説
参考:Wikipedia 他
未知リッチ
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